妖怪アパートの優雅な日常 5/深山和香(原作/香月日輪)
田代の協力を得て三浦の過去にたどり着いた夕士。
そこには新米教師としての苦悩の時代があった。
今、自分にできることは?
修行を始めたタイミングで三浦と出会ったのは運命なのか?
さまざまな想いを抱きながらも、夕士は一歩を踏み出す――!
そして季節は夏へ。
昨日は更新できなくてすみませんでした。
北海道在住なんですが、ご存じの通り悪天候の影響で色々とトラブってパソコン開く余裕すらありませんでした。
先日紹介した
これの続きになります。
【第21怪 最悪の出会い】
【第22怪 虚に潜む】
【第23怪 俺は未来へ行く】
【第24怪 メタモルフォーゼ(前編)】
【第25怪 メタモルフォーゼ(中編)】
が収録されています。
前巻に引き続き、
原作3巻のイドの怪物の話と、
原作4巻の夏休みの修行の話が収録されています。
4巻の内容は序章的な意味合いが大きいので、メインはほぼ3巻の内容といっていいかと思います。
前巻は三浦の虚にイドの怪物が適合してしまった、といったところあたりまででしたか。
今巻では、イドの怪物をどうするか、という話。
なんというか、良くも悪くも運命ってすごいな、というのが正直な感想です。
夕士が妖怪アパートに導かれ、小ヒエロゾイコンと出会ったのも運命でした。これは良縁です。
でも三浦とイドの怪物が出会ってしまった悪縁もこれもまた運命……。
うーん。
夕士にとって今回の事件はかなり勉強になったことでしょう。
出来ることと出来ないこと、こちらがいくら頑張ってもどうにもならないことがあるとかその辺も含めての経験、ってことなんでしょうね。
(まあ、こういった内容をヤングアダルトどころか児童書でやってしまうのですから、原作者の香月さんはすごいわ)
次巻は夏休みの話の続きですね。
原作読んでるのでだいたいの内容はわかりますが、そろそろオリジナル要素が入ってきてもおかしくないでしょうし、取捨選択がどうなされているのかとか色々気になります。
次巻を紹介するのは、来年になりそうですが楽しみです。
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