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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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2016年感想一覧

2016年感想一覧。
今年は(も)数が少ないので漫画も小説もこちらにまとめてあります。
ご了承ください。 リンク先間違ってたら拍手等でお知らせください。注意はしてますが、何分数が数なので確認漏れもありそうなので。


【あ行】9冊
●梓 1冊
Switch
●阿部智里 1冊
玉依姫
●石川宏千花 1冊
お面屋たまよし 七重ノ祭
●石沢克宜 1冊(原作/ぷりる)
秘密警察 FILE:01 -Confidential-
●太田紫織 3冊
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と柘榴と夏休み
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘
●岡田秀文 1冊
伊藤博文邸の怪事件
●小野不由美 1冊
営繕かるかや怪異譚


【か行】7冊
●香月美夜 1冊
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第一部 兵士の娘
●梶よう子 1冊
ご破算で願いましては みとや・お瑛仕入帖
●紙上ユキ 2冊
金物屋夜見坂少年の怪しい副業
金物屋夜見坂少年の怪しい副業 ―神隠し―
●川原礫 2冊
ソードアート・オンライン 1 アインクラッド
ソードアート・オンライン 2 アインクラッド
●久楽健太 1冊
帝都妖乱


【さ行】3冊
●左近堂絵里 1冊
桃組プラス戦記 15
●佐々木禎子 1冊
ぱんぱいやのパフェ屋さん 「マジックアワー」へようこそ
●じん(自然の敵P) 1冊
カゲロウデイズ 7 -from the darkness-


【た行】3冊
●高田大介 2冊
図書館の魔女 上下
●田牧大和 1冊
晴れの日には 藍千堂菓子噺


【な行】2冊
●長沢樹 1冊
St.ルーピーズ
●仲町六絵 1冊
南都あやかし帖~君よ知るや、ファールスの地~


【は行】2冊
●藤山海里 2冊
龍眼―ドラゴンアイ―RT ZERO
龍眼―ドラゴンアイ―RT 1


【ま行】2冊
●嶺里俊介 1冊
星宿る虫
●峰守きょうや 1冊
黒野葉月は鳥籠で眠らない


【や行】1冊
●結月あさみ 1冊
恋するSP 武将系男子の守り方


【わ行】1冊
●渡辺優 1冊
ラメルノエリキサ


小説27冊、漫画3冊。
合計30冊でした。

来年もまたあまり冊数は読めないと思いますが、少しずつ更新していきたいと思いますので、(腐)的感想文と管理人・柊木かなめをどうぞよろしくお願いいたします。

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本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません 第一部 兵士の娘1

本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません 第一部 兵士の娘1/香月美夜
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。
貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして……。
おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。
いくら読みたくても高価で手に入らない。
マインは決意する。
ないなら、作ってしまえばいいじゃない!
目指すは図書館司書。
本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!

本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー開幕!
書き下ろし番外編、2本収録!


図書館で借りてきました。
作者はコウゲツ、って読みたくなっちゃいましたけどカゲツミヤさんです。


【第一部 兵士の娘1】
【マインのいない日常】
【変わらぬ日常】

が収録されています。
【マインの~】は本編後のマインの特異性に気づいた大人たちの話、【変わらぬ~】は麗乃時代の幼なじみの修ちゃん視点の話。

この作品、しばらく前から2巻以降を図書館でみかけていて、ようやく1巻をみかけたので借りてきました。

最近流行?の異世界転生ものというか成り代わりもの。
活字中毒の女子大生・本須麗乃が病弱幼女マインとして本に囲まれた生活をおくるため、奮闘するお話。

マインの世界はあらすじにもあるとおり、本どころか紙すらめったに手に入らない。
職業柄、必要にかられた場合じゃなければまず文字が読めないし書けないのが普通。
それ以外にもシャンプーがなかったり、土足文化だったり、豚や鳥なんかを自分たちでしめて捌いたりと現代日本の普通の女子大生の麗乃にはとても耐えられないような状況なんです。

そんな中でも活字中毒の麗乃には本がないことが耐えられない。
本も羊皮紙も高すぎてマインでは手に入れられない。
ならば、と自分の力で様々なことを試していきます。

木簡や粘土版はともかくエジプト文明のパピルスは知らなかったのでそんなのあるんだなーと。

マインの体力のなさもあり、前半の無理ゲー感がはんぱなかったです。
ひとつ違いの姉・トゥーリがなんなくこなすお手伝いすらできない。初期は階段を降りることすら一苦労といったレベルだったんです。

だから中盤で文字の先生であるオットーと知り合ったあたりから希望が、後半になりルッツを協力者にしはじめたころからさらに希望が見えてきてようやく物語がおもしろくなりはじめたかな、と。

ただ麗乃も多少は気づいてるみたいですが、元商人であるオットーさんはマインの特異性に気づいてる人物でもあります。
今後、変に利用されたりしないといいのですが。

私も比較的本好きだと思いますが、麗乃の本にかける情熱には正直ついていけないですね(笑)

キャラクターを覚えているうちに続きを借りてきたいと思います。

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玉依姫

玉依姫/阿部智里
生贄伝説のある龍ヶ沼と、その隣にそびえる荒山。
かつて、祖母が母を連れて飛び出したという山内(さんだい)村を訪ねた高校生の志帆は、村祭りの晩、恐ろしい儀式に巻き込まれる。
人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の志帆の前に現れた青年は、味方か敵か、か――

この愛は、時空を超える
大ヒットファンタジーはここから始まった――


ようやく読めました。
図書館で借りてきました八咫烏シリーズ第5弾です。


今回は、いつものシリーズは様子が違っています。
あらすじ読んだだけでわかりますよね。
そう、高校生という現代日本の要素が登場するんです。
まあ、現代日本といっても、1995年ですからちょっと前ですね。
だから、志帆は現代女子高生の必需品であるスマホも携帯も持ってません。
この当時だとポケベルかPHSが一般的な年代なのかな?
(作者の阿部さんは1991年うまれなので、ちょっと変な感じ)


黄金の烏で、ほのめかされていた異世界ファンタジー説が説明されます。
そのため、今作のメインはあくまで志帆(と椿こと山神)で八咫烏たちはほとんど登場しません。
登場するのは、若宮と真赭の薄ぐらい。雪哉好きとしては、ちょっと残念です。


志帆の考えなしな感じが恐ろしいという祖母たちの話はちょっとわかりました。
私、基本的にこういうシリーズものはあらすじを読まずに読み始めます。
読書慣れしてるからってこともありますが、志帆が叔父に誘われ村に行くって時点でだいたい察してしまったので危機意識というかいろいろと欠如しているんだろうな、と。

だからこそ、無償の愛をそそぐことができて、神の母であり妻である玉依姫になることができたのでしょうが……。

戻ってこなかった過去の玉依姫については、まあそうだろうな、と。
逃げ帰ってきたゴクと里帰りしたゴク。村の住人たちに違いなどわかりません。
そうなることをよめなかった山神はやはり人ではなかったのでしょうね。
志帆に指摘されるまで住・食環境が最低だったことを思えば八咫烏も同じだったろうなと思います。
……猿はわかっていたとしても指摘しなかったのでしょうね。


『英雄』こと銀髪の少年の正体は、最後まで誰だかわかりませんでした。
神話の類型として犬を連れた異人が人喰いをする猿(と蛇)を倒すと。
民族学は、こういう小説でかじる程度なので詳しくはないのですが、なるほどなぁ、と思いながらみていました。
(ちなみに私が荒魂やら和魂やらをはじめて知ったのはたぶん犬夜叉の四魂の玉です)

次巻は来年夏刊行予定とのこと。
タイトルについては触れられていません。
猿との最終決戦の幕があがるようで、若宮が真の金烏になれるかどうかって話もあるようです。
で、これクライマックスと銘打たれているんです。
しかしながら、第一部完結編とも書かれてるんですね。
……つまりは、第二部があるということ。
今から楽しみです。

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