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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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1冊だけ

怪物王女(13) (シリウスコミックス)怪物王女 13/光永康則

1冊だけ購入してきました。
DVD付き限定版もありましたが、そちらは別にいらないかなぁ、と思って通常版を購入してきました。

DVD付きは3000円ちょっとしましたからね。
普通に高い。


本屋に行ったら普通に地獄堂6が売ってて。
orz ←思わずこんな感じに。

毎回売ってなくて購入に苦労するから……と今回先手を打って予約してたんです。
お金ももう払っちゃってましたからね。まさか本屋で買ってくるわけにも行かず。

うーん早く読みたい!
到着予定は明日。早く届かないかなぁ。

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ペルシャ猫の謎

ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)ペルシャ猫の謎/有栖川有栖
「買いなさい。損はさせないから」話題騒然の表題作「ペルシャ猫の謎」。血塗られた舞台に愛と憎しみが交錯する「切り裂きジャックを待ちながら」、名バイプレーヤー・も利した刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」など、粒よりの傑作集。<国名シリーズ>第五弾、火村・有栖川の名コンビはパワー全開!


今回は若干、異色っぽい作品が多かったです。
火村先生とアリスのやりとりは相変わらずではありますが、謎解きという点ではちょっと物足りないかもしれません。


『切り裂きジャックを待ちながら』
劇団におくられてきたビデオレターには主演女優の誘拐された姿が映っていて、その後女優が舞台で死体となって発見される話。

なんかテレビ的というか、相棒とかコナンとかそういうのを見てるような気分になったんですが、あながち間違っていなかったようですね。
それというのもこの作品、有栖川さんが原案の推理ドラマのノベライズとのこと。

納得しました。道理で火村先生の登場シーンがあんなにもかっこいいわけです。
あの登場シーンにはびっくりしました。


『わらう月』
アリバイ工作を行った女性視点の話。

南半球では太陽(月)の軌道がそういうことになるとは、理屈ではわかります。
が、言われるまで気づかなかったです。

人間の顔が左右対称でないってことは知っていましたが、女性のちょっとした一言まで伏線になるとは思いませんでした。


『暗号を撒く男』
殺された男性宅に配置された奇妙なものたちの話。

朝井さんが登場します。
形としてはアリスが火村先生に聞いた話を朝井さんに語るというもの。

アリスの記憶力にちょっと驚きました。
というか、火村先生ったらそんな不機嫌になるような事件もアリスには話してるのね、と思ってしまいました。

これ別にアリスが語る必要性なんてないんですよ。
その場に火村先生がいないのならともかく、横に座っているんですから。

それなのに、語り部を譲った火村先生に思わず深読みしたくなりました。


『赤い帽子』
森下刑事が主役の大阪府警が事件を追う様子を描いた作品。

アリスも火村先生も登場しない作品です。
どちらか片方しか現場にいないとか、語って聞かせるとかならありましたけど、どちらも登場しないのってはじめてじゃないでしょうか。

思っていたよりおもしろかったです。

森下刑事がアルマーニを着ている理由が明らかになります。
アルマーニを着ている刑事というと、この森下刑事と夢水清志郎シリーズに登場する岩清水刑事くらいしか知りません。
岩清水刑事はただのおしゃれだろうと思うので、この森下刑事の「鎧」にはちょっと納得してしまいました。

早く立派な刑事になれたらいいですね。


『悲劇的』
火村先生が書いた「小説」の話。

妙に納得してしまいました。
作中で語られるK君の憤り。
これだけを読んだら暗く終ってしまうだろうに、それをうまく回避しています。

K君の怒りはまったくもってその通りなだけに、どのように終わらせるのか、ちょっとハラハラしてたんです。
この手の問題に下手な回答をしたら面倒なことになるだけですし。

思わずくすりとしてしまったんですが、本当はそれじゃダメなんでしょうね。

神はいつになったら起きるのでしょう。


『ペルシャ猫の謎』
弟に殺されかけたという被害者だが、弟にも猫にもアリバイがあるという奇妙な話。

表題作です。

え、そういうのなの?と首をかしげてしまいました。

コズミックを読んだことがある身としては全然問題ない感じ。
読んでから何年もたちますが、あれよりイラつかされる作品には出会ったことありません。
4日もかけて読んで、結末がアレで投げつけたくなりましたからね……。(借り物だったので投げませんでしたが)

