鋼の錬金術師 全27巻/荒川弘
昨日、最終巻が発売された鋼の錬金術師です。
今日は休みだし、どうせなら1巻から読みたいと思い立ったのがお昼。
ちょっと頑張ってみました。
さすがにこれだけ巻数あると読むのも大変ですね。
どんなにがんばっても1時間で読めるのは4冊が限界みたいです。
まあハガレンがバトル漫画だからこうもさらっと読めたんだろうな。
まあ、多メディア展開された超人気作ですからなんとなく内容を知ってる方がほとんどだと思いますが、一応内容の説明を。
錬金術が発達した軍事国家が舞台。
過去に人体練成を挑み、自分たちの体を代償としてとられたエルリック兄弟が主人公。
兄弟が自分たちの体を取り戻すため賢者の石の存在を追い、隠された陰謀に迫っていく話。
ものすごくおもしろかったです。
最終巻をのぞき、ほとんど内容しってるのに何度か涙が出そうになりました。
ヒューズさんの埋葬のとことか、フーさんの最期とか、アルがメイに頼んでエドの右手と自分の精神を引き換えにするところだとかジワリときてしまいました。
ハガレンって基本、シリアスなのに、笑いも涙も内包してるからすごいんですよね。
ハガレンのキャラクターってみんな嫌いになれません。
メインキャラクターはもちろん、はじめ敵であったスカーも、ほぼ敵キャラだったホムンクルスたちも嫌いになれないんですよね。
はじめてハガレンを読んだころ(そのころはまだ巻数もそう出ていなかったのですけど)はホムンクルスの中ではエンヴィーが好きでした。
けど、最後まで読んだ今、グリードの株が急上昇です(笑)
あの最後を読んだ方ならこの気持ちを分かってくれるのではないかと思います。
あと以外と好きだったのはバリーとか。
連続殺人犯なので、いいやつではまったくないと思うのですが、なんというか憎めないんですよね。
最終話でその後が写真によって明らかにされてましたが、すごい想像できるというか。
ちょっとメイの年齢が気になったのですが、5、6歳差ならそう気にすることもないのかな?
家族を失ったことを認めたくなくて、「母親」を練成した兄弟が家族を得た――。
すごく幸せな終わりだと思います。
正直、途中からどう収拾をつけるのか見当もつかなかったのですが、こういうハッピーエンドってのはいいですね。
私、ハガレンのアニメってほとんど見てないんです。
何話か見て、原作を買いに走ったんですが、そのあとアニメは見てないのでアニメの話はまったくわかってないんですが、独自展開をしたらしいアニメもみたくなってしまいました。
もう少し前にハガレン読んでおけばよかったなぁ。そうしたら安い金額で借りられたのに。
失敗したな。
なんかまだ語り足りないので後日また語るかもしれません。
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