ぬらりひょんの孫 8 今へと繋ぐ/椎橋寛
時は慶長年間後期、不思議な治癒力を持つ珱姫に惹かれ求婚する若き日のぬらりひょん。しかし、珱姫は生き胆を狙う大妖怪・羽衣狐の手下に連れ去られてしまう。愛する 者を救うため、大阪城に乗り込むが…!?
かなり久しぶりのぬら孫です。
前巻を紹介したのは実に2年半前のことでした。間あきすぎです。
【第六十一幕 ある妖の求婚 妖刀・祢々切丸 その4】
【第六十二幕 囚われの姫君 妖刀・祢々切丸 その5】
【第六十三幕 獣道 妖刀・祢々切丸 その6】
【第六十四幕 例えるなら桜 妖刀・祢々切丸 その7】
【第六十五幕 天守閣 妖刀・祢々切丸 その8】
【第六十六幕 今へと繋ぐ】
【第六十七幕 八つの結界】
【第六十八幕 総大将(ぬらりひょん)対若頭(ぬらりひょん)】
【第六十九幕 遠野・物語 その1/隠れ里】
が収録されています。
本当はもう1冊一緒に紹介してしまおうと思ったんですが、ちょっと時間足りなかったです。
何度か読み直してますから、ストーリー自体はある程度は覚えてましたが自分がどんな感想書いてたか忘れてました(笑)
前半は400年前の過去編です。
この話で京妖怪・羽衣狐と奴良組の確執が明かされています。
ぶちゃけると、ぬらりひょんと珱姫の馴れ初めといって問題ないですね。
過去編をまとめてしまうと、豊臣軍を影で牛耳っていた淀殿こと羽衣狐に深手を負わせるものの、ぬらりひょんも深手を負い(寿命がだいぶ縮んだレベル)さらに呪われてしまったものの 、嫁を迎え入れて万々歳、といったところ。
花開院家との関係もある程度は描写されてます。
十三代目秀元が登場したときは驚いてしまいました。
ジャンプ掲載時に読んでるので、こいつが後々登場することは知っていましたが、ここで登場してたのは正直覚えていませんでした。
そして、過去語りのあとは現代に、主軸はぬらりひょんの孫・リクオへと移っていきます。
ゆらが京都へ戻り、あとを追おうとするわけですが現状のリクオの力はまだまだ未熟。 ぬらりひょんからすると、大事な孫をむざむざ死に戦へ向かわせるようなものです。
一度はリクオを叩きのめすわけですが、リクオの覚悟をきき考えを改めます。
このままでは死ぬというのなら、鍛えて死なないようになればいいというわけで。
舞台は妖の里・遠野へ移ります。
今巻は本当に舞台が移っただけで終わってしまっているんで、やっぱりもう1冊読みたかったなぁ。
イタクなんてほとんど登場しただけですし。
ジャンプ掲載時からイタクくん好きなんですよねー。
ちょっとテンションあがってしまいました(笑)
リクオたちはまだ知る由もありませんが、羽衣狐も動き出しました。
あのアジアンクールビューティーっぷりは本当にいいですよね。
このころのジャンプって絵柄が綺麗な作者さんが多かった気がしますが、アジアンビューティー代表はこの方だったと思います(笑)
今度こそ、あまり時間をあけず紹介できたらいいな。
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