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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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学園ベビーシッターズ 8

学園ベビーシッターズ 8/時計野はり
ある晩、「かぐや姫」の絵本を虎太郎に読んでやった竜一、かぐや姫が月に帰る結末にしょんぼりした虎太郎は、なぜか自分の好きな物をプレゼントする貢ぎ魔に!? 一方、牛丸さんからデパートでの買い物に誘われた猪又さんは友達とのお出かけ初体験にドキドキ♡ ところが――?


今回の表紙はきりんちゃんと山羊くん根津くんの幼なじみコンビです。
でも、本編には2人は登場してません(笑)


39話44話までと、【巻末おまけ漫画1 山羊くんの日常】【巻末おまけ漫画2 根津くんの日常】が収録されています。
巻末おまけ漫画2本は、表紙の2人が本編に全く登場していないがために「表紙の男の子2人が気になるわと手をとって下さった方がいたら申し訳ないので」ってことで書かれたらしいです。


まずは【39話】はあらすじにもある虎太郎が貢ぎ魔になる話。
かぐや姫の話って最後は月に帰ってしまうわけですが、それを聞いて虎太郎は「自分の好きなものを好きな人にあげたらみんないなくならない」みたいな思考回路になったんですね。
だから、色々と皆にあげまくるんですが、その根底に両親の記憶があって。竜ちゃんまでもがいなくなってしまうことを恐れているんですよね。
行為自体はすごく可愛らしいものなのに、切なくなってしまいました。


次、【40話】
兎田さんが鍵をなくしてしまったことから保育ルームを大捜索。2年くらい前の写真を発見し、猿渡先生と兎田さんが2人で母親教室に参加した過去を思い出す話。
妊婦さんの猿渡先生がえらい可愛い。
これは犬井先輩がほれちゃうのもわからなくもないなぁと見ていて思いました(笑)
というか兎田さんの犀川さん宅予想はあれどこのハンター?www
結局、兎田さんの鍵は抜き忘れていたってだけでした。
鍵をなくしたと疑われていたみどりちゃんは怒っていいよ。


【41話】は牛丸さんと猪又さんが買い物デートする話。
竜ちゃん、狼谷くん、虎太郎、鷹くんも同じデパートに買い物に来ていて偶然合流したりするんですが、初っ端からもう(笑)
新幹線の本を買って!と主張する鷹くんにを一蹴する狼谷くんなんだけど、兄2人は参考書を買いに来たらしいのに手にもってるのは漫画っていうね。もう可愛いな。
というかこの4人めっちゃ親子っぽい。もちろん竜ちゃんは母親です。
正直、猪又さんが真面目で本当に不器用な人なんですよね。あと、他人に頼るってことを知らない人でもあると。
ベビーズや牛丸さんたちと関わることで少しずつ柔らかくなってはきているからこれから先、もう少し楽に生きられるようになるんでしょうね。
というか、女子高生なのに携帯を携帯する習慣がないとか本当に真面目だな!?


【42話】は皆で温泉に行く話。
理事長のお友達が経営する温泉宿に招待されるんですが、「タダより高いものはない」と理事長はめっちゃ警戒してるんですよね。
でみんなで温泉入ってわいわいしてるんですが、なんというか、狸塚先生ったら!ってなりました。
さすがにタオル一枚で来ちゃダメでしょう。竜ちゃんも男子高校生だってこともわかってあげてほしいです(笑)

温泉に招待された理由は野性の猿に困っていて追っ払って欲しかったからってことらしいんですが、狼谷くんそういや野球部でしたね。
すっかり忘れてました。


【43話】は犬井先輩の話。
表紙候補でもあったみたいなんですが「犬井先輩はない」と判断されたようです。いーじゃん犬井先輩でって思った私は少数派なんだろうか……。

犬井先輩は女装した竜ちゃんにひとめぼれしていて、誤解を解こうとしたものの上手くいかなくて余計面倒なことになっていたんです。
今回、ようやく「いのまたさん」=竜ちゃんだってことが明かされる訳ですが、まだ色々危ないなコレ。
正直、顔はまったく変わってませんからね。ふとした瞬間にまたふらっとしそうです。というかもうしてましたね(笑)

うーん、犬井先輩のクラスメイト・猫田さんが明らかに犬井先輩のこと好きなのには気づいてないんだろうなぁ。
猿渡先生、いのまたさんと確かにゆるふわ系が好みっぽい犬井先輩の気をひこうとパーマかけてみたりと頑張っているようなんですが……。
頑張ってほしいです猫田先輩。

