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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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もやしもん 2

もやしもん(2) (イブニングKC (126))もやしもん 2/石川雅之


かなり久しぶりのもやしもんです。
最新刊10巻が今月発売されたのですが、まだ購入出来てなかったりします。
限定版と通常版があるっぽいのですが、違いが知りたいです。
なんか、限定版の方が安いみたいなんですよね。

限定版のが高いならわかるんですけど、安いってどういうことなんだろう。
何が違うのかご存知の方がいたら教えてください。


さて、本編の感想をば。
【第12話 新たな能力者】【第13話 日本酒はお嫌いですか?】【第14話 ミス媒体】【第15話 人類最小の敵】
【第16話 おいしいお酒を飲んでますか?】【第17話 相手の目線に立ってみよう】【第18話 春祭】【第19話 襲撃】
【第20話 戦う男ども】【第21話 春祭を終らせよう】【第22話 祭りのあと】【第23話 それぞれの朝】
以上12話が収録されています。


えっとストーリー的には樹ゼミ唯一のゼミ生である武藤さんが帰ってきて、防疫しまくって、春祭を満喫する話。
だいたいが春祭の話ですね。
なんというか、すごい大学生活を満喫しているなーと思いました。

高卒で就職したので、大学生活というものを実際に体験したことはないのですが、すごく楽しそうでした。
こういうのなら体験してみたかったです。

でも、媚薬がどうのとこれだけ騒いでいるのにこうもフラグが立たないっていうのはある意味すごいなぁ。
美里さんと長谷川さんもこの時点ではフラグというには弱いですしね。

というか、春祭終了夜の葉月ちゃんと武藤さんはどこまでやったんだろうなぁ……。
まあこれから先明かされることもないんでしょうし、そこまで気になることでもないんですけどね。


前巻を読んだときにも思ったのですが、雑学がすごい。
菌、というか発酵物に関するネタばっかりなんですが、そのネタが豊富なので読んでいて関心することばかりです。

もやしもんを読むと普段の生活がどれだけ発酵に支えられているかがわかります。
樹先生のセリフ「人類が唯一成功した錬金術。それこそが酒であり、発酵という菌の力の奇跡だ」というのもわかる気がします。


そして相変わらず菌たちは可愛らしかったです。
大マジメに語り合っているところとか、本当に可愛い。
まあ正直、オリゼーとセレビシエ、ヨグルティ、クリソゲヌム、トリコイデスくらいしか見分けつけれませんけどね。

おもしろかったです。
で、今回気づいたのですが、この作品、感想を書くのがちょっと難しいですね。なんでだろう。

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少年陰陽師 いにしえの魂を呼び覚ませ

少年陰陽師 いにしえの魂を呼び覚ませ (角川ビーンズ文庫)少年陰陽師 いにしえの魂を呼び覚ませ/結城光流
時は平安。久々に平和な日々を過ごしていた、安倍晴明の後継・昌浩。そんな中、以前お世話になった道反の巫女のもとにお礼に行こうと思いたった昌浩は、紅蓮らと共に出雲へと向かうことに。だが昌浩は知らなかった。ちょうどその頃、荒魂を甦らせるための鍵を手に入れんと、謎の襲撃者が道反の聖域に襲いかかっていたことを――!! またしても新たな敵が、昌浩たちの前に立ちはだかる!! 少年陰陽師・新章、ついに開始!!


新章突入の少年陰陽師です。
これ何編になるんですかね。あとがきとか作者コメントとかを読むかぎりこの時点ではまだ決まっていなかったみたいですね。
だから『新章』。

舞台は再び道反です。
晴明にとっても、昌浩にとっても、十二神将たちにとっても道反は苦い思い出の地です。

でも、道反の丸玉がなければ昌浩は見鬼が失われたままで、天狐の力が暴走してしまうわけですからね。
お礼に行きたいという昌浩の思いもわからなくもない。


道反に行く前、都での敏次殿とのやりとりが読んでいて楽しかったです。
昌浩にとって敏次殿は尊敬すべき先輩な訳なんですが、もっくんにとってはそういうわけにはいかないんですよね。

