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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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6冊

赤髪の白雪姫 12/あきづき空太
学園ベビーシッターズ 10/時計野はり
黒子のバスケ 29/藤巻忠俊
銀魂 56/空知英秋
銀魂くんのあゆみ 『銀魂』公式ガイドブック/空知英秋
暗殺教室 11/松井優征

6冊購入してきました。
赤髪は昨日ブクログトップに掲載されていたので知っていたんですが、学ベビが出ていたこと知りませんでした。

店頭で見つけて、犬井先輩が表紙でテンションあがってしまいました(笑)
好きなんですよ犬井先輩。空回りっぷりというか、報われなさというか。
見ていて思わず笑ってしまいますが、彼にも幸せになってほしいんですよ?

黒バスは表紙だけで内容がわかりますね。
ジャンプ立ち読みしてたんで内容はある程度知ってますが楽しみです。
(もしかして、黛先輩が……なあたりでしょうか。あれは読んでて辛かったからなぁ)

とりあえず、学ベビは今日明日中に読んで紹介したいと思います。

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はるか遠く、彼方の君へ

はるか遠く、彼方の君へ/安澄加奈
三人の高校生が源平合戦のさなかへ。
彼らが繋ぐ想いとは――
『いまはむかし 竹取異聞』で注目の新人、感動のタイムスリップ青春小説

希望はもたない。生きることに執着のない高校生、夕鷹は、真剣にならなければ生き延びることのできない合戦の世で、何を感じ、どう変わっていくのか。
京都への修学旅行中の高校生・夕鷹は、博物館で古い剣を目にして気を失い、気が付くと炎があがる知らない土地にいた。武士に襲われたところを助けてくれた男は、源九郎義経と名乗る。ほかにも同時にタイムスリップしたらしい2人の高校生、華月、遠矢と出会い、夕鷹たちは「平家物語」の記憶をたどりながら、元の世界に戻るために、神器の剣を探す。焦燥や葛藤、恋と別離。ラストには感動が押し寄せるロングストーリー!


図書館で借りてきました。
作者さんは「あずみかな」さんで読みこそ普通なんですが、私のパソコンでは一発変換出来ませんでした。


あらすじ(帯ですが)にもある通り、現代の高校生たちが今から800年前、源平合戦の只中に迷い込んでしまい未来へ帰ろうと奔走する話。
人生諦めきってる夕鷹(ゆたか)と唯一源平合戦の詳細を知っていた遠矢、紅一点で男勝りの華月。
この3人の高校生が、過去と現在の違いに驚いたり、翻弄されたりしながらも成長していきます。

面白かったです。
序盤はちょっと物語に入りきれなかったんですが、遠矢が登場したあたりから物語に引き込まれ一気に読み進めることが出来ました。
結構分厚い1冊(476ページ)だったんですが、4時間くらいで読み切ることが出来ました。

難をあげるとするならば、視点変換・時間経過がわかりづらいことでしょうか。
ページをめくると前と微妙につながってなかったりするので、飛ばしたかな?と前のページとのつながりを確認することが何度かありました。

私自身は、歴史があまり得意ではないので、源平合戦についての知識は夕鷹以上華月未満といったレベル。
おおまかなあらすじと、神なき国の神々でも結構詳細が語られていたし、授業でもやった気もするし、『扇の的』くらいは知っていました。
けれど、作中で正しい歴史を知っているのは遠矢のみなので、知識がなくても特に問題なく読み進められました。

ぶっちゃけ、夕鷹の置かれた環境は夏目友人帳の夏目を思い出しました。
あるいはみえるひとの明神冬悟でも可。
けど2人には「普通の人には見えないものが見える」という明確な理由がありましたから、夕鷹の方が辛そうではあります。

正直、この1冊で終わってしまうのはおしいな、と思ってしまいました。
もっと心理描写をきちっとして上下巻とかでも良かったと思うんですよ。
華月の兄ちゃんについてとか唐突すぎる感否めませんでしたし。

ラスト、どうにかこうにか現代に戻ってきた3人。
修学旅行の日程ぶっちして義経の最期の地を訪れて希望をつなぐ訳ですが、遠矢の思い人は見つからないまま終わってしまいました。
これ以上は蛇足にしかならないでしょうから、描かれることはないでしょう。

でも、想像の中でくらい幸せになってほしいものです。
(私の中で、遠矢と美弥姫の生まれ変わりは老年になってから再会したらムネアツだな、なんて思ってしまいました)

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異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女/谷瑞恵
独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像(イコン)。英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は祖父の死を機に日本に戻ってきた。祖母が経営する画廊には一風変わった仲間たちが集まっており人付き合いの苦手な千景は戸惑うばかり。そこで千景はある盗難絵画の鑑定を依頼されるが、仲介者が昔から気の合わない幼馴染みの透磨だと知って……!?
呪いの絵画をめぐる美術ミステリ!!文庫書き下ろし。


先日100円で購入した1冊です。
早速読みました。


この方の小説を読むのは初めてだったんですが、少女小説レーベルで長編を書かれてる方ということもあり、外れはない感じですね。
一般書籍コーナーにありましたし、背表紙にもコバルト文庫の騎士のシルエットがないんですが位置づけとしてはコバルト文庫になるらしいです。
普通のコバルト文庫と発売日も違うので同じ名前ではありますが、本当に別物としてよさそうです。
最近、こういうラノベチックな一般書籍が本当に多いですね。


明記はされていなかったと思いますが、舞台は異人館が並び立つ町とのことなので長崎とかなんでしょうか?

イギリスから帰ってきた少女・千景が主人公。
飛び級したりしながら生来のものであった「図像を読み取る力」を図像学を学ぶことでさらに強固にしたわけですね。
千景はその知識を用いながら、人を追いつめる盗難絵画に込められた図像を読み取ろうと奔走します。


千景が何かとつっかかる存在である透磨ですが、彼にも色々と思うところがあるんだろうなぁ。
千景の祖父に千景の今後を託されているということもあり、遠回しながらも気を配っているんですね。
でも、それが千景には通じてないのがちょっとかわいそうでした(笑)
ぶっちゃけ、序盤では京ちゃん(千景のまたいとこの青年)の方が株が高かったんですが、読み進めるにつれこの人についてはどんどん下がっていってしまいました。

作中で透磨も言ってましたが、空気読めなさすぎのバカってのが一番わかりやすいかな?
(なんとなくサマウォの翔太兄に近いものがあるよね)

色々と重たい千景の過去。
図像を読み取る力、誘拐事件、両親、さらには記憶喪失。
人付き合いが苦手というより、大切な人を作ることを避けているんですね。
いつか、彼女が素直に頼れるようになるといいですね。
ラストには少し前向きになれたので、それは近い話なのかな?

続編が出るかは不明ですが、楽しみに待ちたいと思います。
これが100円で買えたのはいい買い物でした。

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