忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

紅無威おとめ組 かるわざ小蝶

紅無威おとめ組 かるわざ小蝶紅無威おとめ組 かるわざ小蝶/米村圭伍
知恵と色気と膂力を武器に三人娘が挙悪に挑む。
大江戸チャーリーエンジェル、誕生!
サスペンス、アクション、ラブアフェア……活劇の面白さがすべて詰まった「姫君小説」の最高傑作。
時は寛政。老中・松平定信が緊縮財政に躍起の時代。ひょんなことから義賊の一味に加わった小蝶は、頭領の幻之介に率いられ、萩乃、桔梗とともに田沼一族の隠し金強奪計画を決行する。
忍び込む先は……エッ、松平定信の下屋敷!?
隠し金はなぜ定家の手元にある? 幻乃介の真のねらいは?
三人娘誕生の鍵をにぎる「チャーリー」は誰?
息もつかせる展開とどんでん返しの連続興奮100%のネオ時代小説。


図書館で借りてきました。
しゃばけシリーズでおなじみの柴田ゆうさんのイラストに惹かれてしまいました。


物語は三人娘が巨悪をくじく、とでもいえばいいのでしょうか。
チャーリーズ・エンジェルあんまりよく知らないんで判断しかねるんですが、そんな感じらしいです。

小説としてはちょっとめずらしい気がしたんですが、この小説はですます調で進んでいきます。
はじめは若干違和感があったんですが、読み進めていくうちに気にならなくなりました。
どちらかというと地の文に作者が登場する方が気になってしまいましたね。


時代小説としてはかなり読みやすいです。
目標こそ二転三転しているものの、内容的には小難しいわけじゃないので、とっつきやすくはあります。

ただ、初っぱなから「幻之介怪しすぎる!」ってなってしまったのでもうちょっとどうにかならなかったのかなぁと。
だってねえ?タイトルが「紅無威おとめ組」なのに、幻之介が頭領をつとめるのは「闇夜党」。
絶対何かあるのわかるじゃないですか。行動怪しかったし。
まあ、作者も隠す気なかったんでしょうけど。


小蝶がちょっとかわいそうだなと思いました。
仇討ちせんと意気込んでいるのにも関わらず、それは意味をなさないものだし、それ以上に定家は紅無威おとめ組にとっても重要人物である訳ですから。
まあ、小蝶はそれを知らない訳ですから仕方ないんですけどね。

物語としては若干今後が気になるかなーと言った具合です。
あからさまに続編がほのめかされていますし、実際続編が出ています。
図書館にももう1冊あったので今度暇な時にでも読もうかな、と思います。

拍手[0回]

歯医者

今日の感想はおやすみさせてください。

会社帰りに歯医者行ってきたんですが、さっき帰ってきまして。
これからご飯食べたりなんだりしてたらとても感想を書く時間をとれそうにありません。

明日は何かしら感想更新したいと思います。
あ、明日図書館にもいってこなければ。

ここ5年くらい歯医者とか行ってなかったのでいろいろひどいことになっているようです。
やっぱりめんどくさがっていないで定期的に通院すべきですね。

冬になると仕事忙しくなるのでそれまでに終わるといいな。
一応、残業帰りでも大丈夫なように営業時間の長いところを選んだんですけど。
はやく終わるに越したことはないですね。

拍手[0回]

ねこまたのおばばと物の怪たち

ねこまたのおばばと物の怪たち (角川つばさ文庫)ねこまたのおばばと物の怪たち/香月日輪
小学5年生の舞子は、学校でいじめられ、家では、新しいお母さんとうまくいかない。ある日、ゆうれいが出るというイラズ神社に、ひとり行かされ、鳥居をくぐると……そこは、ねこまたのおばばが暮らす世界! おいしい食事に、ゆかいな物の怪たち。河童に泳ぎを、おばばに料理を教えてもらい、舞子はいじめられない子に成長していく。勇気をくれる物語!!


ちょっと前に買っていたんですが、読むのが遅くなってしまいました。


今回の作品は上院にあるイラズ神社のさらに裏にある裏明神が舞台。
主人公である舞子は上院小学校の5年生。
それだけ聞くと地獄堂のてつしたちと同い年なのかな?となりますが、きっと時間軸が違うんでしょうね。

もし、てっちゃんたちと同学年だとして。
てっちゃんがああいういじめを見逃すかって話なんですよ。
絶対誰かてっちゃんに言いにいく子とかいると思うんですよねー。
それに、藤原くん程度のスペックで逆らえないとはならないんじゃないかなと思ってしまいました。
いや、いい子なんだろうけど三人悪と比べるとなんか霞んでしまうというかそんな感じ。

イラズ神社は、地獄堂のマッキーが仕える神社であり、
妖アパ2巻冒頭で「イラズ神社裏明神のネコマタのおばば様」は薬屋さんのお得意先で精力剤『熊殺し』をご贔屓にしているってありましたよね。


あらすじにあるとおり、今回はいじめられていた少女が変わっていく様を描いた物語。
地獄堂や妖アパよりは不思議町寄りの話ですね。

1巻完結の物語だから仕方ないとも思うのですが、物語はものすごくサクサク進みます。
おばばたち気のいい物の怪たちと出会ってどんどん明るくしっかりしていく舞子。
それがあるからこそ、家での描写にちょっと悲しくなってしまいました。
あのまま初期の魔法の塔の用に決別してしまうのかな、とちょっとハラハラしてました。
最終的に、和解して良好な関係を築くことが出来たらしい舞子と両親、そして弟。
決別して自分の力で生きていく龍神もそれはそれでいいんですけどね。


はじめて妖アパを読んだときから気になっていたおばばさまの正体がわかったのは嬉しかったのですが、とても精力剤飲んでるようには見えませんでした(笑)
正直、風が護り神として憑いているらしい高校生くらいの男の子が気になって(笑) 
この子既存キャラなのかな?

あとはそうですね。藤原くんの登場って必要だったのかな?
最後ものすごく「青春!」って感じでしたが、別にいらなかったんじゃないかなーと思ってしまいました。
いやあってもいいんですけど、それいれるんならもうちょっと藤原くんの登場シーン増やしてあげたらいいのにって。
もうちょっとときめくシーンがあれば、二人乗りシーンも違和感なく受け入れられるんですがなんとなく唐突な感じがしてしまいました。

舞子じゃないけど、小さな頃から物の怪たちと触れあって成長した勇太はいったいどんな子になるんでしょうね。
おばばたちと出会ったことで世界が大きく変わった舞子。
彼女の物語がこれから先描かれることはないんでしょうけど、勇太が主人公の話は読んでみたいなと思いました。

拍手[1回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR