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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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1冊

臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ロシア紅茶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ロシア紅茶の謎【新装版】/麻々原絵里依(原作/有栖川有栖



1冊購入してきました。
先週末でも買えたのかも知れないんですが、発売日前後が大荒れで入荷が遅れるだろうな、と予想して今日行ってきました。

ついでにジャンプも読みたかったので(笑)

この作品、原作がビーンズ文庫で再刊行したから新装版になったんだろうなぁ。
麻々原さんのイラストでコミカライズが何冊かあるようなので、再刊行にあわせて発売されていくのかもしれませんね。

私この方のイラストではなく作品を見るのって初めてなので楽しみです。
昔、古本屋で朱色の研究を見つけて。でもその当時まだ原作の方を読んでいなかったんで表紙だけ見て終わった記憶はあるんですが。

近いうちに紹介できたらな、と思います。

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インディゴの夜

インディゴの夜/加藤実秋
「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」――すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に漏 らした何気ない一言から始まった。謎めいた美形のマネージャー・憂夜の助力を得て、二人は一風変わったホストクラブ<club indigo>を渋谷の片隅に開いたが、順調な経営はうらはらに 常連の客が殺され、店のナンバーワンに疑いがかかる。晶は個性豊かなホストの面々とともににわか探偵団を結成、真犯人探しに奔走する! 第十回創元推理短編賞受賞の表題作がシリ ーズ化。スタイリッシュでウイットあふれる新世代探偵小説、ここに登場。


非常に今更感のある作品ですが、図書館にあったので借りてきました。


【インディゴの夜】
【原色の娘】
【センター街NPボーイズ】
【夜を駆る者】

が収録されています。
ちょっと前のこととはいえドラマ化もされた作品なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

ドラマ放送当時から原作を読んでみたいと思っていたのですが、図書館で見つけられなくて。
私、シリーズものは基本的に順番に紹介したい性質なので、2巻3巻しかないのなら……と借りることはなかったんです。
まあ、西村京太郎さんの十津川刑事シリーズとか赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズとかあまりにも作品数が多すぎたり、初巻が昔すぎる場合はその限りじゃないですけどね。

昨日図書館にいった際、たまたま1巻が目についたので借りてみました。
まあ、こういう連作短編のシリーズならどこから読んでもさして問題はないんだと思うんですが。
でもなんか嫌なんです。


正直、ドラマは全く見ていないので前知識は「ホストクラブのメンバーが探偵する話」という本当の基本的なもののみ。

過度な期待をしていなかったこともあり、楽しめました。
個人的にはかなり好きです。
どことなく、雰囲気がIWGPっぽいな、と読んでいて思いました。

IWGPも少年少女たちが大人には思いも寄らない自分たちの力や、交友関係を駆使して事件を解決していくじゃないですか。
これもそんな感じ。
【センター街NPボーイズ】なんて特にそんな印象が強いですね。


憂夜さんがすっごく気になる。
塩谷さんがどこかから連れてきたという彼はめちゃくちゃ有能な人物なんですが、謎すぎますよね。
「伝説の人物」とも言われる彼のバックグラウンドが明かされることはあるのでしょうか。
うーん、上手いな。これだとついシリーズ読みたくなってしまいますもん。

ここ最近ラノベはともかく一般書で新しく小説を買うってことあまりしていなかったんですが、久しぶりにシリーズ買ってもいいかな、むしろ買いたいなって気になってます。
とりあえずいくつかは図書館にあったんでそれを見てからかな。


店の他のホストたちに関しては、シリーズ1巻ということもあり、キャラクター紹介的な印象が強いですね。
シリーズが続けばもうちょっと思うところがでてくるかな?って感じ。
深く扱われたかな、と思ったら店を去っちゃったりとかしてるので余計ですね。
なぎさママとかめちゃくちゃ印象に残るんですが、こればっかりは仕方ない(笑)

あと空也の再登場に期待したいです。
ああいうキャラ嫌いじゃないので、晶さんに絡んでくれると私が楽しい。

また折を見て図書館で借りてきたいと思います。

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ガーリッシュシーズン

ガーリッシュシーズン/川瀬夏菜
4人姉弟の末っ子、葉月は男の子なのに一番女らしくて(!?)しっかり者。ある日、姉の後輩の真奈が遊びに来て家中大騒動! 不器用で危なっかしい彼女に目が離せない葉月は!? 表題作他「真実のスペル」「江戸ルネサンス」「未完成幸福記録」収録。川瀬夏菜初の読切作品集!!


昨日に引き続き今日も少女漫画です。
これもまた微妙に古いんですが、あんまり気にしないで下さい(笑)


あらすじにもあるとおり、4作が収録された短編集です。
作者が意図して世界観の違う作品を選んだとのことなので、現代モノあり、ファンタジーあり、和風ありと楽しめます。


『ガーリッシュシーズン』
プリティボーイのサプライズ・ラブ(帯参照)。

表題作です。4人姉弟の一番下・葉月が主人公。
女顔であることもあり、姉たちにいじられて女装が日常になっている少年が恋をして成長する話です。

可愛いです。
きっと真奈ちゃんはふとした瞬間に葉月を男だと意識してしまってドキドキするんだろうなぁ。

作者によると姉弟4人それぞれが主人公の作品をオムニバスのように描けたらと思っていたようなんですが、実現はしなかったようですね。

というか川瀬さん女装ネタ多いな。


『真実のスペル』
ファンタジック☆ラブリーロマンス(帯参照)。

呪いをかけられた魔女と王子の話。
元々の構想としては知らない国の物語として描くつもりだったんだとか。
川瀬さんの作品って、女の子が男の子をいい方向に変えていく話が多いのですがこれもそんな感じ。

正直、アニスとゼクトよりも2人に呪いをかけた魔法使いの方が気になりました。
7年前から変わっているように見えないし、何故呪いをかけて回っているのかとか。
まあ、描かれることはないんでしょうね。


『江戸ルネサンス』
沙世の文明再生ファンタジー(帯参照)。

文明が進み、世界が滅びかけたために過去の文明「江戸時代」を繰り返している話です。

エセ江戸モノで水戸黄門モノ。
水戸藩の姫である沙世と助さん格さんの3人がそれぞれの長所をいかして行動していくさまはなかなか面白かったです。

というか、1番人気だったという将軍様。
そうだろうなぁ、っていうのが素直な感想です。カッコいいですもん。


『未完成幸福記録』
近未来ときめきロマンス(帯参照)。

近未来の学校が舞台です。
人の感情を記録する少年・悟が主人公。

明るい性格である悟なんですが、彼の好きな人・麻知の現状を知るとちょっと悲ししくなってしまいました。
悟が明るいからこそ余計悲しいんですよね。

修平と唯華ちゃんのカップルは修平くんが苦労するんだろうけど仲良くやっていくんでしょうね。

麻知が目覚めたあと、4人でワイワイやっている状況が想像できる作品でした。


おもしろかったです。
川瀬さんの作品って1作だけ連載はあるけどそれ以外は短編集ばっかりなのかな?
またそのうち、紹介したいと思います。

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