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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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2冊

暗殺教室 6/松井優征
ももも怪レストラン 2/ヤマダ

2冊購入してきました。

ももも怪って先月末に発売してたんですね。
30日行ったとき並んでたかなぁ。気づかなかったです。

暗殺教室もそろそろ紹介したいんですけど、その前にネウロを紹介しきってしまいたいんですよね。
でもネウロまだ紹介してないの10冊近くあるんじゃないかなー。
シックスが登場したあたりまでしか紹介した記憶ないんですが、新しい血族編って結構長いですよね。
うーん、どうしよう。

とりあえず、ももも怪は明日読んで紹介してしまおうと思います。

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なぜ猫は旅をするのか?

なぜ猫は旅をするのか?/永嶋恵美
町を歩けば猫と事件が待っている――性格は正反対、でもぴったりの二人が出逢うミステリー!
交通事故、記憶喪失、横には夏海――
ワケあって謎解きをしています。

人情と猫で知られる町の大学病院。医師の鳥羽裕太は事務の石倉夏海と、名誉の負傷がきっかけで親しくなった。車にひかれそうになった子どもを助けて事故にあったのだが、それが夏海の甥だった。
事故の衝撃で失われた記憶を求め、裕太は夏海に引っ張られる形で、いっしょに手掛かりを探し始める。ところが、どうも夏海は「人」と「事件(騒ぎ?)」を呼び寄せる天才のようで……

恋はゆっくり。謎はすっきり。
チャキチャキッと明るい連作ミステリー!


図書館で借りてきました。
表紙がとても可愛らしいです。


【第1話 月曜日のヒーロー】
【第2話 極秘任務は火曜日に】
【第3話 油断できない水曜日】
【第4話 雨の日と木曜日は】
【第5話 花咲く金曜日】
【第6話 ウィークエンドはお祭り騒ぎ!】

が収録されています。
あらすじにあるとおり、男の子を車から助けたら自分が強く頭を打ってしまい、事故前後の記憶を失ってしまったお医者さん・裕ちゃん先生こと鳥羽(とりば)裕太。
その事故がきっかけで男の子の叔母であり、勤務先の大学病院の事務員・夏海と仲良くなって、日常のちょっとした謎を解決していく話。

さらに事故の後遺症で高次脳機能障害なる「集中力が続かない」「注意力散漫」という症状が出ているんだとか。
精神科医ってこともあり、職場でいろいろ融通がきき、さらには周囲の理解があって生活に支障を来たすことなく暮らしている裕ちゃん先生は恵まれているなぁと思って読んでいました。
作中でも「外科医ならそうはいかなかった」と触れられていましたが、普通、そういう障害が残ってしまえば会社を首になってもおかしくないですよね。


タイトルがタイトルなので、猫が何かしら絡むミステリーなんだろうな、と思って借りてきたんですが、思ったより猫成分は少なめ。
ちょこちょこ登場はしているんですが、裕ちゃん先生がアレルギー持ちってこともあり、猫が登場しても見てるだけだったりするんですね。
ミステリー要素も「これってミステリー?」ってレベルです。
コージーミステリーは嫌いじゃないけど、謎が謎というほど難しいものじゃないのが残念でした。
だから、あらすじが「事件(騒ぎ?)」になっているんですね。納得。


ただ、タイトルにもなっている「猫が旅をする」って考え方はいいなぁと思いました。
私自身猫を飼ったことがあるわけじゃないんですけど、猫は死期が近づくと姿を消すというじゃないですか。
飼い主からするとそれはとても悲しいと思うんですよ。だから、それが死ぬための行動ではなく、楽しむために旅をしていると考えるとちょっと救われますよね。


多分、1時間半とかそれくらいで読み終わりました。
明るくほんわかしていてさらっと読めるそんな話でした。

読む前は可愛らしい表紙だな、と思っただけだったんですが、読み終わって改めて細かなところまで見ていくと、作中に登場したものがたくさん散りばめられているんですね。
こういう細かいところもこだわっているのはいいですよね。


最後に失っていた事故当時の話を取り戻して、物語としては一応完結しています。
裕ちゃん先生と夏海とハルくん(事故のとき助けられた夏海の甥っ子)の3人で過ごす様はまた見たいなとは思いました。
シリーズとして続編が出て図書館で購入したら読んでもいいかな、って感じです。

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怪物王女 10

怪物王女 10/光永康則
血の深淵を覗け。
怪物と呼ばれる異形の者たち。
その全てを統べる王族。
王族の一員である姫は、新たな王を決める戦いの渦中にいる。
姫の血により不死身を得ることになった少年ヒロ。
ヒロは王族を巡る戦いに巻き込まれ、怪物の世界、王族の秘密、そして王位継承権争いの謎を知っていく。
しかし、その思念を計りきることはまだできない。