多分、もっくんは昌浩の力が正当に評価されていないことが嫌なのかな、と今回読んでいて思いました。
人に知られることこそありませんが、昌浩は安倍晴明の唯一の後継で、人知れず辛い目にも遭いながらも頑張っているわけです。
それを知らない敏次殿に見当違いな注意をされることが我慢ならないんだろうなぁ。

あとは勾陳ともっくんのやりとりも好きでした。
男は女に口でかなわないのは人も神将も変わらないんですね(笑)

雑鬼たちが遊んでいる様はとても可愛らしかったです。
ようはブランコを作ろうとしてるわけなんですが、平安時代の話ですからね。ブランコとはいえないよな(笑)


終盤のあのシーンには本当にびっくりしました。
確かに六合と風音はそれっぽかったし、だからこそ守護妖たちのあの反応だったのでしょう。
でもまさか、あの中にあるとは……。

私、守護妖たちが意外と好きです。
見てくれはともかく行動とかは非常に微笑ましい気分になります。
それに小説なので、見てくれはそこまで気になりませんしね。


今回は、新章が始まったばかりなので、敵の正体もいまいちわからないままです。
祭祀王の末裔とされていますが、祭祀王がわからないので意味がないというかそんな感じ。
道反から奪われたものもまだボカされてますしね。

というか、新章はじまったばっかであるにも関わらずもうすでに昌浩はボロボロなんですけど、これから先どれだけボロボロになるんだろう……。
次巻も楽しみです。

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涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憂鬱/谷川流
「涼宮ハルヒ? それ誰?」って、国木田よ、そう思いたくなる気持ちは解らんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。だが他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い討ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった! どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまたらしいな。大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート!


ずいぶんと久しぶりの涼宮ハルヒシリーズです。
5月だかに最新刊が出るらしいので、それまでにある程度読んでおきたいな、と思いまして引っ張り出しました。

えっと前巻、涼宮ハルヒの退屈を紹介したのは昨年5月。……10ヶ月ぶりとかですか。
確かに相当前に読んだなぁ、とは思っていたのですが、そんなにたっていたとは。自分でもびっくりです。


この消失は映画にもなった話ですね。映画はまだ見ていないのですが(レンタルDVDが旧作になったら借りようと思ってます)、これが原作ならそれなりに面白いんじゃないかな、と思います。

シリーズで一番おもしろいという前情報を聞いていたのですが、確かに面白かったです。
この内容ならば、シリーズ第1作から一気に読むべきだったなぁ、とちょっと後悔してます。
長門の変化、三年前の七夕(笹の葉ラプソディでしたっけ?)の話だとかその辺を詳しく覚えているうちに読みたかったです。
まあ仕方ない。


前作までの話から、「どうせまたハルヒのとんでもパワーのせいか」とキョンが妙になれてしまうのもわかります。

そして、朝比奈さんはきっと状況を把握していないだろうと思いつつ見に行って、とりあえず古泉に相談して、長門にどうにかしてもらうってのが今までのパターンでしたからね。
それが通用しないとなってキョンが混乱するさま読みつつ、読者である私も一体どうなるんだろう、とハラハラドキドキさせられました。

長編とはいえ、結構薄めの本で比較的短い話なんですが、読み応えはかなりありました。
物語に引きこまれるという点では中々。


キョンが選んだのは元のハルヒが超人的パワーを持っていてそれに巻き込まれる世界。
確かに、ちょっとぶっ飛んだ美少女ハルヒと普通の仲間たちと送る高校生活というのも楽しかったでしょう。
でも宇宙人未来人超能力者と送る変わった高校生活を楽しいと思ってしまったから。

これからどういう展開になっていくのかはわかりませんが、作中で「ハルヒはSOS団の誰かが行方不明になったとしたらそのまま放置するような諦観とはほど遠い」とありましたが、それはキョンにもそのまま当てはまるんでしょうね。

長門の身の内に溜まりたまったエラー。
「感情」とのことなんですが、それはいいことなんだろうな。

確かに情報統合思念体にとってエラーを起こす機体を処分したいというのもわからなくもありませんけどね。


今日はちょっと短いですけど、この辺で。
次巻もそのうち読んでしまいたいと思います。

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