
恋する狐/折口真喜子
俳人・与謝蕪村が出会った、愛おしい人々と、いたずら好きの物の怪たち。
デビュー作『踊る猫』で話題の小説宝石新人賞作家が描く、9つの優しい妖異奇譚。
疲れた心にじんわり沁みる、少し不思議で、ひときわ温かな物語。
図書館で借りてきました。
おすすめコーナーにあったんですが、どういう基準で決めてるんだろう?と気になりました。
【蛍舟】
【いたずら青嵐】
【虫鬼灯】
【燕のすみか】
【鈴虫】
【箱の中】
【鵺の居る場所】
【ほろ酔い又平】
【恋する狐】
が収録されています。
以前紹介した
踊る猫とよく似た表紙だったので「あれ?」と思ったのですが、やっぱり続編でした。
続編ではありますが、ぶっちゃけどこから読んでも問題ないです。
この作品の共通店は俳人である蕪村が妖怪や何かが関わる話を人から聞いたり、自身で体験する様が描かれているということ。
それだけですね。
私自身は、シリーズものは出来るだけ順番に読みたいので飛ばしたりすることはしませんけど。
妖の存在が当たり前だった時代の話なので、時代物です。
ですが、文体にくせがない上にさらに1話1話が短いということもあり、非常に読みやすかったです。
ページ数も200ページちょっとと少ないですし、2時間くらいで読み終えることが出来ました。
【青嵐】で蕪村が少年に語っていたことが全てかな、と。
今じゃ失われてしまった豊かな感性や心が描かれた作品でした。
このシリーズ続くのかな?
楽しみです。
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