小説を読もうと思って、はじめ数ページしか読まずに睡魔に負けました。
帯によるとドラマCDつきの限定版もあったようですが、私が持っているのは通常版です。


【第43話 墓場王女】
【第44話 屍王女】
【第45話 招来王女】
【第46話 錯綜王女】
【第47話 廃屋王女】

が収録されています。
9巻で各話タイトルの王女の前が3文字のものが登場して、初だなーと思っていたら、今度は1文字のものが登場してます。
こういう縛りって一回崩すのとなし崩しだからなぁ。


【墓場王女】から【錯綜王女】までは一続きの話です。
ブッチーの説明から始まるんで、ブッチーとシャーウッド姫のいつものシリーズになるのかと思ったのですが、今回はそうならずブッチーは即退場しています。

ブッチーの仕入れてきた話は閉鎖中の墓地で死体が闊歩しているというもの。
その死体の中には笹泣病院の元院長の姿があったと。

院長は吸血鬼に支配されていてヒロを捕らえようとした過去があり、そのときに姫に倒されていたはずなんですよね。
それを知り、皆は調査に出かけます。

そこには「トライオキシン」なる秘薬で死体が動いていました。
姫たちはそれを止めるために動き出します。

正直、日本の墓地事情を鑑みるに、土葬しているとは思えないんですけどその辺どうなってるんでしょう。
火葬しているのに、ボコボコ墓の下から出てくる方が怖いな……。


「トライオキシン」を開発したのは蝿男。
墓場を提供したのは吸血鬼のツェペリ。
つまり黒幕はシルヴィアだったということ。

シルヴィアがなぜ死者蘇生に手を出したかというと、それは「過去の戦いで敗者となった王族を復活させる」ため。

何でも過去の戦いで死亡した成人前の王族の死体が保管されていたとかで、シルヴィアはそれを利用したよう。

今回新たな王族が登場しています。多分これ以上は増えないとおもうんだけどどうだったかな?
デュケーンは1番上の兄で、リザが探し続けていた兄・ロボの仇でした。
ロボの死体は笹鳴霊園に安置されていたらしく、今回の騒動で復活した死体の1体だったんです。
ロボの眠りが妨げられていたのはけしていいこととは言えないんでしょうが、仇が判明したことだけはよかったのかな。

死んだはずの王族が姫たちを襲ってくるわけですが、その正体はなんとサリエリ。
サリエリは今回の戦いにおける初の脱落者だったはず。博士の実験でヒロが過去にいったときの話で死んだ王族ですね。
今回登場した姿がちょっと哀れだなと思いました。


シルヴィアが王族を復活させてまでしたかったことはたった1つ。
それは「デュケーンの正体」でした。

噂レベルの話らしいんですが、「王者たるに相応しい勝者が現れるまで王族は闘い続けなければいけない」らしいです。

つまり、デュケーンは過去の戦いで生き残ったものの何らかの理由があって王にはならなかった。
そのため、今回の戦いに長兄として参戦しているってことらしいです。

その後シルヴィアが「前回の戦いの生き残り」だという老人を殺していることを思うと、王族における「成人」というのは肉体的な成人とは別物ってことのようですね。
うーん、随分ややこしくなってきた気がします。
正直この辺から流し読みし始めていたので改めて読むと結構考えさせられます……。


【廃屋王女】だけ独立した話です。
現在のヒロと9年後の未来に飛ばされた姫が携帯を通じて繋がる話。

何か問題があって姫だけが未来に飛ばされてしまい、何かに襲われていると。
姫は電話でヒロに武器を隠させることで武器を調達し何かに対抗しているという話。

この作品本当にSFめいた話多いな。
私SF苦手なんですよ。タイムパラドックスとか考えてると訳わかんなくなってくる……。

この話でも脳内グルグルしてました。
未来の姫とのやりとりで現在の姫はクロノトン地雷なるものを回避することが出来たわけです。

そうなると、「9年後に飛ばされた姫が存在する世界」がなかったものになってしまうわけで。
クロノトン地雷を回避した瞬間にそれは未来ではなく、一種のパラレルワールドへと変更されたってことになるのかな。

ヒロの部屋で絶体絶命の姫の前に現れ屋敷外への脱出路。
それはヒロが姫との約束を守るために9年の間に作りあげたってことなんでしょう。
ただその後、未来の姫は敵に戦いを挑み……ってところで本編は終了。
未来の姫が生き残ったのか、それとも敵の手に倒れてしまったのかは作者のみぞ知るってことですね。

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