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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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桃組プラス戦記 6

桃組プラス戦記 第6巻 (あすかコミックス)桃組プラス戦記 6/左近道絵里
最強・紫鬼魔っ娘ステッキ1本で倒せるか!?
ピーチマスターユーキ!(いや、祐喜)
そして、謎の恋愛至上集団「国際科」現る!

新学期。学園の階段にわざとらしく落ちていたガラスの靴を拾ってしまった祐喜…。それは、恐怖のメル“変”世界「ブラックアウトワールド」への招待状だった!! そんなこんなで、西洋おとぎ話の生まれ変わりたち(例えばシンデレラ)が集まる「国際科」のものすっごい迷惑な課題に巻き込まれた祐喜雪代一寸。現実世界へ帰るため、今、史上最大の反抗(レジスタン)が始まった!

人と人。
この世で一番強い繋がりは?


ちょっと久しぶりの桃組です。
最新刊では桜鬼編が終わり、残すところは2体ですか?
どちらも一筋縄ではいかなさそうですよね。


【第二十六話 紫電轟く彼の王国ノ章 其の四】
VS紫鬼、続き。

紫鬼こと桔梗のクリア条件は戦って勝つこと。
しかしながら、牛鬼である桔梗は咲羽ですらかなわないようなバリバリの武闘派。

アニオタであり、アニメのヒロイン・ルリ花を求める彼の動きを止めたのは祐喜の言葉でした。
そして彼を救ったのもまた祐喜の、ルリ花の言葉でした。

彼にとってのヒロインがいつの日か現れるといいですね。


ラストの一寸と桜子さんのやりとりもよかったです。
なんだかんだいってあの2人仲いいですよね。

紫鬼を攻略したことで、鬼美の姿が新たなものになります。
が、それは5センチ四方の箱。
表面に模様というか升目があるのですが、ルービックキューブとかじゃないでしょうし、いったい何なんでしょうね。


【第二十七話 色取月・西の空から嵐来たるノ章 其の一】
【第二十八話 色取月・西の空から嵐来たるノ章 其の二】
【第二十九話 色取月・西の空から嵐来たるノ章 其の三】
【第三十話 色取月・西の空から嵐来たるノ章 其の四】

西洋の生まれ変わりたちに振り回される話。

メルヘンでもメル編でもなくメル"変"なのはシンデレラがあまりにもいっちゃってるからなんだろうなぁ。
美人さんなんですが行動がホラーです。
今回登場するのは、シンデレラと親指姫、白雪姫とその王子に人魚姫、そして魔女。

各おとぎ話を思い出してもらってもわかる通り、西洋の話は少女が苦労する話が主。
(一方、日本は少年の出世話が多いイメージがあります)
悪役は魔女や狼といったもので、鬼はでてこないきませんよね。
だから、祐喜の呪いを解くのにはなんら関係ない話だったりします。

西洋のおとぎ話の生まれ変わりたちが所属している国際科。
9月はじまりの国際科のメンバーたちが愛譚学園に戻ってきたことから話は始まります。

国際科の生徒たちはそれぞれの媒介(シンデレラのガラスの靴、白雪姫の毒リンゴなどなど)を用いることで別空間「ブラックアウトワールド」へ媒介を持つものを移転させることが出来るんです。

元の世界に戻るには、媒介を持ち主へ返せばいいんですが、その行為は物語上ではエンディングの求愛行為。
総じてホレっぽい国際科のメンツに媒体を返すってことは強制的にカップル成立してしまうある意味危険なことなんだとか。

カップル成立を阻止しつつ元の世界へ返ろうとレジスタンスである白雪姫と共に外の世界を目指します。
シンデレラ以外は「お前らもうくっついちゃえよ」って感じでしたけど(笑)

シンデレラと友達になることで、危機を脱した祐喜。
シンデレラ曰く、恋人はまた探せばいいが、友達は一生ものだからなんですって。

ですがここで不幸体質が。
元の世界へ戻る前にガラスの靴が壊れてしまって。

緊急脱出用の鏡から従兄弟である咲羽と祐喜の血を以ってどうにかこうにか脱出します。
これが「この世で一番強い繋がり」の答えですね。

最後の雅彦に襲い掛かる悲劇に笑ってしまいました(笑)


【番外編 やさしさおにぎり。ノ章】
紫鬼攻略時の話。

紫鬼の手がかりがルリ花しかなくて。DVD鑑賞会時の様子です。

なんだかんだと手を貸してくれているおじいさんとおばあさんですが、本来なら彼らは手を貸すことは出来ないんだとか。
ほら、桃太郎を思い出してもらえばわかると思うんですが、桃太郎を送り出したらそれ以降の登場はありません。

でも、今世は桃太郎である祐喜をすぐそばで見ていてられる。
雪代たちも経過報告をしてくれる。
だから昔より幸せだと。

これ長編だったらうるっときてしまったかもしれません。


次ってもう桜鬼でしたっけ?
楽しみです。

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大人の樹に

グリムス13本目

グリムス、13本目の樹が大人の樹に成長しました!

