ハヤテのごとく! 17/畑健二郎
幼きハヤテが一人の少女に贈った名前…“アテネだから、アーたん”
二人っきりの世界で交わした約束…“いつまでも、ずっと一緒”
借金執事のできるまで…の、お話。
小説読みたかったんですが、読める気がしないので漫画引っ張り出しました。
最新刊に追いつくまでにはまだまだかかりますねー。
【第1話 法律でダメって言われても、観たい気もちは消えない】
【第2話 人生に必要な人とはだいたい出会うようにできている】
【第3話 仮面の下の涙も汗も、ヒーローだから見せられない】
【第4話 それは、光で時を切り取る機械】
【第5話 THE END OF WORLD1 君が望んだ三千世界】
【第6話 THE END OF WORLD2 神さまが棲むという城】
【第7話 THE END OF WORLD3 天照の箱庭】
【第8話 THE END OF WORLD4 世界に届く声で】
【第9話 THE END OF WORLD5 終わりへの予兆】
【第10話 THE END OF WORLD6 力への意志】
【第11話 THE END OF WORLD7 左手に愛を誓い】
が収録されています。
前半はいつもの通りの1話完結話なんですが、後半はタイトルからもわかる通り長編になります。
前巻の予告を見て、アテネ登場=海外行く話(ミコノス編でしたっけ?)をやると思っていたんですが、その前にこの話がありましたね。
すっかり忘れてました。
今回はハヤテ過去編ですね。
まずは前半。
ナギがR18作品を見ようとしてみたり、咲夜さんとチハルさんの出会いが描かれていたり、ヒナギクがハヤテたちにばれないようにヒーローショーの中の人をやってみたりするわけです。
R18作品といいつつも、エロというよりグロの方のR指定なんだと思います。
私あんまり映画を見ないんで、元ネタの映画をよく知らないんですけどね。
はじめ、エロの方のR作品を見ようとしていたナギがものすごく思春期っぽい(笑)
気になるお年頃ってやつなんでしょうね。
ただ、注意書きで三千院家の鉄壁のガードはネットにも有効云々の説明があったんですが、ナギが若干腐っている描写がちょこちょこある時点で鉄壁とは言いづらいような?と思ってました。
まあ、ナギはもともとハヤテの女装とか全然ありでしたから、受け入れる素地はあったんだろうなぁ。
後半は前述のとおりハヤテ過去編。
ハヤテが幼稚園とかの時代の話なんで、時間軸としては10年くらい前になるんじゃないかと思います。
ろくでもない親のせいで幼いハヤテは絶望していたハヤテが「王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)」に迷い込みそこにいた少女・アテネとしばらく一緒にすごした様子が描かれています。
ここでハヤテの素地は完成していますね。
ハヤテのハイスペックな知識、技術、身体能力などはこの時代に叩き込まれたものが元となっているのは明らかです。
知識はともかく、身体能力はアテネが施した矯正がなければ今のハヤテの異常なまでの身体能力はなかったでしょうね。
なんというか、ロリショタだからかままごとめいた印象を受けました。
一生懸命なハヤテに対して、アテネが「付き合ってあげている」感を結構だしていることもありそう感じたのかもしれません。
うーん、改めて読むとこの話ってかなり色々謎だらけなんですね。
最新刊でもすべてが明らかになっているわけじゃないので、読み進めていくうちに忘れてしまいそうです。
作者あとがきで「あと何話入らなかった」とか「結末が次巻へ持ち越しとなった」とかあるんですね。
漫画化と編集さんはその辺も考えて連載していると思っていたんですが、違うんですね。
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