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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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モンタギューおじさんの怖い話

モンタギューおじさんの怖い話/クリス・プリーストリー(訳者/三辺律子)
「ききたいかね、エドガー?」
「……もちろんです」
「すこし怖いかもしれんぞ」
「……だいじょうぶです」ぼくは強がって言った。
「よかろう」モンタギューおじさんはじっと炎を見つめた。
「始めるとするか……」

エドガー少年は怖い話が聞きたくて、森はずれに住むおじさんの屋敷に通っていた。
開かずのドア、悪魔の刻印、砂漠をさまよう精霊など書斎を埋めつくす小物にまつわる怖い話。


図書館で借りてきました。
初めて読む作家さんです。


【森をぬけて】
【ノボルノ、ヤメロ】
【元ドア】
【ベンチ飾り】
【ささげもの】
【剪定】
【額ぶち】
【精霊(ジン)】
【毛布箱】
【道】
【おじさんの物語】

が収録されています。
連作短編風味。
基本的に、エドガー少年がモンタギューおじさんの話を聞くという体をとっています。
【森をぬけて】はエドガーが、おじさんの家へ向かう様子が描かれているのでちょっと違いますが。


なんというか、あまり怖いとは思えませんでした。
怖いというより不気味といった方がいい感じでした。
そして物語のほとんどに救いがないので、そういうのがダメな人にはおすすめ出来ません。

児童書とするのはちょっとどうなのかな?と思いながら読んでいました。
子どもであるがゆえのちょっとした無茶、好奇心なんかが身を滅ぼすわけです。
ですが、登場する少年少女たちのほとんどがそこまで悪い子じゃなかっただろうに……と思ってしまうんですね。
もうちょっと救いがあれば印象が違ったのかなぁ、と思います。

図書館にこの作者さんの作品がもう1冊あったんですよね。
そちらも○○の怖い話だったのでシリーズなのかな?
今度借りてこようかな、と思います。

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お休み

すみません。
今日の感想はお休みします。

今週後半、色々あってものすごく生活リズムが崩れていたんです。
でも仕事は普通に9時5時だし、睡眠時間が確保できていなかったんですね。

で、今日の午前中でようやく仕事が終わって。
頑張って本を読もうとしてたんですが、睡魔に負けてしまいました。

気づいたら夕方でしたね(笑)

明日は何かしら紹介したいと思います。
多分、読みかけの図書館で借りた本になるかと思いますが、いい加減ST化合も読みたいんですよね。

余裕があったらそっちも連休中に読んでしまいたいですが、難しいかな?

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よろず占い処 陰陽屋猫たたり

よろず占い処 陰陽屋猫たたり/天野頌子
傷心の妖狐高校生、沢崎瞬太の夏休みは今年も補習とともに始まった。まったくやる気の出ないなか、陰陽屋に持ち込まれたのはアラフォー女子の恋愛相談。
冷たい対応の店主安倍祥明に対して、やけに相談者に感情移入する瞬太だがその理由は……?
また、行方をくらましていたバーテンダー葛城が帰ってきた。
頼まれていた人捜しにも進展があり、化けギツネの仲間にぐっと近づいた瞬太たちなのだった。
すっかりおなじみになった珍妙コンビの人気シリーズ第七弾!


ちょっと前に購入した1冊なんですが、ようやく読めました。
いやー読み始めれば実際そんなにかからず読める本なんですが、読み始めるまでが長いんですよねー。


【第1話 崖っぷちの恋占い】
【第2話 とある陰陽師の憂鬱】
【第3話 秘密の雷公さま】
【第4話 天下無敵の暴走ファミリー】

が収録されています。
今回はあらすじにもある通り、恋も仲間探しも少し進展しています。

前巻は瞬太がポロっと三井さんに告白しちゃったというあまりにも気になる終わり方してたんですが、今巻はその続きから。
やはりというかなんというか。三井さんの中で瞬太の存在はいいお友達でしかなかった訳です。
そして彼女の本命は祥明であった、と。
三井にも祥明にも何も言えない瞬太はグルグルしてしまって一人悩み、落第がかかっているのに補習にも身が入らないわけですね。

瞬太のやる気とかそういうどうしようもない部分はともかく、瞬太は本当に周りの人にめぐまれているなぁ、と。
だって、瞬太のために皆が協力して修学旅行の行き先を決めをしたり、面倒をみてやったりといろいろすごい。

修学旅行先がハワイに決まり、三井の水着姿が見たい!とやる気を出した瞬太ですが、やっぱり高校生男子ってことなんでしょうね(笑)


しばらく前から、謎だった葛城さんと月村颯子の正体が明らかになっています。
やはり予想通り葛城さんは化けギツネ。月村さんにいたってはキツネたちの女王みたいな存在なんだとか。
そして、葛城さんが月村さんを探すのは不審な死を遂げた兄の身に何が起きたのか知るため、ってことらしいです。

うーん、なんだかきな臭くなってきました。

正直、タイトルの猫たたりはほぼ関係ないような内容でした(笑)
ですが、いろいろと物語は進展したともいえるのでこのまま加速していってほしいです。

現在高2冬まで時間軸は進みました。
瞬太の卒業までやってシリーズ完結になるかと思っているんですが、どうかな?


瞬太の周りには三井さん以外にも女の子が大勢いて、フラグ立ってる?って感じなんですが、瞬太はどこまでもまっすぐに三井さんを思っています。
彼女の恋が報われるとは思えないのですが、けじめとして告白しそうな雰囲気ですね。
恋が破れたあとでいいので瞬太のこと考えてほしいものです。

次巻の発売については未定のようで特に記載はありませんね。
買い逃さないように気を付けないと。

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