それでも世界は美しい 6/椎名橙
砂の皇国でニケが目にした、水不足にあえぐ人々、皇国の歴史、そして皇太子・イラーダのかなしみ。
すべてを胸に、ニケはふたたび歌い、雨を呼ぶ。
この雨が伝えるものは…。
砂の皇国編、心震えるクライマックス。
昨日のうちに読み終わっていたんですが、時間がなくて紹介できなかった1冊です。
やっと紹介できました。
【第27話 Never end 1】
【第28話 Never end 2】
【第29話 大国への路】
【第30話 再来】
【第31話 湖(ウミ)の王国】
【番外編】
【巻末おまけマンガ】
が収録されています。
前半は砂の皇国編、後半は以前{多分
1巻?)登場したルナの国、湖の皇国編です。
作中でも触れられていましたが、ニケはもうちょっと人を疑うということを知るべきかと。
素直なのは美徳なんでしょうが、王妃としてはもうちょっと裏を読むということを覚えてほしいな、と。
一見真面目でいい人な太子ですが、あの人絶対むっつりだよ(笑)
というかそれ以前にああいう人は国のために必要だと判断したらなんでも出来る人だと思うんですね。
だから、最悪手籠めにされていてもおかしくはなかったんじゃないかな、と。
まあ、少女漫画ですからそういう展開になっても未遂で終わるでしょうけど。
(そういう意味では
ジャンヌにはひどくドキドキした記憶があります(笑))
きっと、湖の王国編も似たようなことになるんでしょうね。
男装してカナリスと名乗ってルナを守ろうとするニケですが、これもまた空回りというか余計な騒動を巻き起こすことになるんだろうなぁ。
巻末予告によると次巻は春頃発売予定。
まあ、アニメの放送開始が4月とのことですからそれに合わせてくるのは目に見えてますね。
正直、この作品はアニメ化するような作品じゃないと思うんです。
ただニケのアメフラシだけはカラー(どうせなら動画)でみたいです。
ぶっちゃけそこ以外はどうでもいいんですけど、世間の評価はどうなんでしょう?
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