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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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トリコ 3

トリコ 3 (ジャンプコミックス)トリコ 3 現れた“モノ”!!/島袋光年
フグ鯨捕獲に成功したトリコたち。だが、その毒袋を取り出すのは至難の業。ココの指導で渾身の包丁を振るう小松も失敗の連続、ついに残り1匹に!? そして一息ついた3人の前に、突如現れた不気味な存在とは…!?


トリコも3冊目なので、カテゴリ作りました。
というか、しばらくぶりな気がしていたのですが、前巻を紹介したのって先月だったんですね。
もっと前だと勘違いしてました。


【グルメ17 フグ鯨、実食!!】【グルメ18 現れた“モノ”!!】【グルメ19 美食會!!】
フグ鯨の調理と実食、そして不気味な存在が登場する話。

前巻はココがフグ鯨を調理しようとしたところに不気味な影が近寄ってきているってところで終わったんでしたか。

捕らえることが出来たフグ鯨は全部で10匹。
ココの占いではそのうち、捌くのがうまく行くのは10%――つまりは1匹とのこと。

3匹目までを失敗したココは残りを小松に託します。
ここではじめて小松の包丁が登場するのかな?
これから先、敵味方問わず多くの人物に絶賛されるあの包丁です。

なんとか最後の1匹で毒袋の摘出に成功した小松。
さすがです。

フグ鯨に舌鼓をうっているところに深海1000メートルを泳いで海側から洞窟を現れた謎の存在。
ココいわく、それは生物ではないとのこと。
洞窟の入り口でココが死相を見ていたやつらはコイツに殺されてしまったようですね。
この謎の存在の正体は次のシリーズで明かされます。

フグ鯨捕獲から数日後、小松とトリコはIGOの管理する第1ビオトープに向かいます。
次なる食材は、古代の食宝「リーガルマンモス」を目指します。


【グルメ20 グルメ研究所!!】【グルメ21 グルメコロシアム!!】【グルメ22 バトルウルフ!!】
【グルメ23 「ようこそ」!!】【グルメ24 紛れていたモノ!!】【グルメ25 「愛」の時間!!】

第1ビオトープに到着、グルメコロシアムでの戦いを観戦する話。

マンサム所長とリンちゃんが登場します。
2人ともアニメだとそれなりに登場回数多いですが、原作だとあんまりないんですよね。
リンちゃんのフレグランスも結構きっちり説明されているんですが、ここでしか登場しないんですよね。ちょっと残念。

グルメコロシアムで各国のVIPたちが賭け試合を行っているのですが、ガウチとか結構捕獲レベル低かったんですね……。
アニメで結構最近、ゾンゲたちが遭遇して逃げていたんですが、まさか捕獲レベル13程度だと思いませんでした。

そして、グルメコロシアムの目玉・バトルウルフ。
「デビル大蛇と最強の座を争ったといわれる」とか説明されてますが、絶対嘘だろ。
デビル大蛇の設定が弱すぎるので、信じられません。
生まれたての子ども相手なら、デビル大蛇にも軍配があがる可能性は否定できませんが、バトルウルフの成体相手ならデビル大蛇に勝ち目があるとは思えません。

母親は戦おうとしないのですが、その理由は出産のため。
無事に出産するのですが、その疲労のためか消耗が激しいのです。
その状況でもデビル大蛇を一撃で倒してしまうのですからさすがですね。

バトルウルフの巣立ちは早く、わずか1日。
だから、その1日の間にありったけの愛を注ぐんですが、それすら許されなくて。

コロシアムにロト共和国のドヘム大統領のふりをしていて侵入していた「美食會」のベイ。
そいつの攻撃が母親に直撃してしまうのです。

それにトリコが怒って……というところで次巻へ続きます。

グルメIDとかこんな早いうちに登場してたんですね。
すっかり忘れてました。
そして、グルメコロシアムの観客をよく見てみるとたけしや校長、ゴンちゃんの姿まであって。たけしは表紙にも描かれてますね。
こういうの好きだなぁ。


次巻はほぼバトルかな?
楽しみです。

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林檎と蛇のゲーム

林檎と蛇のゲーム (『このミス』大賞シリーズ)林檎と蛇のゲーム/森川楓子
交通事故を母を亡くし、父と二人暮らしの珠恵。二週間の海外出張が決まった父が、留守中、珠恵の面倒をみてもらおうと連れてきたのは、水野玲奈という女性だった。珠恵は、「パパの恋人かもしれない」という勘繰りから、水野と打ち明けることができず、窮屈な毎日を過ごすことになる。
ところが、愛猫ミルクの失踪事件を発端として、珠恵は殺人事件に巻き込まれてしまう。さらには、父のベットの下から一億円を発見。その隠し金を抱え、水野とともに逃亡しなければならない事態になり……。
ドキドキのガールズ・ミステリー


図書館で借りてきました。
表紙がとてもかわいらしいです。
以前読んだ強運の持ち主と同じ方が表紙書いてるのかな?


『このミス』大賞作品って特に読んだことがあるわけじゃなかったんですが、名前は聞いたことはあったので、第6回『このミス』大賞最終候補作だというこの作品に対してちょっと楽しみにしていたのです。

読み終えた時点での感想としては「おもしろかった」につきるんです。
いったいどうなってしまうんだろう、とちょっとドキドキしてましたから、ラストの着地の仕方はなかなか。
ご都合主義っぽいのはあるんですけど、こういうご都合主義なら好きです。

ただこれってミステリーっていっていいのかなぁ、と。
確かに主人公である珠恵は事件に巻き込まれます。
(あらすじでは殺人事件となってますが、実際は死んでないので傷害事件かな)

でも、それについて推理するわけでもなく、逃げ込んだ女性宅で過去に父の身に降り懸かった出来事を延々聞いているだけだからなぁ。
事件自体も、犯人が自首したりするため推理らしきことをしているのは本当にわずかです。

おもしろいんですけど、ミステリーと銘打っているのにはちょっと首をかしげてしまいました。

正直な話、主人公であるはずの珠恵の存在感がかなり薄かった気がします。
水野の回想シーンが主なので、気づくといなくなってしまっているんですよね。
やっぱり、秘密をなにもしらない存在を主人公に据えなければいけないのはわかるんですが、ちょっとなぁ。


かなりスラスラと読み進めることができました。
元々がラノベ作家であるってことはやっぱり大きいのかと。
高瀬美恵という名義でも活躍されているそうです。


海外にいてまだ中窪さんと再会していない父・康孝。
康孝と中窪さんの30年ぶりの再会。それも見てみたかったなぁ。

内容的には結構ひどいことされているはずなのに、暗くならずにさらりと読めたのはよかったです。
この方の作品、他にも出てたら読んでみたいなと思ったのですが、『森川楓子』名義では出されていないようです。
図書館で高瀬美恵名義のものも見たことないのでちょっと残念です。

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れでぃ×ばと! 8

れでぃ×ばと!〈8〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 8/上月司
 伝統と由緒ある名門・白麗陵高校で、理事長の思いつきからミスコン開催が決定!! 名門校にあってはならぬこの椿事にやっぱりいつも通りに巻き込まれた秋晴は、審査員をすることに。ミスコンにはもちろん朋美とセルニアがエントリーしているわけで、ということは秋晴がどちらかを選ぶというわけで……!!?
 さらに思わぬ強敵・朋美母が襲来! その結果秋晴とセルニアが朋美の自宅にお泊まり訪問することになったり、大地が女装(?)して秋晴とデート&××することになったり……!!??
 とにかくあっちもこっちもドキワク胸キュン受難続きの第8巻ですっ!!


今月2冊目のれでぃばとなんですが、あまりお気になさらずに。

今回もいつものごとく3話収録されています。
作者のあとがきで知ったんですが、大地が主役の番外編は偶数巻恒例だったんですね。
まったく気づいてなかったです(爆)


【第19話】はミスコンの話。
恒例の理事長の思いつきで『麗美祭』なる芸術祭で、ミスコンを開催することになるんです。

司会進行は轟、半強制的に審査員として秋晴も協力することに。

参加者は朋美、セルニア、鳳、沙織さんの4人。
本当はまだ参加しようとした生徒たちはいたんですが、沙織さんが参加することを知り辞退してしまったらしいです。

朋美とセルニア、秋晴はどちらを選ぶのか、って話だったんですが、セルニアが説明をちゃんと聞いていなかったがためになんとも中途半端な対決になってしまいます。

ちなみに優勝は鳳。
さすが中華娘。親戚が多いらしいです(笑)

そして、朋美のお母さん・美佳子さんに「遊びにいらっしゃい」と誘われたところで次話へ。


【第20話】は朋美宅訪問。
秋晴とセルニア、そして朋美の3人で彩京邸に赴くんです。

美佳子さんがいろいろとすごい。
女医(歯科医)さんだった彼女ですが、朋美の養父・琢巳さんとの出会いがすごい衝撃的です。
本当にすごいですね。

秋晴が朋美を押したおす形になるんですが、妙なテンションだったから秋晴はあんまり意識してないんだろうなぁ。
それを目撃してしまった琢巳さんの朋美溺愛っぷりは作中でもときどき出されてましたから、やっぱり秋晴に詰め寄るわけです。

途中でフェードアウトしてしまった琢巳さんと秋晴の間で何があったのか非常に気になります。
まあ、状況からしてお酒を飲んで酔ってしまった秋晴がやらかしたんだろうなぁ。

朋美とセルニアの間にあった会話。
本当にこの2人は良きライバルですね。


【番外編】は罰ゲームで大地と秋晴がデートする話。
元々女の子ですから、女装というのは御幣があるのですが、大地が女の子の格好をしてデートします。

読んでいて非常に楽しかったです。
普段ほぼ完璧である大地が、ぐるぐる考えてテンパッちゃって。
可愛かったです。

大地というか男子相手だと秋晴がすごく自然体なんだなーと。
正直、秋晴がデートの地に住んでいたころのこともかなり気になりました。

何があってヤクザに追われるようなことになるんだ(笑)

ちょっと思ったこと。
大地も三家も尾行できないことがわかっているのなら、きちんと指令どおりにする必要ってなかったんじゃないかなーと。
二人ってマジメですね。
まあ「ちゃんと指令通りにしたってことにしとこうぜ」じゃ物語的につまらないですけどね。

最後の最後でずっこけてしまいました。
散々ようやく自覚するかと期待させておいて「親友」はないですよ。

まあ、数週間後にはそれが根本からひっくり返るらしいので、それを楽しみにしたいと思います。

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