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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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それでも世界は美しい 7

それでも世界は美しい 7/椎名橙
ルナの婚約をめぐり、湖の王国は大騒ぎ!
大事な友人のため、ニケは男装で婚約破談の計画に協力することに。
怪しいヒゲの婚約相手・フォルティス公を陥れようと無人島に誘い出して…!?
小さな少女の心が惑う、湖の王国編。



現在アニメ放送中の作品の最新刊です。
放送日の関係でまだ1話しか見れてませんが、オリジナル色が強くてびっくりしました。


【第32話 踊る宮廷】
【第33話 湖畔にて】
【第34話 呉越同舟】
【第35話 高歌放吟】
【第36話 カナリスとして】
【第37話 My eyes on you】

が収録されています。
今回はおまけの現代パロはなしです。あえていうなら、36話の扉絵がそれかな。

前巻に引き続き、湖の王国編です。

リビとルナが表紙なんですが、正直ニケとリビが隣り合っているより自然ですよね。
うーん、やっぱり年齢差って大きいなぁ。
まあ、それ以上にフォルティス公とルナには年齢差があるわけですが。

図らずも無人島漂流生活が実現してしまいます。
フォルティス公は、カナリス=女性であることがわかった上でルナの芝居にのってあげていたようです。

無人島での一幕はリビの役立たずっぷりが明かされてますが、まあそれは仕方ないと思うんですよ。
リビの過去の境遇はあまりいいものではありません。ですが、腐っても王宮内の出来事です。
食事は用意されるものであり、サバイバルとは縁遠い生活をしていたでしょうからね。
そういう意味ではニケが本当にたくましい(笑)

そして、ニケのために危険なところまで薬草を取りにいったルナは本当にかっこいい。
怖くて怖くて泣いてしまいたいほどなのに、フォルティス公の前では絶対泣かないってのもすごいなぁ、と。
王女としての矜持であり、敵に弱みを見せないってことなんでしょうが、これはニケにはないものです。
こういう強さは本当にかっこいい。


フォルティス公の従者・リウによると、フォルティス公につきまとう噂の真相は全然違うものだったし、何かしら目的があって湖の王国に関わってきたことは確かなよう。
でもそれが終わればルナとの婚約は元々解消する予定であった、と。
だから、今回のルナが起こした騒動は無駄骨になるところだったよう。

フォルティス公の計画だけを見れば、今回ニケたちが計画に加担したの正直無駄だったってことになってしまいます。
ですが今回はすべてが無駄で終わるわけではなさそう。
この無人島漂流生活がなければ、ルナがフォルティス公を毛嫌いしたままですから、歩み寄るだとか、別の感情が芽生えるといったことはなかったでしょうから。

というか、ニールとリウのカードバトルのシーンは必要だったのか(笑)
無駄に引き分けてますけど、合計300戦はやりすぎだと思うんですが。


ちょっと気になったんですが、フォルティス公の中でのアメフラシの認識が「霧の少々思いようなもの」というものだったんです。
つまりは雨を見たことがない、と取るのが自然です。
砂の皇国の人々が雨に対しての知識がないのはともかく、他の国(あるいは地域)ではどうなっているのかな、と。
フォルティス公は自治領の領主で海の男なわけです。
で、天候が荒れる云々って話はあるので、自然の雨が降らないのなら、荒れるってどういう天気を指すのかな?って気になりました。
閑話休題。


フォルティス公の計画については次巻に持越しです。
こういう収録の仕方するから続き買っちゃうんだよなぁ……。
次巻は、今年の秋発売です。

拍手[5回]

3冊

それでも世界は美しい 7/椎名橙
ローゼンメイデン 10/PEACH-PIT
絶対可憐チルドレン 38/椎名高志

3冊購入してきました。

ローゼンはこれで完結ですね。
正直、前巻の内容を忘れてるので一気読みしたいです。

「それでも世界は美しい」はぶっちゃけ、買うか買うまいか悩んでいたんです。
というのも、ここまで買っておいてなんなんですが実はあまり好みの作品じゃないんですね。
いつも単行本の収録がうまく気になるところで切られてしまうから気になって買ってましたが。

