隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。
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魔都大江戸に「落ちてきた」童女・お小枝。
雀たちはここへ残るか、人間界へ戻るか、自分で選べるよう好きに行動させることにしていた。
キャフェ―にお座敷遊びにお祭り見学の後は――海!!
お小枝が最後に選ぶ道はどちらか!?
かわら版屋・雀の成長を描く人情江戸ファンタジー第2巻!!
たとえばたとえば、サルスベリの木に惚れられたり、床の間の掛軸から亡友の訪問を受けたり、飼い犬は河童と懇意になったり。白木蓮がタツノオトシゴを孕んだり。庭のはずれにマリア様がお出ましになったり。散りぎわの桜が暇乞いに来たり。と、いった次第の本書は、四季おりおりの天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。
庭・池・電燈付二階屋・汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多――。
それはついこのあいだ、ほんの百年すこしまえの物語。
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