「狼に食べられる」ネタ、ベビーズは「狼少年」からの連想で、兎田さんのいう狼は「男は狼なのよ」的なアレで通じてないあたりちょっと笑ってしまいました。


【44話】は傘の話。
おばあさんが2人に傘を買ってくれるんです。竜ちゃんは折りたたみ傘で、虎太郎はパンダの可愛らしい傘。
で、虎太郎はパンダを濡らしたら風引いちゃうから傘がさせない状況になってしまって。
読んでいておじさんのかさを思い出しました。
最終的に雨に濡れる竜ちゃんを助けるために傘を差すわけですからこの兄弟は本当にお互いが大事なんだなと改めて見せ付けられました。


ラストは番外編2編【山羊くんの日常】【根津くんの日常】
前述の通り、本編に登場していないから描かれたこの2編なんですが、根津くんの苦労がしのばれる話です。
うーん、山羊くんがものすごく顔で得してるな、と(笑)
幼児の写真を見て鼻血出すような変態なのに、周りの女の子たちは「根津くん彼女の写真を見てとろけるような笑みを浮かべている」となるらしく。
でも根津くんは山羊くんの行動にどん引いて縁切りたいとまで思っているのに、ほうっておけないんだから優しい人なんですよね。


次巻は来年初春発売予定。3月かな?
七夕の話だったり、双子がはじめてのおつかいしたりするようです。楽しみ。

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映画デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い

映画デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い


えっと、「書籍購入でレンタル1本無料キャンペーン」第9弾くらい?
ウォーゲーム、ディアボロモンのオメガモンが登場しているという話を聞いて、テイマーズ借りてきました。


ストーリーとしてお墓参りの名目で沖縄に行ったタカトが幼なじみのカイと再開し、デジモンに追われていた少女・ミナミと出会い、助けます。
ミナミが追われていた理由。それは爆発的な人気を誇るプログラム・Vペット(イメージとしては当時はやっていたポストペットを想像してくれるとOK)のオリジナルプログラムを持っていたから で……という内容。

オメガモンが初っ端から登場してテンションあがったんですけど、あくまで主役はタカトたちテイマーズの子供たちですからね。
オメガモンは正直、ディアボロモンでも02メンバーを喰い気味だったんで、これくらいの登場じゃないと駄目なんでしょう。


やはり、私の中でウォーゲームの評価が非常に高いので、どうしても超えられない壁が存在してしまうんですよ。
なので物足りなさが残るんですが、単純に単品で見る場合ならそれなりかな?ってレベル。

ただ、データをぐちゃぐちゃにして問題発生させるというのは同じでも、デジモンのリアライズ率が無印や02に比べて多いイメージなので、そういう意味ではこちらの方が危機感がリアルだったかな、と思います。
ピースキーパーの方が危機度は高いんですが、現実味はないですよね(笑)


あと、テイマーズのストーリーをあんまり覚えていないってのも評価が低くなってしまう原因のひとつかもしれません。
無印と02は大好きだったんですが、テイマーズは流し見というか……。
夢中にはなっていなかったってこともあり、設定とかかなり記憶が曖昧なんですよね。
まずギルモン、テリアモン、レナモン、クルモンくらいならともかく進化系の名前が全然わからん(笑)
ガルゴモンがわかったのはこの間、02映画を見たからだし。

あとは、「カードスラッシュ」してロックマンみたいにパートナーデジモンを強化して戦うってのは覚えていたんですが、それくらいだからなぁ。
進化のたびに、クルモンの感情の高まり?みたいのがないと駄目だったことはすっかり忘れていましたし、前半ってリアライズしたデジモンを倒し経験地を上げるみたいな話だったけ?と首を 傾げてしまいました。
後半はクルモンを探してデジタルワールドを友達たちと冒険していたのは覚えているんですが……。

敵の親玉であるメフィスモンってあれ完全体だったんですかね?
最初私究極体かと思ったんで、「完全体3体じゃ勝てないだろ」とか思ってしまったんです。

ですが、これ明らかに夏映画だし、その時点でテレビアニメ本編が究極体まで進化しているとは思えないから完全体なんだろうな。
というか、究極体ってテイマーがデジモンの中に乗るんじゃなかったっけ?
本編最後にそのことを計算にいれていなかったから云々って話があって、それがあったからデジモンたちと別れなきゃいけなかったのは覚えてる。
でも、最後にまた出逢えるフラグがたって終わったんでしたよね、確か。
こうしてみると前半のことって結構忘れてるんですねー。
あとインプモンと樹里ちゃんは次の映画で登場ですか?

