忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

知らない国の物語 2

知らない国の物語 2 (花とゆめCOMICS)知らない国の物語 2/川瀬夏菜
レイノル王子との婚約発表のため科学大国・ユリネラにやって来た、緑豊かな小国・アルデラのローズマリー姫? 外交官のローゼルを伴い到着したマリーを待っていたのは、この婚約を快く思っていないらしいレイノルの兄・グレイルだった!? 読切作品2編&描き下ろし大充実、待望の第2巻!


以前紹介したこれの続編です。
作者曰く今回はユリネラ編(ちなみに前巻はアルデラ編)だそうです。


本編5~8話と読切作品2本『迷子の行方』『気になる条件』が収録されています。

前述の通り、今回はユリネラ編。
マリーはメイドとしてではなく、正式に姫としてユリネラを訪れて、レイノルの兄や母に試されたりしつつ、遊園地にいってみたりレイノルとの仲を深めたりしていく訳です。

まあ、姫として出かけているはずなのに、メイドの格好しちゃいますけどね。
それはマリーだからってことでOKな気がします(笑)


レイノルの兄・グレイルはなんというかツンデレ?
いやちょっと違うんですけど、なんていったらいいのかなー。
レイノルもグレイルもお互い不器用だから自分の思ったこと半分も口にしていなかったと思うんですよ。
だから「自分は相手に嫌われている」と思っていた。

でも実際はお互いそこまで嫌っていなくて(むしろグレイルはレイノルのこと好きっぽい)そんな不器用な兄弟の間にマリーが入ることでお互いの認識がちょっとよくなったりします。
ほほえましいというには年齢が高すぎる気がしますが、マリーからしたらほほえましいんでしょうね。

グレイルの妃候補のリリさんがちょっと可哀相。
でも一見して天然にしか見えないのに実は、っていうのもあるのでそこまででもないのかなー。
グレイルに使われていても幸せではあるんだろうな。

グレイルがマリーを、強いてはアルデラを嫌いなのはマリーの兄であるマーシュと何かあったからなんだろうな。
マーシュは策士ですからねー。年も近いし隣国らしいし、交流がないってことはないし。
その辺は次巻で語られていたかな? ローゼルの話もそこでされていたはず。楽しみ。


次は、母親のソフィアさま。この人とても20歳の子どもがいるようには見えません。
まるマのツェリ様といい王女さまってそういうのがないとダメなんでしょうか(笑)

この人にもまた試されるマリーですが、さすが一国を支えるだけありますね。
息子の幸せを願っていないってことはないんでしょうけど、国のことが第一だから“いかに利用価値があるか”にも重きを置いているんですよ。
こういうのは本人たちが知らないから幸せなんだろうなぁ。

今巻は婚約発表までで終了。すごい幸せそうです。


読切に関しては、『気になる条件』の方が好きかな。
同じであることで、仲良くなった彼と違う点に対しても気になるようになってしまって、と。

川瀬さんの作品は基本的に甘酸っぱい、いかにも少女マンガって感じの話が多いですね。
次巻はまたそのうち。

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[0回]

触身仏 蓮丈那智のフィールドファイル2

触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)触身仏 蓮丈那智フィールドファイル2/北森鴻
異端にして孤高の民俗学者・蓮丈那智の元に「『特殊な形状の神』を調査して欲しい」との手紙が届いた。神とは「即身仏」のことらしい。類例のない情報に興味を示し、現地に赴いた那智と助手の三國だが、村での調査を終えたのち、手紙の差し出し人が謎の失踪を遂げてしまう――(表題作)。
日本人の根底にある原風景を掘り起こす「本格民俗学ミステリ」。待望の第二弾・

伝承に耳を傾けよ。怨念の声を侮るな。封印された歴史は、常に解放を待っている。


図書館で借りてきました。
北森さんの作品って久しぶりに読みましたが、やっぱりこのシリーズ好きです。


「秘供養(ひくよう)」
「大黒闇(だいこくやみ)」
「死満瓊(しのみつるたま)」
「触身仏(しょくしんぶつ)」
「御蔭講(おかげこう)」


の5編が収録されています。


私自身、民俗学について詳しいわけじゃありません。
正直、こういう小説で知る知識くらいしかそういうことをしらないのですが、それでも十分楽しめました。

ぶっちゃけ、途中で出てくる漢文だとか日本書紀だとかそういう文章の部分にはちょっと意味を理解できそうになくてどうしようかと思ったのですが、ちゃんと作品内で説明がなされているので原文が理解できなくても問題ないです。


途中で登場したビアバーってきっと香菜里屋ですよね。
名前こそ出てませんでしたが、そうだと思うんですよ。
前巻でも登場してましたしね。


那智と三國の関係性が非情に微妙で。
いったいどうなっていくのだろうと気になりました。

そして今回やたら出番の多かった狐目さん。結構好きです。
こういう先駆者というか、人生の先輩めいた人ってきらいになれないです。


でも、このシリーズ4巻までしかないんですよね。
しかも4巻に関しては、作者が亡くなってしまったがために婚約者で作家でもある浅野里沙子さんが完成させたんだとか。

そういう背景を知ると余計読みたくなってしまいますね。
地元の図書館にはまだなかったと思うのですが、10月発売とのことですからまだ希望は捨てずに待ちたいと思います。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[0回]

やばい

もう今年も数日で終わるというのに、今年1年の感想一覧を全くといっていいほど作成していないことに今朝気付きました。

毎日ではないにしろ、今年紹介した作品は漫画小説全部あわせれば300近いと思うんです。
ちょっと確認したところ、5月くらいまでしか一覧作ってないっぽいんです。

数が数なので、とても焦りました(^^;)
なので、今日はそっちの作成をしていたいと思います。

すいません。
もっと計画的にしておけよ、って話なんですけどね。

明日は何かしら紹介したいと思います。

ブログ王 ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

拍手[0回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR