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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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SKET DANCE 14

SKET DANCE 14 進め!ペロキャンガール/篠原健太
椿がデージーを傷つけた不良と対峙! 果たして結末は…!? そんなシリアスムードから一転、スケット団はジェネシス世界大会出場、ペロキャンCMにヒメコ登場など超ノリノリ! そして、遂にエニグマンの素顔が!!


ジャンプ本誌だとそろそろ終わりそうになっているスケダンです。
きっと卒業で終わりなんだろうなぁ。


【第118話 椿と雛菊―3】【第119話 椿と雛菊―4】
デージーが不良に狙われ、椿がそれを助けようとする話。

前巻続きです。不良たちの下へ椿が向かったってところで終わっていたんでしたか。

不良の頭である藪田は、多数の手下を従えていて「タイマン勝負してやる」といいつつ「子分が邪魔するかもな」とかいっちゃうようなゲスいヤツ。

椿自身はボクシングやってるんでしたか。
弱いわけじゃないんだけど、多勢に無勢で劣勢に陥ります。
そこに現れたのは「助っ人戦隊キュウエンジャー」。つまりはスケット団。

相変わらずヒメコ無双がすごい。
そしてスイッチはともかく、ボッスンの攻撃が相変わらず地味(笑)

ちょっとだけ素直になったデージーが可愛かったです。
不器用な二人はこれからも少しずつ人に頼ることを覚えていくんだろうな。


【第120話 ストップ!ジュバンニ】
スイッチの変な発明シリーズ。

今回の発明は、着ると10倍のパワーが出せる肉じゅばん型パワードスーツ『ジュバンニ』。
もう説明シーンからしてなんだコレって感じ。

元ネタは介護だとかに利用するために開発されている強化スーツ。
そこに音声認識ソフトを搭載し、声で指示を出すことで操作できるってものなんですが、本当にグダグダでした。


【第121話 Masked Love】
イケメンがスケット団に恋愛相談しにくる話。

イケメンの名前は大門秋智。えー、エニグマンの正体です(笑)
エニグマンがクエッチョン(エニグマンの助手)に告白したい、と。

えー、クエッチョン普通に可愛らしい子だったんですけど、性格が……。
仮面をつけると性格が変わってしまう2人だからある意味お似合いなんでしょうけどね。


【第122話 ジェネシス・ワールド・グランプリ 前編】
【第123話 ジェネシス・ワールド・グランプリ 後編】
山野辺先生のクソゲーシリーズ・ジェネシス世界大会編。

3巻でスケット団が熱中したジェネシスですが、それの世界大会に参加する話。
開催国はンプルィーヌ・チペペスブ王国で、前回優勝国は東キュピール。
優勝候補はギョヂョーン、レソポッコウンズランド、ズールズーヌルーズヌー共和国。
もう訳わからん(笑)

そんな訳わからん大会に参加してくれるキャプテンはマジいい子です。
さらに優勝してMVPまでとっちゃうんですから本当にすごい。

正直どうでもいいんですが、ビニーズミュートアンプに登場していたジョアンナ(女生徒)とアンドレ(新講師)が結婚したとかそういう情報も明かされています。
まじどうでもいい(笑)


【第124話 楽屋に行っていいかい?】
スイッチがモモカのライブに行く話。

ただし、パソコン故障中というスイッチにとってはかなり大変な状況。
そのため、スケッチブックで筆談というちょっと面倒な状態になってしまうんですね。

前半の部室での会話を、後半のモモカとの受け答えに使うことでペンをなくしてしまってもテンポよく会話するってのはすごいなぁと思いました。

ちょっと久しぶりな気がする結城さんですが、相変わらず登場シーンが怖いです(笑)


【第125話 快技・懐疑・会議】
コンタクトをなくした椿を物まねで誤魔化す話。

ほとんど見えない椿をスケット団が物まね芸(=快技)でフォローして、
それを疑いつつも(=懐疑)椿は信じて、その状態で定例会議をする、と。

読み終わってからタイトルを見るとなるほど、と。
スイッチのは物まねとはまた違うんですが、普通にすごい。

というか本当にボッスンは器用ですね。


【第126話 進め!ペロキャンガール】
ヒメコがペロキャンのキャンペーンガールに選ばれる話。

CM撮影に挑むわけですが、ヒメコがてんぱって訳わかんなくなってます。
天狗のお面被ってホッケーのスティックを振り回すとかもう何なの、って感じ。

というか、このCMにOKを出したプロデューサーにびっくりです。
まあ、ペロキャンだしな、と思ってしまう私は悪くない(笑)


この巻と同時発売でノベライズ第2弾が発売されていたはずなので、そちらも近いうちに紹介してしまいたいと思います。
ノベライズ2巻の主役は生徒会らしいので楽しみです。

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家のロマンス

家のロマンス/加藤幸子
おばあさまが死にそう。
早く、早く。
駆けつけた孫娘に託されたものは…。

祖母が語る家の過去、孫娘が築く家の未来。
時を超え連鎖する生の物語。


図書館で借りてきました。
全く知らない方だったんですが、この方芥川賞受賞作家だったんですね。


あらすじ(というか帯)にあるとおり、祖母と孫娘の視点で語られる物語です。
【第一部 祖母――ミヤ】
【第二部 孫娘――ヨシノ】
とある通り、W主人公というにはちょっと違うのかな。

語り口というか、淡々と物語が進んでいく様は、どことなく梨木香歩さんっぽいかな、と思いました。


死ぬ間際の祖母が病床にあるところから物語ははじまります。
戦前から戦後にかけて。その間におきた出来事を思い出していくんです。
家を中心に語られていくそれは、私にはいまいち理解できないものでしたが。


そして、ミヤが死に、その際に何かをヨシノに受け継がせようとしていた、という所で語り手はヨシノに移ります。

ヨシノはミヤの部屋から『ARS』と表紙にある立派なノートを見つけだします。
そこにミヤの死後起こった出来事を綴っていくという形で物語は進みます。

ミヤが死に、兄弟姉妹とその家族が多く住んでいた家はどんどんとギクシャクしていきます。
まあそうなるのも致し方ないだろうなと思いましたが、読んでいてあまり気持ちのいいものとは思えませんでした。


正直、ノートの顛末があまりにも気持ち悪くて、思わず顔をしかめてしまいました。
北海道在住なので、ゴキブリを見たことはないんですが、それでもそれの幼虫を可愛らしいと表現してしまうことには怖気が走りました。
その前にもあった表紙はゴキブリに食われて云々も気持ち悪かったんですが、最後には負けます。

ページ数も200ページないくらいなので2時間かからず読み終わりました。
途中までは可もなく不可もなくただ読みすすめていたんですが、最後の最後で気持ち悪くなってしまい読後感はあまりいいものとは言えませんでした。
多分もうこの方の本を借りてくることはないかなぁ。

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ST 沖ノ島伝説殺人ファイル 警視庁科学特捜班

ST 沖ノ島伝説殺人ファイル 警視庁科学特捜班/今野敏
玄界灘に浮かぶ沖ノ島。港湾工事現場での不可解な水死事件。現場へ向かった"ST"だが、そこは古代からの社(やしろ)、宗像大社の神域で、島での出来事を語れない"御言わず様"の因習、警察といえども現場への上陸すら許さない厳粛な掟が赤城、青山たちチームを阻む。操作続行不可能か? "伝説"シリーズ、待望の第三弾!


先日購入してきたSTです。
これなら平日でも読めたなぁ、と読み終わってから思いました(笑)


今回の舞台は福岡県。
玄界灘に浮かぶ沖ノ島沿岸で起きた事件にSTが関わっていきます。
事件にSTが関わることになったのは、事件の現場が神域だったから。

許可がなければ上陸することもできず、女人禁制。
上陸するには禊(全裸で海へ飛び込む)が必要。
さらに島のものを持ち出してはならず、島での出来事を話してはいけない「御言わず様」なる掟があるんです。

つまりは現場検証も、鑑識が証拠を持ち帰ることも出来ず、さらには第一発見者などがまともなことを語らないと。
ほぼ地元民である地元警察ではそれを破ることが出来なくて。

STならばそういった因習を気にすることなく捜査できるだろう、という思惑があったようです。

事件自体は大したことないです。1時間半ほどで読み終われる軽いものでしたし。
別にややこしいトリックを使っているわけでもないし、現場が普通のところだったらSTが出張る必要もなく、地元警察の力だけで解決できたでしょう。
ですからミステリとしてはあまりおもしろいとはいえないかと思います。
伝説シリーズは全体を通してあんまり……。

正直、STシリーズは途中から登場人物たちのやりとりを楽しんでいる感があったので、まあいいかな、と。
プロローグとか本当に自由すぎて。山吹さんの紹介モノローグとか笑っちゃいました。

「STメンバーの中で、彼が唯一百合根にとっての心の救いだと言ってもいい。他のメンバーは、気紛れでマイペースだが、山吹だけは、ちゃんと他人のことを気づかってくれる。」(p11)

キャップの苦労がしのばれます(笑)
登場人物たちのキャラがラノベ並みに濃いので、正直会話だけでも十分楽しめますし。
あと、青山くんの食いしん坊キャラ。なんでだ。


途中、島に無理矢理上陸してしまうんじゃないか、とちょっと不安だったんですが、そういうことにはならなくてよかったです。
そういう禁止されていることってのは何かしら意味があるものですからね。


物語の途中で人間嘘発見器の片割れである翠さんが、冤罪の可能性について示唆しているんです。
翠さんは音で、黒崎さんは匂いで興奮状態や緊張状態を感じ、「嘘をついている可能性を示す」わけですが、それはあくまでも状態を示すだけ。
緊張している理由が嘘をついているからなのかもしれないけれど、翠さんの格好に興奮している可能性もあるし、警察に取り調べられるという状況に緊張している可能性もあると。
確かにその通りなんですが、菊川さんなら2人の意見は参考程度で留め置いてくれるんじゃないかな、と無意識のうちで信頼してました(笑)

気にして読んでいたわけじゃないんですけど、今回黒崎さん喋りましたかね?
寡黙な人なので、あまり喋っている印象なくて。下手したら喋ってないかもしれないなぁ。


最後が非常に気になりました。

「異動になるまでは、STで精一杯頑張る。それは間違いなく本音だった。」(p271)

キャップ異動しちゃうんでしょうか?

第3期でもあったこの伝説シリーズは今回で終わり。
次からは新シリーズのようです。封入されていたチラシによると次は過去編なのかな?
文庫化はまだまだ先でしょうが、続きを待ちたいと思います。

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