終わり方がちょっと呆気ない気がしてしまいました。
というか、倒すのまかせて終了じゃなくて、せめて最後に一言くらいオメガモンから感謝の言葉があって終了してほしかったです。


あと劇場予告も映像特典として収録されているんですが、これ見ると無印と02の流れを汲んでいるように見えますね。
まあ、冒頭で「消えていったアポカリモン(02映画のボス・クラモンの集合体が進化した)のデータの破片から生まれ」たとありますから、流れとしては一応おかしくはないんでしょう。
というか、予告のナレーションが明らかに02の大輔で変なところにびっくりしてしまいました。
そこは普通タカトじゃないのかな?

テイマーズの映画ももうひとつあるようなので(今度は春映画かな?)そちらも今度借りてこようと思います。

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千年の雪 3

千年の雪 3/葉鳥ビスコ
千年もの未来に、俺は誰かをつれて行く事ができるのか――
血を吸わない吸血鬼・トウヤに、心臓病の発作から命を救われた千雪。
千年の生をひとりで生きるという彼のパートナーを志願するが、玉砕してしまう。
周囲の人々との触れ合いの中で変わり始めるトウヤ。
だが、それは千雪にとって…!?


先日紹介したこれの続編です。
まさか本当に続編が発売されるとは思わなかったです。


11~13話番外編が収録されています。
11話は雪女編、12~13話はコトヌシ編、番外編は闇丸視点の物語が描かれています。

この作品、本来ならば今巻に収録されている番外編+3話分の連載+αで3巻発売完結、だったんだとか。
ですが、その後描いたホスト部の読みきりが高評価を得て、全てそちらにシフトしてしまったんだとか。
ラスト3話連載のネームも担当さんに見せていたようですが、「千年の雪はまた今度」となったとのこと。
それがまさか10年もたつとは思いませんよね。

正直、私この作品の再開はあまり期待していなかったんです。
もし、桜ホスの連載が2年くらいで終わっていたら期待できたと思うんです。
でも、10年ですよ? 作者が描きたいといったところで許されるような状況じゃないだろう、って思っていたんです。
当時読んでいなくても私みたいに古本屋で1、2巻を手に入れたり出来るとはいえ、新規の読者さんからしたらとっつきにくいのは変わらないでしょうし。
そう考えると連載再開にOKを出した編集さん側もすごいですね。


内容的には、やはり1、2巻とは雰囲気が違うなぁというのが正直な感想です。
1、2巻はギャグを挟みつつも根底にシリアスがあるというか。笑ったりすることもあるんだけどそれでもちょっと暗めの印象だったんです。
ですが、3巻は千雪のキャラのせいなのかな?なんか前よりは明るい印象を受けました。
というか、千雪のキャラになんとなく違和感があるんだと思います。何が違うとははっきりいえないんですけど。
ただそれは「なんとなく」っていうレベルなので人によっては違和感を感じないかもしれませんね。


雪女編はともかく、コトヌシ編は学校裏サイトなんかが登場してますから、当時じゃ描けなかったでしょうし、それはそれでありかと思います。
「悪意と呼ぶにも値しない無責任な集団心理で吐かれた言葉」というのは、教科書の落書きとかそういうものよりもネット上での中傷の方がすごくそれっぽいですしね。

というか、なんか高見の見物してるあのカラスと謎の男があからさまに怪しすぎてすっごい気になる……。 あからさますぎるんで、次巻で触れられますねきっと。


あと気になったのは砂月の扱い。めっちゃ雑(笑)
2巻時点で結構そういう風向きはありましたが、今回それがものすっごく顕著です。
紹介すらまともにしてもらえないわ、いいように能力を使われるわ、もうね(笑)
初期はトウヤのライバルみたいなノリだったのに全然相手にされてない……。
まあ、最初から千雪ちゃんに相手にされてなかったですし、この物語自体、「トウヤが人の強さを知っていく話」とのこと。
なので砂月が二の次になるのもの仕方ないのかな。


この作品はあと1冊続く予定なんだとか。
まだ発売時期は未定のようですが、今度は10年空くってことはないでしょうし、気長に待とうと思います。

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