ですが、現在このブログへの流入検索ワードの8割はそれでも世界は美しい関連です。
「それでも世界は美しい ネタバレ」とかで検索すると1ページ目で引っかかるので必然的にアクセス数が増えているようです。
ネタバレ以外だと原作話数や巻数で検索されてるんで一概にはアニメの影響とはいえないんですが、しばらくは感想書いておいた方が無難かなーってなりました(笑)
まあ続きが気になることには変わりないんで。

絶チルは新刊コーナーに限定版しかなくて一瞬焦りました。
正直、サンデーの限定版って私にはあまり魅力的だと思えるものがないんですよねー。
通常版は既刊の方に並んでいたのでそっちを購入してきました。


「それでも世界は美しい」は近いうちに読んで紹介したいと思います。

拍手[1回]

人狼ゲーム 人事の悪夢

人狼ゲーム  人事の悪夢/鈴木教久
あぶりだされる人間の本性
「多数決の本質とは何か」
「ヒエラルキーとは何か」
「消去法の落とし穴とは何か」

150万ダウンロード! 『人狼ゲーム』No.1アプリ
公式ノベル化

これは「人狼ゲーム」か、それとも「パワーゲーム」か。
「社長の座」をかけて、8人が繰り広げる究極の心理戦


ブクログの献本企画に当選していただいた1冊です。
まさか当たると思っていなかったのでびっくりしました。


物語としては、とある企業の従業員たちが社長の遺言に従って「人狼ゲーム」をして新たな社長を決めることになります。
主人公であるシステムエンジニアの一ノ瀬は、もともとこの会社を辞める予定だったこともあり、あまり熱意をもってゲームに挑んではいませんでした。
が、無礼講のゲームの途中でいけ好かない専務・城殿への怒りがわき、城殿に一泡吹かせんとする、というストーリー。

私自身は『人狼ゲーム』のプレイ経験はありません。
せいぜいがリプレイ動画や小説を読んだことがある、といった程度なので簡単なルール等は知っていました。


最初に、登場人物の紹介がイラスト付きであって、そのあと人狼ゲームのルールが説明されています。
作中でも説明されていますが、まあこういうのは一覧になっていた方がわかりやすいですからね。

その時点で私の知っている人狼ゲームと役職の名称が違っていたりして「あれ?」と。
まあ、村人→市民、狩人→騎士、狂人→多重人格、処刑→追放などなど。
まあ、ぱっと見でわかる程度の誤差なので問題はなしです。

あと、最初気づかずスルーしてしまったのですが、この本だと1日目昼から討論→追放してるんです。
リプレイだとだいたい2日目朝からゲームが始まるイメージだったのでちょっと驚いてしまいました。


人狼ゲームの入門としてはわかりやすいと思います。
1時間半もかからずにさらっと読み終われますし、オチとしてもなかなかにすっきりしますし。

が、いわゆる身内村な上、無礼講でそれぞれの思っていたことをぶちまけるという内容なので、単純にゲームを楽しむという意味ではちょっと微妙な気もします。
でも小説として読むならそれぞれの過去のエピソードが語られるのは合間合間のドラマパートは必要でしょうね。

あと、ゲームプレイヤーが8人なので役職が本当に最低限なんですね。
人狼1、多重人格1人VS市民4人、占い師1人、騎士1人というもの。
もっと大人数のプレイも読んでみたいなと思いました。
狐や共有者、猫又あたりまでなら小説でもいけると思うんですよね。さすがに恋人陣営まで出たらややこしすぎて小説だと難しい気もしますが。

自分自身でこの本を購入して読むってことは絶対なかったでしょうから、ブクログの企画に当選してよかったと思います。

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