このブログの左下にブログパーツがあるんですけど、位置が微妙なのであんまり見てる人いないかな?

記事を投稿していくことで芽から樹へと成長していくんですが、グリムスはそれだけで終わらないからいいんですよね。
グリムスの運営会社はみんなが育てた樹の数だけ実際に植林しているんです。

すごいですよね。
まあ、3本くらい植林待機になってますけど(笑)
その辺は時期的な問題もありますから仕方ないんでしょうけど。

ずっと「プレミアムブログパーツ」が気になっているのですが、いったいどんなんなんでしょう。

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俺の悪魔は色々たりない! 白の祓魔師と首だけ悪魔

俺の悪魔は色々たりない!   白の祓魔師と首だけ悪魔 (角川ビーンズ文庫)俺の悪魔は色々たりない! 白の祓魔師(エクソシスト)と首だけ悪魔/時田とおる
「ガキ、俺と契約しろ」右目を代償に、首だけの大悪魔・サブナクと契約した少年イト。イトは祓魔師(エクソシスト)として働く傍ら、サブナクの体を探すはめに!! 赴任先は、天然お花畑な眼鏡司教様(でもS)や、空気の読めない発言を連発する見習い神父たちとくせ者揃いで!? 「愛してるぜ、イッちゃん」「気色悪い事言うな!」 第10回ビーンズ小説大賞奨励賞受賞・ビーンズ最凶の問題児集団が放つゴシック退魔ファンタジー、開幕!


先日、購入したものさっそく読みました!
有栖川さんの方も読みたいんですが、講談社文庫版を読んで紹介しているからなぁと躊躇しています。
もう1度紹介しなおすってありですかね? 2年以上たってるしもう一度読むと感じることも違うよなぁと思ってるんですがどうしよ。


少年向けラノベっぽいタイトルのこの作品。
物語はよくある中世ヨーロッパっぽい世界が舞台。
架空の宗教・フィオリ教の神父であり、対魔物戦闘部隊フロムヘブンの少年・イトが主人公です。
そんなイトが幼い時に封印を解いた首だけの大悪魔・サブナクの体を探している話。

おもしろかったです。
展開はなんとなく読めるものの、勢いで最後まで読ませてしまう感じ。
デビュー作ってことを考えれば、中々ではないでしょうか。
はじめでこれだけ書いてしまうのなら、今後が非常に楽しみですね。

なんというか、イトとサブナクの関係が非常に好み。
イトをからかって楽しんでいるサブナクとツンデレ入ってるイト。
いいですよねー。
しかも、さらりと語られている設定を深読みすると腐ったおねえさんたちが食指を動かしそうなものなんですよ(笑)

イトの血の栄養価がどうのって話はもうごちそうさまですって感じだし、
7歳ごろから10年も一緒に体を探してまわっているってことはサブナクに育てられたようなもんだから光源氏的なあれをしていた可能性も否定できない。
しかも、右目を通して繋がった魔力を使ってイトの行動を操ることも制限することも出来るとかね。

ね? 深読みするとめちゃくちゃ楽しめる設定ですよね。
しかもイトの周りを固めるキャラたちも中々で。
レントに関してはKYなヘタレ認定されてるけど、腹黒でも正直驚きません(笑)


サブナクに対してギャンギャン吠えてるイトだけど、サブナクのことを信頼しているのは確かだと思うんですよ。
作中でも聞かれていましたがサブナクの方も出会った当初ならいざ知らず、今のイトの命を奪うことができないと思うんですよね。
サブナクは明言をさけていましたが。
ありがちだけど「人の寿命は短いからお前が死んでから貰ってやる」的なあれなのか。
うーん、わかんないですね。

伏線は結構あるのかな?
サブナクが言っていたパルティータが聖女らしくないという話や、
アインザッツ司教とフォルネウスの間でなされたもう1つの契約の話なんかがわかりやすいですね。
正直、瑠璃の一族についてもまだなんかあるんじゃないかなって思ってます。


次巻予告をみると次は12月1日発売予定。
今度は学園が舞台らしいので潜入調査系かな?
サブナクの体はふつうに考えると細切れにされて封印されているんだろうから、しばらくは彼らの話は続きそうです。
楽しみです。

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