忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2015年感想一覧

2015年感想一覧です。
今年は数が少ないので漫画も小説もこちらにまとめてあります。
ご了承ください。 リンク先間違ってたら拍手等でお知らせください。注意はしてますが、何分数が数なので確認漏れもありそうなので。


【あ行】3冊
●浅葉なつ 1冊
神様の御用人 ●阿部智里 1冊
空棺の烏
●石沢克宜 1冊(原作/ぷりる)
秘密警察 FILE:01 -Escape-


【か行】4冊
●香月日輪 2冊
ファンム・アレース 2
大江戸妖怪かわら版 5 雀、大浪花に行く
●小島環 1冊
小旋風の夢絃
●小島陽太郎 1冊
気障でけっこうです


【さ行】6冊
●賽助 1冊
はるなつふゆと七福神
●左近堂絵里 2冊
桃組プラス戦記 13
桃組プラス戦記 14
●佐藤雅彦 1冊
教科書に載った小説
●椎橋寛 1冊
ぬらりひょんの孫 9 遠野・物語
●じん(自然の敵P) 1冊
カゲロウデイズ 6 -over the dimension-


【た行】4冊
●高樹のぶ子 1冊
少女霊異記
●高津カリノ 1冊
WORKING!! 13
●時田とおる 1冊
鬼嫁さまのおてなみ拝見! 鬼の恋守はじめました
●時計野はり 1冊
学園ベビーシッターズ 11


【な行】2冊
●西尾維新 2冊
掟上今日子の備忘録
掟上今日子の推薦文


【は行】1冊
●葉山透 1冊
0能者ミナト 9


【ま行】5冊
●麻々原絵里依 1冊(原作/有栖川有栖)
臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎
●美雨季 1冊(マイナスP(ワンダフル☆オポチュニティ!)))
先生と少女騒動
●深木章子 1冊
交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー
●三國青葉 1冊
かおばな憑依帖
●水生大海 1冊
ランチ合コン探偵


【ら行】2冊
●梨沙 1冊
世界螺旋 ―佐能探偵事務所の業務日誌―
●リック・リーダン 1冊(訳/金原瑞人)
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃


【わ行】2冊
●輪渡颯介 2冊
ばけたま長屋
祟り婿 古道具屋皆塵堂


小説23冊、漫画6冊。 合計29冊でした。

拍手[0回]

空棺の烏

空棺の烏/阿部智里
八咫烏の一族が支配する世界山内で、宗家を守るのは山内衆と呼ばれる上級武官。勁草院という養成所で厳しい訓練がほどこされ、優秀な成績を収めた者のみが護衛の栄誉に与る。
平民の茂丸、下人の千早、大貴族の明留、そして武家の雪哉。生まれも育ちも異なる少年たちは、勁草院の過酷な争いを勝ち抜き、日嗣の御子を守る武人になれるのか……?


図書館で借りてきました。
八咫烏シリーズ、第4弾です。


表紙前方にいる雪哉はシリーズ読んでる方ならわかるかな?
後方の3人は左から明留、茂丸、千早です。
明留は、真赭の薄の弟ですね。黄金の烏で真赭の薄が雪哉に貸してくれた着物の持ち主です。

今回は、前巻ラストでちらっとふれられていた勁草院を舞台に、雪哉がある意味暴れ回る話。

勁草院はあらすじにもあるように武官の養成所。
本来であれば、宗家を守るために尽力をつくすはずの未来の武官たちが集まっている場所なのです。
けれど、勁草院内部でも若宮派、長束派と派閥が存在し、若宮の暗殺未遂に力を貸すものまで現れる始末と手に負えない状態になっていました。

そんなある種の魔窟で、雪哉が己の力を磨き、信頼できる仲間を得、成長していく様を描いていく物語なんだな、と思って読んでいたんです。

まあ、そんな簡単な話じゃないですよね。

後半の種明かしに思わずテンションあがってしまいました。
雪哉が(理由があって)ぼんくらのふりをしているというのは初期からある設定です。
だから、剄草院での生活の中でも何かしら目論んでいるのだろうことは想定内でした。
ただその企みの規模が思っていたより大きくて。驚きました。