当時高校生だった私には受け入れられませんでしたが、今読めばまた感想も変わってくるんじゃないかな。
まあ、あの分厚く、かつ結末を覚えている本を読むだけの気力もないのも確かです。


『猫と雨と助教授と』
SS。ばあちゃんとアリスの電話。

火村先生が思いのほか可愛らしい。
なんかこの調子じゃまだまだ増えそうですね。

猫の方が寿命は短いだろうから、火村先生もばあちゃんも悲しむんだろうなぁ、ってところまで考えてしまった自分がちょっと嫌でした。



異色ぞろいの短編集でしたが、中々おもしろかったです。

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よろず屋東海道本舗 1

よろず屋東海道本舗 (1) (花とゆめCOMICS)よろず屋東海道本舗 1/冴凪亮
インターネット上で探偵業“よろず屋”を営む志摩義経は、ある日人気モデル“キョウ”こと駿河香からストーカー探しの依頼を受ける。欲望の渦巻くモデル界の裏側に潜り込み、推理を進める義経だが…!? 事件後、香を相棒に義経の「よろず屋東海道本舗」が始動! 冴凪亮の初コミックス登場!!


ふと思い出して急に読みたくなった作品。
この人の作品は一通り持ってるのですが、シークエンスってどうなったんでしょうか。
最終話は立ち読みして、最後「神のみぞ知る」みたいなことを言って終わったような、という中途半端な記憶があるのですが、いつまでたっても2巻は発売されず。
結局どうなったのでしょう……。


『よろず屋東海道本舗』
香ちゃんが「よろず屋」にストーカー探しを依頼する話。

志摩さんと香ちゃんの出会いです。

志摩さんの女装ネタが多いのは覚えていましたが、初っ端から女装していたことにちょっと驚きました。
正直な話、この作品少女マンガではありますが、メインとなれる女性キャラが少ないですからね。

1話限りの登場人物以外となると、香ちゃんのお姉さんと舞でしたっけ?くらいしかいなかったような。
でもまあ、お姉さんは人妻だしなぁ。

だから志摩さんの扱いが、ヒロインぽい(笑)
貞操の危機とか言われてるますし、ね?


『天壌無窮 君を覚ゆる ――よろず屋東海道本舗・2――』
幽霊が出るという噂を聞きつけて時代村に行く話。

時代村の創設者・緒方が恋人・鈴へ向けた時代をこえた贈り物、ってところでしょうか。

志摩さんがかっこよかったです。
志摩さんの持つ携帯に時代を感じました。
後付を見ると1999年に初版が発売されたものとのこと。道理で。

志摩さんって鋭いのか鈍いのかよくわからない人だなぁ、と。
物語の主人公としてはそれくらいがちょうどいいのでしょうね。


『空間を埋める者 ――よろず屋東海道本舗・3――』
よろず屋に脅迫メールが届き、香ちゃんの学校の文化祭に行く話。

何に驚いたかって、エジソンに驚きました。
はじめこんなに普通のキャラだったんですね。
なんか丸呑みするキャラ――おがっちでしたっけ?、とふざけてる印象が強すぎて(笑)

犯人の身勝手な言い分にはイラッとしました。


『聖夜(イヴ)の訪問者 ――よろず屋東海道本舗・4――』
同業者『APP』を探してほしいと依頼を受ける話。

APPの登場です。
APPって高飛車というか、全部分かっていて高見から見下ろしてるというか、そんなイメージがあったので、まさかほとりとの仲を取り持たれているとは。
すっかり忘れてました。

志摩さんがシャンデリア蹴り飛ばした所といい、APPが2階から飛び降りる所といい本当に少女マンガとは思えませんね。


『スウィート・サイレンス ――よろず屋東海道本舗・5――』
髪切り魔を捕まえるよう依頼を受ける話。

APPと共同戦線(というか対決)、そして志摩さんの女装第2弾です。

この話、結構好きだったりします。
田辺さんとみゆきちゃんのその後はまったく語られていませんが、きっと上手くいったんだろうな。

APPに微妙に負けたような形になってしまったところで今巻は終了。


志摩さんの「火」に対するトラウマ、香ちゃんの「二重人格」。
どちらもまだ克服とは程遠い状況ではあります。

最終巻ではどちらも克服されたはずですが、どのようにして克服していくのか、細部を忘れてしまっているので楽しみです。



明日は何か小説でも読みたいなと思います。

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