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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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べるぜバブ 12

べるぜバブ 12 (ジャンプコミックス)べるぜバブ 12 ヒルダの怒り/田村隆平
さらに強くなる為に早乙女と修行の続きを行う男鹿とベル坊。その驚きの修行法とは…!? 一方、ゲームに勝てば居場所を教えるという焔王に、勝負を挑んだ古市達。だが、卑怯な手を使う焔王達に追い詰められ…。


最近見逃していたアニメを少しずつ見ているのですが、いろいろと矛盾点というか違和感を覚える展開が多々あって。
こういうアニメオリジナル展開の弊害を見てしまうとちょっと嫌になります。


【バブ98 意地は捨てない】
【バブ99 イカサマ!?】
【バブ100 ベル坊を追えっ!!】
【バブ101 勝負アリ!!】
【バブ102 見っけ!】
【バブ103 隣は何をする人ぞ!?】
【バブ104 ヒルダの怒り】
【バブ105 悪魔が再び】
【バブ106 男鹿の戦い】


今回もまた、男鹿の修行話と古市たちのゲーム対決の両方の話が同時進行していきます。


まずは男鹿サイド。
前巻は早乙女先生がやってきて「修行後半戦」を告げたところまででしたか。

はじめ男鹿は早乙女先生に教えを乞うことを嫌がるのですが、ベル坊が乗り気で。
結局、早乙女先生に修行をつけてもらうことになります。

修行は魔界製のラジカセを利用したもの。
今の小学生とかカセットわからないはず。A面B面とか。
雰囲気で読んでもそう問題ないからまあいいのか。
まあ、魔界の道具はかなり遅れているぽいので、早乙女先生の修行したときというのがいったい何年前のことかわかりませんが、魔界製としては結構新しい道具なのかもしれませんね。

そのラジカセはなんでも録音した声の主の潜在能力を具現化するものなんだとか。
ベル坊の声が大きかったことで、ベル坊の影のようなものが修行相手になるわけです。
ベル坊は今は赤ちゃんだとはいえ、王子です。潜在能力はかなりなものといえますからね。

そして、悪魔に対抗する力を求める葵ちゃんは諫早ちゃんに導かれ、誰かに合うようです。その誰かについては次巻かな?


一方の古市たち。
前巻はネトゲ対決でパー澤こと由加ちゃんが巨大ロボを見つけて攻撃にうつる!ってところでしたか。

由加ちゃんが見つけたロボットは80分の1の確率で出てくる「クレイジーフロッグ」なるものなんだとか。
もう世界観わけわかんないですね。
しかし、せっかくみつけたレアマシンもすぐに壊してしまいます。
まあ、由加ちゃんだし。

ふりだしに戻るかと思われたゲーム展開でしたが、侍女悪魔たちも黙っちゃいません。
イザベラのトリックアート「不可視の彩色(インビシブル)」でサテュラとヨルダが透明人間化するんです。

マップにもうつらない状態になった彼女らに、姫川がキレて。
「チートなんてせこいマネするかよ」ということで、ゲーム自体を買い取って設定いじり放題にして不死身というかアンデッドというか。
そんな感じにしたうえに、80分の1の確立で登場するはずだったクレイジーフロッグを5体も登場させて合体させるわ。
もうやりたい放題でなんでもありです。

めちゃくちゃ笑ってしまいました。

戦争ゲームには勝利したものの、焔王が負けを認めないものですから、今度は桃鉄(桃太郎DE鉄人)で勝負をすることに。
3日徹夜でゲームとか交代要員がそれなりにいる石矢魔サイドはともかく、焔王サイドはよく疲れないですね。
やっぱり悪魔だからなのかな?

また焔王たちの潜伏場所が明らかになります。
なんとそれは隣室。
焔王たちは姫川宅に勝手に侵入してゲームしていたようです。

今まで気付かなかったのは次元転送悪魔であるヒルダの力で外界から次元を切り離していたからだそう。
しかし、古市とラミアを中に入れたことにより、形勢は逆転します。

ヒルダがラミアに持たせていた通信機。それを利用してアランドロンの新転送術式「バリサン」で通信機から肉体を転送してくるのです。
中に入ってしまえばこちらのものというか。

ヒルダは本当に強かったです。
一人で侍女悪魔3人を圧倒してしまいます。

そして、ヨルダが倒れたことにより能力が解除され、ヘカドスたち3人がやってきます。
彼らの勝手な行動は罰せられかけたのですが、ベヘモットが「やるなら最後まで」という言葉によって再び男鹿たちを倒しにやってくるのです。

ヘカドスたちが侍女悪魔3人を排除したがったのはわかるなぁ。
彼女らは甘やかすことしかしてないんですよね。そして、古市がちょっと突っ込んでましたが本当にゲームしかしてないんですよ。
掃除とか片付けとかそういうことすらしていない。
それについては仕方ないかなと思います。

ヘカドスは前回の邂逅でヒルダを軽く倒したものだから、油断というかなめているんです。
ですが、それは夕方に早乙女先生と戦って魔力をほぼ使い果たしていたから。
十分な休息をとって魔力は満ちています。
その状態だと、ヘカドスひとりで相手するにはキツイようです。

グラフェルとナーガも加勢しようとしたところに、アランドロンと修行を終えた男鹿がやってきます。

「ボッコボッコに殴るぞ」「ナニで?」には笑ってしまいました。
そして、久々にアランドロンと古市が会したからといって、さっそく古←アラがはじまってびっくりしましたよ。

男鹿の新技・魔王の烙印(ゼブルエンブレム)が炸裂して次巻へ。

ラミアのお母さんとか、フォルカス先生が全体こそちゃんとうつってませんがちらりと登場していたりと魔界組の背景が見え隠れしています。
この辺そのうちちゃんと説明してくれると期待しています。

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涼宮ハルヒの分裂

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの分裂/谷川流
桜の咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれているんだろうな。顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。大人気シリーズ第9弾!


結構久しぶりのハルヒです。
これの発売が2007年春で、続きというか後編である驚愕が今年5月にでたことを考えると作者もまあずいぶんとジラしたものですね。
あれだけ騒がれたのは内容的にも年数的にも待望の新刊だったからなんですね。


今回はあらすじにもあるとおり、春休みから新学期にかけての話です。
春休みに出会ったキョンの中学時代の友人が今回の、というかこれからの物語の鍵を握っているっぽいです。

その友人というのが、佐々木。
国木田や、長門にひとめぼれした中河くんとかがちらりと存在を匂わせていた人物です。

その佐々木の脇を固めるのが、朝比奈さんを誘拐しようとした少女・橘京子、嫌味ったらしい未来人・藤原、謎の少女・周防九曜。
朝比奈さんと藤原、古泉くんと橘京子、長門と周防九曜というようにそれぞれ対になるように人員が配置されているのです。

どうにも彼女らとSOS団の面々は敵対しているっぽいですね。
橘京子は朝比奈さんを誘拐しようとし、藤原は朝比奈さんを邪魔しようとしていたし、周防九曜に到っては雪山で長門を危機に追いやった勢力のものらしいです。


前半はともかく後半は読んでいて混乱しそうになってしまいました。
パターンαとパターンβの話が交互に挿入されていて、似たようなことをしているものの、話がどんどん違う方向に進んでいくんです。
正直、何がなんだかよくわからないまま。
これをリアルタイムで読んだ人はすごくヤキモキしたんでしょうね。これで、謎が明らかになるであろう驚愕を4年待たされていたら怒りたくなるかもしれない。


佐々木と再会し、新たな宇宙人未来人超能力者と顔を合わせた日の夜、電話がかかってきたところで話がわかれます。

まずはパターンα。
電話の相手は「わたぁし」。
正体は不明なんですが、SOS団に新入部員候補がたくさんやってくるんです。

キョンが気にしていた少女がきっと何かあるんだろうなぁ。
人数の把握をキョンが間違ったってことがちょっと腑に落ちないので。
そういうどうでもいいことをきちんと見ていそうなイメージがあるんですよね。
この少女が今後どうSOS団に関わってくるのか……。


次は、パターンβ。
電話の相手は佐々木。

佐々木を取り巻く3人と話し合いに出向きます。
そこで語られたのは「涼宮ハルヒに宿る神様めいた力は本当は佐々木に宿るはずだった」と。
もう今までの話が根底から覆るような話なわけです。
そして、翌日の学校に長門が出てきていなくて。
雪山症候群のときのように長門に攻撃が仕掛けられているらしい、とSOS団全員で長門のマンションに向かったところで次巻へ続きます。

パターンβを読んでいてふと「もしかしたら神様的力を持っているのはハルヒでも佐々木でもなくキョンなのではないか」と思いました。
憂鬱冒頭でも、この巻でも語られていましたが、キョンはこういう騒動に巻き込まれたいと思っていた節があります。
だからキョンの無意識が騒動に巻き込まれることを望んで、ハルヒに神様的能力を与えて、ハルヒの敵として佐々木を舞台に引っ張り上げたのかなぁ、とか。

まあ、次巻を読めばきっとわかりますね。
あまり予想して大はずれだったら恥ずかしいのでこの辺で。
続きは近いうちに読みたいと思います。

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2011年11月感想一覧

2011年11月感想一覧。
頭の数字は日付です。


【あ行】
29保健室の死神 6/藍本松
30おいち不思議がたり/あさのあつこ
06ドラゴンラージャ 3 疑念/イ・ヨンド(訳/ホン・カズミ)
13ゴーストハント 1 旧校舎怪談/小野不由美


【か行】
09れでぃ×ばと! 7/上月司
25れでぃ×ばと! 8/上月司
17大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり/香月日輪


【さ行】
24イスカリオテ 3/三田誠
03絶対可憐チルドレン 8/椎名高志
27トリコ 3/島袋光年
10銀魂 3/空知英秋


【た行】
01WORKING!! 1/高津カリノ
16薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲/田中芳樹六塚光
18結界師 3/田辺イエロウ
12べるぜバブ 11/田村隆平


【な行】
22ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 13/西義之


【は行】
04世界平和は一家団欒のあとに 3 父、帰る/橋本和也
08ハヤテのごとく! 4/畑健二郎
050能者ミナト 2/葉山透


【ま行】
14夏目友人帳 7/緑川ゆき
19パーフェクト・ブルー/宮部みゆき
15妖怪アパートの幽雅な日常 1/深山和香
02レンズと悪魔 8 魔神変光/六塚光
26林檎と蛇のゲーム/森川楓子


【や行】
21少年陰陽師 愁いの波を揺れ惑え/結城光流


【ら行】
28金色のガッシュ!! 4(文庫版)/雷句誠


小説14冊、漫画12冊。
計26冊でした。

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