
硝子のハンマー/貴志祐介
見えない殺人者の、底知れぬ悪意。
異能の防犯探偵が挑む、究極の密室トリック!
日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。
エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。
厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。
すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが――。
『青の炎』から4年半、著者初の本格ミステリ!
図書館から借りてきました。
思っていたより読むのに時間がかかってしまってちょっと大変でした。
嵐の大野くんが主演でドラマ化された
鍵のかかった部屋
の原作になります。
お正月に一挙放送されていたのを見るともなしに見ていたんですが、思っていたより面白かったので原作が読みたくなって借りてきました。
ドラマでは、この事件はラストにもっていっていたのかな?
原作1作目をラストにもっていくという発想がなかなか面白いですね。
正直、貴志さんというと中学生くらいのときに読んだ
ISOLA
のイメージしかなかったんです。
そのため、図書館にこの作品が何年も前からあるのは知っていたんですがホラー系だと思って全く手に取ることすらしてませんでした。
ミステリーを書いていることをこのドラマを見るまで知らなかったとはいえ、ちょっともったいなかったなぁ。
それなりに面白かったけど、とにかく長い!
490ページほどと結構なページ数の上、字が小さめなので読んでも読んでも進まないという印象がありました。
文章で説明されても頭に入ってこないというか、先にドラマを見ていなかったらトリックを理解するのに時間がかかっただろうな、と思いました。
けれど、ドラマ見たからトリックをはじめから知っていて楽しみきれなかった側面もあるわけで。
難しいです。
ドラマではあまり見えてこなかった榎本の心情が描かれていたのはちょっとよかったです。
そして、ラストの青砥先生の誘いの断り方がいいですね。
思わずクスリとしてしまいました。
図書館にこのシリーズ何冊かあったのでまた借りてきたいと思います。
[0回]
COMMENT