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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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昨日

もやしもん(11) (イブニングKC)もやしもん/石川雅之

昨日買っていたんですが、紹介するのをすっかり忘れていました。

本当は、桃組プラス戦記も買ってきたかったんですが売ってなくてorz
内容的にひどく気になるところで終わって1年近く待たされましたからね。
新刊が発売されると聞いてすごく楽しみにしてたんです。

発売日が24日らしいのでいくら田舎でもさすがにもう入荷してもいいと思うのですが。
もしかして入荷予定ないのかな……。
今週末にもう1回行って売ってなかったらネットで買おうと思います。

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おおきく振りかぶって 3

おおきく振りかぶって (3)おおきく振りかぶって 3/ひぐちアサ
報われなかった昔の自分がいたから、ここにいる。
昔、投げたボールを受けとめてくれたのは今のチーム。
このチームで勝ちたい、ずっと野球をしていたい!

野球経験者が唸る臨場感。
青春と人間の素晴らしさを正面からたたえる熱さ、さわやかさ。
野球に興味がなくても夢中になれる、面白さ絶対保証の高校野球漫画!


テレビの甲子園を見ていたら読みたくなってしまって引っ張り出しました。
おお振りも3巻目なのでカテゴリ作りますね。


今回収録されているのは、
【第7回 スゴイ投手・1】
【第8回 スゴイ投手・2】
【第9回 ちゃくちゃくと】
【基本のキホン!】

です。


前巻で仄めかされていた「最低の投手」の理由が明らかにされます。
榛名さんは確かにすごい投手なんでしょう。
しかし、彼には問題があって。その問題があるがために、阿部くんは彼を最低と称したのですね。

その問題というのが厳密な級数制限。
80球投げたらたとえあと1球で試合が終わろうとも敬遠の3球目だろうとマウンドをおりるんです。
それに納得がいかなかったがために、阿部くんは榛名さんを「最低」と評したんですね。

確かに、阿部くん視点で語られるこの時点の本編では榛名さんはすごく嫌な人です。
加具山さんが榛名の前座にしか見えなくて可哀相に思えてきてしまうんですよ。
でも、実際は彼らの中ではきちんと納得して、いい形に落ち着いているんですよね。
【基本のキホン!】を読むとなるほどと思うんですが。
この2人の確執はいつか解消されるといいな。
三橋が三星学園とのわだかまりを解消したようにどうにかなってくれることを願っています。


「1日に2試合やるためには2人投手が必要」らしく、各々複数のポジションの練習をすることになります。
しかし、三橋のマウンドを譲りたくない気持ちはあまりにも強くて。
それだけ投げることが好きなんだなぁ、と。

結局、沖くんと花井くんが投球練習を、田島くんがキャッチャーの練習をすることになります。
あまりにも簡単にこなしてしまうのでさすが田島くんって感じ。

三橋と阿部くんの間で交わされた「3年間怪我しない」という約束。
絶対無理だろうと思っていたのですが、案の定……。


そして3巻目にしてようやく主将が決まります。
花井くんが主将、副主将が阿部くんと栄口くん。
なるほどと思う人選ですね。

あ、そういやみんなお兄ちゃんですね。
本編を読んでいていても、花井くんの面倒見のよさ、栄口くんの三橋の言葉を待ってあげられるのとかすごくお兄ちゃんっぽい。
阿部くんに関しては男兄弟だけってこともあり、すごく荒っぽいイメージが……。そんなことないんでしょうけどね。


【基本のキホン!】は短編で、西浦メンバーは登場しません。
榛名さんの学校・武蔵野第一高校の物語です。本編の半年くらい前の話なのかな?
彼らが今の形(加具山さんが3回まで全力投球→4回から榛名)に落ち着くきっかけの話。
加具山さんがあのまま腐ってしまわなくてよかったと思いました。
榛名さんの「勝ちっつーエサなしで……」ってセリフが好きです。

彼らにも頑張って欲しいですね。


おもしろかったです。
次巻は地区大会がはじまるのかな? 楽しみです。

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QED 百人一首の呪

QED 百人一首の呪 (講談社ノベルス)QED 百人一首の呪/高田崇史
 希代の天才・藤原定家が残した百人一首。その一枚を握りしめて、会社社長は惨殺された。残された札はダイイング・メッセージなのか? 関係者のアリバイは証明され、事件は不可能犯罪の様相を呈す。だが、百人一首に封印された華麗なる謎が解けたとき、事件は、戦慄の真相を地上に現す! メフィスト賞受賞作。


図書館で借りてきました。
高田さんは最近だとアニメ映画化された鬼神伝の原作を書かれてますね。

この作品は高校生の時に1度読んだことがあるのですが、その時はじめて本を読んでいて眠くなるという体験をした記憶があります(笑)
今回は眠くなりませんでしたよ。


あらすじにあるとおり、殺人事件は起こります。
しかし、それは過去(といっても10ヶ月前)に起こったものであり、暗礁に乗り上げかけているものであまり緊迫感はありません。

会社社長惨殺事件よりも百人一首に秘められた謎を解くことが主題といってもかまわないと思います。


探偵役は薬剤師で天才であり奇人であるタタリこと桑原崇。
助手(というにはあまり活躍した印象はありませんが)は同じく薬剤師の棚旗奈々。
事件を持ち込んだのは巨体のジャーナリスト・小松崎良平。その体格から「熊つ崎」と呼ばれていたようです。

タタリがああでもないこうでもないと説明し、謎を解明していくのを2人(主に奈々)は聞いていくことになります。


タイトルでもわかるかと思うのですが、前述の通りこの作品は百人一首に秘められた謎を解き明かします。
が、私は百人一首や歴史に全くといっていいほど詳しくなく。
在原業平、菅原道真、後醍醐天皇、崇徳院くらいならなんとかわかりますが、誰がどの歌を歌ったのかは全くといっていいほどわかりませんし、次から次へと出てくる歌、その歌に対する歴史的背景や、歌人の心情などちょっといっぱいいっぱいでした。

歌と歌の繋がりが示されるのですが、正直難しかったです。
いや、さすがに同じ言葉を使っているとかなら一目瞭然ですからわかりますよ?

でも「桜=花」とか「玉=魂=命」とかタタルの解説を読むとなるほどと思うものの、数多くの首を見ていくうちに何と何が結びついていたのかが脳内でぐちゃぐちゃになってしまって。
私にそういう知識がないこともあって「からくれなゐ=もみぢ葉=紅葉」とか、からくれなゐって何なのー?ってなってました。

繋がり部分を強調していてくれればと思うものの、全部にそれがあると逆にうっとおしいかとも思ってしまいます。
難しいです。

上手いこと次から次へと繋がっていくさまは奈々じゃありませんが面白くなっていたのも事実です。


殺人事件の謎は比較的簡単でした。
けっこうあっさりとしていて、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

それにしても部屋の配置はともかく、家の場所に関する謎はもっとはやく気付けても良かったなと思いました。
気付けなかったのがちょっと悔しい。

今回は説明が以上に多く、キャラクター(特に奈々)があまり掘り下げられていなくてちょっと残念。
正直、奈々を登場させなくてもどうにかなったんじゃないかなーと思ってしまいました。
小松崎が聞き手になってもなんら問題ない感じ。

この作品シリーズ化してますし、図書館にもいくつかあったと思うのでこれからに期待したいと思います。

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