忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

それでも世界は美しい 1

それでも世界は美しい 1 (花とゆめCOMICS)それでも世界は美しい 1/椎名橙(だい)
雨を降らせる能力を持つ「雨の公国」の第四公女・ニケ。彼女は嫌々ながらも国のため、世界を征服した「晴れの大国」の太陽王・リヴィウス一世に嫁ぐことに! しかも会った相手は、なんとまだ子供で…!? 光と雨のディスティニーロマンス第1巻!!


宣伝に釣られて購入したものです。
やっぱりこう大々的に宣伝されているものは期待値があがるからいけないんだろうなぁ。

【第1話 雨の公女】
【第2話 関白宣言】
【第3話 Call my name】
【ナキムシアメフラシ】


3話までと読切が収録されています。

設定は比較的ありがちなファンタジーもの。
雨を降らせることが出来る「アメフラシ」の公女・ニケと世界を手に入れた少年王・リビことリヴィウスの恋物語です。

1、2話が掲載されたのが21年、3話が23年なので実質2年くらい間が開いているのですがそこはあまり気になりませんでした。


年下生意気×強気とか大好きなので読み始めたころはかなりワクワクしながら読んでいたのですが、なんというか微妙です。
絵柄も表紙だけみたら気にならないんですが、「なんか変じゃない?」と思ってしまうコマが多かったです。
ときどきいますよね。表紙がすごく綺麗で期待してページをめくってみたら「あれ?」ってなる人。
そんな感じ。

表紙を見たときになんとなくパイロットっぽい印象を受けたのは私だけでしょうか?
きっとゴーグルのせいでそう思ったんだと思います。

ストーリーもなんとなく今一歩という印象を受けてしまいました。
設定はいいんです。
お転婆というか活発で人の感情というものをよく知る姫と交流していく中で、大事なものを凍りつかせてしまった少年王が少しずつ変わっていく、と。
よくありそうなストーリーではあるんですが、こういう話好きな人って結構多いと思うんですよ。
けど何か足りないんです。

少なくとも帯の文句はちょっと煽りすぎじゃないかな、と。
正直、この話は涙を流すには盛り上がりにかけてます。
私は漫画でも小説でも結構よく泣いてしまうほうなんですが、この話では「泣きそう」すら思いませんでした。


読切はこちらも雨の話。
ぶっちゃけ、主人公たちよりもちょっと冷めたお友達・ちかちゃんの方が気になりました(笑)
まあ、はりきったら必ず雨を呼び、死ぬほど落ち込んだら台風を呼び寄せるあかりちゃんはそれはそれですごいなぁとは思いましたけど。


続編が出たらきっと購入します。
嫌いな話ではないんですよ。ただ帯やなんかの宣伝の文句に釣られてしまうと物足りなく感じてしまうと思います。
雑誌や古本屋で読んで気に入って購入する場合はそこまで問題じゃないんだろうな。

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[1回]

2012年2月感想一覧

2012年2月感想一覧。
前の数字は日付です。

【あ行】
29僕とおじいちゃんと魔法の塔 1/亜円堂(原作/香月日輪)
02赤髪の白雪姫 2/あきづき空太
10ドラゴンラージャ 6 神力/イ・ヨンド(訳/ホン・カズミ)


【か行】
28NARUTO-ナルト- 1/岸本斉史
18れでぃ×ばと! 11/上月司


【さ行】
01よろず屋東海道本舗 3/冴凪亮
14エニグマ 7/榊健滋


【た行】
08結界師 4/田辺イエロウ
19目隠しの国 2/筑波さくら


【な行】
20ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 14/西義之


【は行】
07魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う/東山彰良(原作/松井優征)
09おおきく振りかぶって 2/ひぐちアサ


【ま行】
21角川つばさ文庫版 サマーウォーズ/蒔田陽平(原作/細田守)
23王子と魔女と姫君と 6/松月滉
16そして龍太はニャーと鳴く/松原真琴
06ビブリア古書堂の事件手帳 ~栞子さんと奇妙な客人たち~/三上延
11怪物王女 3/光永康則


【や行】
15夜桜四重奏 1/ヤスダスズヒト
25はちみつとバタフライ~職人工房シリーズ~/幸村アルト


漫画13冊、小説6冊。
計19冊でした。

ブログ王 ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

拍手[0回]

僕とおじいちゃんと魔法の塔 1

僕とおじいちゃんと魔法の塔 (1)僕とおじいちゃんと魔法の塔 1/亜円堂(原作/香月日輪)
岬の上に建つ不思議な形をした塔。
偶然見つけた陣内龍神は、そこは龍神の祖父、秀士郎が建てた塔で、しかも幽霊となって今でもすんでいる家であると知る。
家族との接し方、生き方に悩む龍神に、秀士郎は自分とは何かを教えていく。
父の考えや祖父の考えに触れて龍神が出した結論は……。
『妖怪アパートの幽雅な日常』の著者、香月日輪原作の大ヒット作がコミックスで登場!!
大人も子供も共感できるワクワクするような世界が始まる!!


先日購入した魔法の塔のコミカライズです。
香月作品は続々とコミカライズされていますね。


【MAGIC.01…魔法の塔…】
【MAGIC.02…本当の気持ち…】
【MAGIC.03…ここから始まる…】


上記3話が収録されています。
内容的には1巻の半ばくらいまでなのかな?

良く出来た家庭にどこか疑問を覚えながらも暮らしていた主人公・龍神(たつみ)が死んだはずのおじいちゃんと魔法の塔で出会い、交流していくんです。
が、死人と交流しているなんて普通の人が信じるわけもなく、龍神をおかしいものとしてしまうんですね。
家族に見張られるというか、そういうこと状態に耐えられなくなってってところまで。


なんというか、香月さんも書かれてましたけど、塔の設定集が見てみたいと思わされました。
原作では想像するしかなかった塔のあちこちにある芸術品。
コミカライズではもちろん描かれている訳なんです。
巻末に設定イラスト集があるんですが、それを見ているだけでも楽しかったです。

そして、カバー裏には組み立てられる塔もあるんです。
試してはいませんが、コピーしたらちゃんと塔が出来そう。こういう遊び心大好きです(笑)


普通、杖持ってる人が肩を組もうと思ったら、杖持ってない方の腕回すんじゃないかなーとか。
ごそごそしてるけどギルバルスは一体どこからタバコ出したんだとか(笑)
そういう細かい点は気になりましたが、大まかな流れは楽しかったです。

というかギルバルスでかいなぁ。
龍神たちが小学生だから余計大きく見えるんでしょうけどね。

龍神のクラスメイトたちにはイラっとしてしまいました。
「陣内君ってイジワルなのね!」とか言ってる子たちが幼稚ないじめをしている訳ですが、そっちの方がよっぽど酷いだろうにと思ってしまいました。
このいじめに関しては龍神の両親は気付かなかったんだと思うのですが、自分の子どもの発言が原因でいじめられたとき、彼らはいったいどういう反応をしたのだろうか、ちょっと気になりました。

いじめられる原因となる発言をした龍神を怒るのか、それともいじめられて可哀相にと龍神を慰めてクラスメイトに対し怒りを覚えるのか。
きっとこの家族なら前者なんだろうなぁ。


回想シーンでしか登場しないにも関わらず、魔法の塔の重要人物である江角さん。
この人、思っていたよりもカッコいいので、雅弥先輩がどんな感じになるのか今から楽しみです。

これの掲載誌って季刊誌なんですね。
それじゃあ、続きが出るのは随分先のことになるんだろうなぁ。
楽しみに待ちたいと思います。

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[1回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR