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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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2冊

怪物王女(16) (シリウスコミックス)怪物王女 16/光永康則
金色のガッシュ!!(8) (講談社漫画文庫 ら 1-8)金色のガッシュ!! 8(文庫版)/雷句誠

2冊購入してきました。
今週、月曜日が祝日だったのに、ジャンプ買うの忘れていたのでそれも一緒に。

ジャンプはある程度、読みました。

やっぱり私エニグマのタケマルさん大好きだな、と改めて実感しました(笑)
彼が登場するだけでテンションあがる気がします。
でも掲載位置やばいですよね……。頑張って欲しいです。

トリコはマッチたちグルメやくざが再登場しててちょっと嬉しい感じ。
まあ、マッチは後姿だけですが。

そして、べるぜは大方の予想通り、古市はああなりますよね。
だって彼だけ戦闘能力皆無ですもん。

あとはそうだなぁ、リボーンとか?
風は雲雀さんのとこいくんだと思うんですが、ひっぱりすぎだよなぁ。

次週以降が何かと楽しみです。

ガッシュと怪物王女もあとで読んでしまいたいと思います。

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蕃東国年代記

蕃東国年代記蕃東国年代記/西崎憲
郷愁の国で永遠に暮らす貴族宇内と少年藍佐。
三尾の竜。宝玉を探す男。草や鳥を涙させる少女。
「誰かがここで待っていたのではないか」
日常に怪異跳梁し、人心が夢魔を呼び出す――書き下ろし長編小説。
吸い寄せられて、蕃東へ。うららかで懐かしい時空を超えた異世界に心解き放たれる……
「ずっと読み続けていたくなる」普遍にして新しい物語。


表紙のイラストに惹かれて図書館で借りてきました。

『雨竜見物』
『霧と煙』
『海林にて』
『有明中将』
『気獣と宝玉』


の5編が収録されています。
すべて蕃東という国を舞台にした話です。
各話間のつながりはあるようでない、といったところでしょうか。

『雨竜見物』で登場する宇内(30歳)の若かりし頃の話を描いたのが『気獣と宝玉』で、同じく『雨竜見物』に登場する藍佐(17歳)が成長したのちの物語が『海林にて』なんでしょう。
さらに『霧と煙』で登場する盗賊・霧と同じく名を知らしめたという盗賊・煙は『気獣と宝玉』で登場しています。
『有明中将』だけが他の話とのつながりがないのかな?
私が読み漏らしただけなのかもしれませんが、わかりやすいつながりはなかったと思います。


すごく不思議な作品でした。
まず、舞台となる蕃東。
蕃東は日本海に位置する国で、はじめ「蕃東=日本」なのかな?と思ったのですが、そういうわけではなく、日本も存在した上で、蕃東も存在するんです。

口絵っていうのかな?そこに地図が載せられているのですが、それをみて「そういう設定なのかー」と妙に納得してしまいました。

明らかに虚構の国であるにも関わらず、作品と作品の間に蕃東について書かれた引用文が入れてあるんです。
それがとてももっともらしいのです。
「自分が知らなかっただけで、本当は蕃東という国があったのではないか?」と考えてしまいそうになるほど本物めいていました。

作品の文体は結構固めで、古文の教科書とまではいきませんが、平安っぽい時代が舞台になっているだけあって、そういう古典めいた印象を受けました。

過去形を多様していたせいなのか、すごく不思議なふわふわとした、夢と現がわからなくなるようなそんな話でした。
どことなく、梨木香歩さんの作品を思い出しました。


起承転結でいう転も淡々と描かれているので物語としての盛り上がりにはかけます。
それでも気づくと物語にどっぷり引き込まれているのですからすごいです。

タイトルは年代記となっていますが、そこまで時代が大きく動いているわけではありません。
上にも書きましたが、宇内や藍佐の年齢、帝の名前などからして多く見積もったとしてもせいぜいが50年程度の間の出来事であることがわかります。

年代記とするにはずいぶんと限定されているなぁと思わなくもなかったですが、作者(あるいは編集者)が続編というかシリーズを出そうとして考えているならこれもありかなぁと思わされました。

今巻のメインは宇内と藍佐であり、次巻はそれより未来や過去の年代に焦点をあてる予定だったのかな?と。
そればっかりはしばらく時間をおいてからじゃないとわかりません。
この作品が出版されたのは昨年12月。まだ1年たってないことを考えると続編がでるのか否かの判断はできませんね。

休日の昼間に読んでしまったのですが、夜寝る前に1編ずつゆっくり読み進めてみても良かったな、と思いました。

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うえきの法則 1

うえきの法則 (1) (少年サンデーコミックス)うえきの法則 1/福地翼
火野国中学1年C組・植木耕助は“自分でゴミと認識した物を木に変える能力”を与えられた!(ただし、手で覆える範囲のゴミに限定)
能力(ちから)で他人(ひと)を傷つける度に“才(=才能)”が一つずつ減っていくという罰則に振り回されながらも、植木が正義を貫いていく爽快!幻想的(ファンタスティック)バトル大活劇(アクション)、ここにスタート!


結構前ですが、アニメにもなった作品ですので知っている方も多いのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、私はプラスよりノーマルの方が好きです。
というか、作者絵変わりすぎじゃないですか。全16巻くらいでしたか?
絵柄って日々変わっていくものだとはいえ3年弱でこれってある意味すごいな。

うえきの法則 (16) (少年サンデーコミックス)うえきの法則 16/福地翼


【第1話 宇宙人・植木耕助?】【第2話 森あいの決意】【第3話 最恐の男・鈴木桜】【第4話 殴らない奴と逃げない奴】【第5話 強くなる理由】
植木の能力があかされ、植木の才を守ろうと森が決意するもなかなかうまくいかない話。

主人公・植木のクラスメイト・森あいの視点で物語は始まります。
ある日、森は植木が「ゴミを木に変える」ところを目撃して、「地球を征服するためにやってきた宇宙人に違いない!」と後をつけて正体を見破ろうとします。

なんで宇宙人?って感じですが、何も知らない森の視点で物語が進むのでわかりやすいかと。

植木がコバセン(担任・小林先生)から力を与えられたのには理由があって。
コバセンは100人いる神様候補のひとり。100人の候補がそれぞれ1人の中学生を選び、その中学生が戦うっていうゲームで神を決めるのだとか。
中学生たちのメリットは好きな才能を書き込める「空白の才」。それを手にしようと戦いに身を投じるわけですね。

コバセンは植木の中に「正義」を見いだしてゲームにエントリーしてもいいか見極めようとします。
能力を使って他人を傷つける度に罰として、自信の才能が失われていくのですが、コバセンは植木に「才を失うとしても正義を貫けるか」ってとこに重きをおくので。

他人を助けるために、才が失われることがわかっていても能力を使ってしまう植木に、森は彼を守ろうとするのですが、なかなかうまく行きません。
植木って結構行動が読めませんからね。

植木はコバセンのお眼鏡にかなってゲームへ正式エントリーされることになる、ってところで次話へ続きます。

桜については、これっきりだったかな?
これだけ名前だとか裏設定だとか考えてるから作者としては登場させたかったんだと思うのですが。
今後まともにでてくることはなかったと思います。まあ、この作品学校生活が描かれることほとんどないですからね。


【第6話 バトルゲーム開始】【第7話 相性最悪!】【第8話 ルール違反】
神を決める中学生たちの戦いが開幕する話。

植木が1番はじめに戦うことになった能力者は、平丸男。
能力は「口にふくめるだけの水を炎に変える力」。
植木の能力である「木」との相性は最悪。
しかも戦いなれているらしくなかなか面倒な相手です。

そして、植木たちが知らされていなかったルールが説明されます。
「能力を使って他人を傷つけたら才が減る」という罰は能力者相手だと適用されないのだとか。
減才ルールはあくまで一般人を巻き込まないためのものなんだそうです。

森を守るため立ち上がる植木。
それに焦ったのか、平は持ち運んでいた水を使い切ってしまいます。バトル場所はどこかの体育館でしたから、すぐに水を手に入れることはできない。
植木にもチャンスが!?と思われたとき平に能力を与えた神候補・ラファティが水を与えにやってきます。

神候補が直接手を出すのはルール違反。
今まで、静観していた佐野が植木を守るように現れましたが、ラファティによって動けないようにされてしまって――ってところで次巻へ続きます。

佐野も同じく能力者なんですが、どちらかというと植木に近い性質を持つというか。
初登場でいきなり幼稚園児を助けたりしてますから、いい人っぽい感じ。
温泉マークの入った浴衣を着て、同じく温泉マークの手ぬぐいを頭に巻いているのですが、浴衣の合わせこれ逆じゃないですか?
ふつう、浴衣って右の懐に手を入れられるようになってるはずだからこれだと死装束のような……。
なんか最後の方で作者が苦しい説明してた気がしたのですがすっかり忘れてしまいました。


だいぶ前に読んだきりなので、すっかり忘れてしまっています。楽しみながら読んでいきたいと思います。

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