ハヤテのごとく! 21/畑健二郎
バカンスといえば白い砂浜。エーゲ海といえばエメラルドグリーン。
ここまで来たからには、やっぱりビーチに繰り出したい!ところで…
ビーチバレーって、どんなルールだっけ?
何読もうか迷ってこれにしましたが、もっと別なものにすべきだったなぁ、と思います。
本当に何を読もうか悩みます。
【第1話 絆の石】
【第2話 イノベイターではない僕らの心はお互いうまく伝わらない】
【第3話 トラブルは忘れた頃にやってくる】
【第4話 ビーチに来たからにはやる事がある】
【第5話 恋は人をおかしな方向に走らせる。後で死にたくなる】
【第6話 勝つことと幸せはイコールで結ばれない】
【第7話 女の子のご機嫌をとるのは大変。でも大事】
【第8話 それでも僕はやってないはず】
【第9話 女の子という生き物は普通に強い】
【第10話 夕日で重なる影のように】
【第11話 思い出は時を超えて】
が収録されています。
前巻に引き続き、ゴールデンウイークの旅行編です。
舞台はミコノスですね。
今回はものすごく久しぶりな気がする三千院帝(ナギの祖父)が登場していますね。
そして、すっかり忘れていた三千院家の遺産についてのあれこれの話が出ています。
(ギルバートとかも登場してますが、ぶっちゃけお前はどうでもいい)
「ナギの執事であるハヤテを倒せば遺産相続の権利が与えられる」というものだったのですが、倒すって具体的にどうすれば?という話が説明されています。
ハヤテの持つ王玉(以前貰っていたペンダント)を壊すか奪えばいいと。
奪った場合は、24時間以内にハヤテがとり返すことが出来ればセーフらしいです。
……王玉って結局何なのでしょうね。
今まで確認されている王玉はいくつかあるんですが、愛歌さんと伊澄さんの会話を見る限りだとあまりいいものではなさそう。
ですが、ワタルくんが母・美琴から貰った(預かった?)王玉は『三人だけの秘密の石、絆の石』と称され『道導』だと言われています。
うーん?この三人って誰のことなんでしょう。
一瞬、美琴、ワタル、サキさんの三人かと思ったんですが、サキさんが「私に言っちゃって良かったんですか」とのことなので違うと。
美琴、紫子、初穂の幼馴染み三人のことかな?と思うんですが、どうかな。
今巻本当にお久しぶりのキャラクターが多くて、シスターも再登場しています。
シスターはハヤテの王玉を狙ってくるんですが、その動機に「そういえばそんな設定あったな」と(笑)
シスターってワタルくんに惚れているんですよね。
で、ワタルくんのために三千院家の遺産を手に入れて(あるいは遺産を狙うものに王玉を売りとばそうとした)ワタルくんに貢ごうとしていたみたいです。
でもなぁ、ワタルくんはそういうお金は受け取らないと思うんですよ。
好意だけ受け取ってきっぱりお金は断って、あとでちょっとだけ後悔するんだけど、それでもやっぱり自分の力で頑張っていくイメージです。
ハヤテの行動を見てるとギャルゲの好感度上げイベントみたいな状況になってますね。
攻略キャラはヒナギク、西沢さん、ナギ、マリアさんといいんちょさんってところでしょうか。
愛歌さんは、お助けキャラって感じ(笑)
作中で登場する謎の少女(まあ続き読んでるんで知ってるんですけどね)の存在にワクワクしながら読み終わってしまいました。
次巻もまたミコノス編が続きそうです。
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