何度か書いた気がするんですが、私頭のいい子って好きなんですよ。
勉強が出来るとかじゃなくて、頭の回転がいいとか機転がきくとかそういう子。

こういう企みが最後に明かされる話って好きなのでめちゃくちゃテンションあがりました。 雪哉にとっての想定外は人に教えることに向いてないってことぐらいでしょうか(笑)


今巻は雪哉の剄草院生活だけが描かれているわけではありません。
若宮サイドの話も描かれているんですが、真の金烏についても色々と新事実が明かされています。

そもそも若宮が真の金烏であるとされながらも、若宮派と長束派が存在するのは金烏について発表するはずの神官たちがどっちづかずの態度をとっていたからな訳です。
その理由が説明されているわけなんですが、相変わらず謎が多い。
金烏は代々、その魂を毎度転生させているということのよう。

けれど、若宮に関しては今までとは様子が違っていたんです。
魂こそ引き継いでいたけれど、記憶は引き継いでいなかったために神官たちは若宮を金烏として頂くことに疑問を呈してしまっていた、と。

若宮の記憶に関しては金門の向こうに置いてきてしまっていたということなんでしょうが、先代金烏の体と接触したもののすべてが戻ったわけではないようです。
金門の向こう=猿たちの世界のようですし、先代の身にいったい何が起こったのでしょう。

八咫烏たちを脅かす猿たちにも色々とあるようです。
元々は体躯の小さな猿が普通。小猿が人(八咫烏)を食べることで大猿となり凶暴になるわけですね。


相変わらず謎が謎を呼ぶシリーズですが、次巻の発売が決まっているようです。
次は来年夏発売の『玉依姫』。楽しみです。

※皆さん検索されてくるので、追記しました。
玉依姫は7/21発売です

拍手[5回]

エナガのねぐら

エナガのねぐら/松原卓二


知り合いから借りた一冊です。
借りたというか、押しつけられたというかまあそんな感じです(笑)


こちらはエナガという小鳥ばかりを集めた写真集になります。
このブログで写真集を紹介するのはこちらに続いて2冊目ですね。

あまり写真集をみる機会ってないので他がどうなのかはわかりませんが、思っていたよりも文章が多かったです。
なのでパラパラーと見て返すことはできず熟読してしまいました(笑)

エナガは丸くて小さくてふわふわしたその姿から鳥ファンの中で親しまれているんだとか。
日本全国どこでもみられる小鳥とのことなんですが、北海道では通常のエナガは存在せず亜種のシマエナガという真っ白な小鳥を見ることができるそう。

我が家にはちょっとしたバードテーブルがあるので夏場はスズメやカワラヒワが、冬場はシジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒヨドリあたりが例年きています。
年に数回程度でいいのならクロジやアオジ、ツグミあたりもやってきます。

が、シマエナガはまだ見たことありません。
これだけ可愛らしい写真を見てしまうと実物を見てみたいものです。
いつか来てくれるといいなぁ。
閑話休題。


この写真集を見ていて思ったのは、この人何年かけてこの写真たちをとったんだろう?でした。
一年を通してエナガの生態がわかるのですが、それが本当に細かいのです。
自宅からすぐそばでいくつもの群が存在し、営巣しているからできることなんでしょうね。

文章の端々からこの方は本当にエナガが好きなんだろうな、というのが伝わってきました。
ただ、そのテンションの高さといい、かわいい連呼していることといい女性?と表紙のクレジットを確認してしまったのは内緒です(笑)

たまにはこういう本もいいですね。
はじめは断りきれずに借りたということもありあんまり興味がなかったんですが、思っていたよりもかなり可愛かったです。
こういう本を自分から手に取る機会はまずないのでよかったと思います。

いつもより短めですが、今日はこの辺で。

拍手[0回]

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR