天華無敵! 4/ひびき遊
「まったく、天華姫とたら! 父上の虎近殿を真似るのも、いい加減にしていただきたいですな!」
精霊神殿に帰還した、家出姫・天華。彼女を待っていたのは上級神官たちの小言。そして、精霊巫女で妹の白華だった。誘拐事件以降、白華は、亡くなった母の部屋に閉じこめられていた。天華は、白華、Gとともに、放浪中の父の隠し部屋――かつてGが封印されていた場所――に入り込む。精書Mの襲撃に備え、「精書」について調べるために。一方、鋼の剣聖アルバルドは、憧れの人、火の剣聖ガドと再会して……。
少女と果てなき世界の物語。明日へと向かう第4弾!!
今月中にある程度読んでしまいたいとか言ってたんですが、気づけばもう20日も過ぎてしまいました。
来月にでも読み終えられるかな?
GWに読もうと思えば読めなくもないですが、長期休みは平日に読めないような分厚い本――霧舎巧さんとか日明恩さんとか篠田真由美さんとかそういうのか、
ナルトとか巻数が多すぎてちょっと、っていうのを一気読みできたらなぁ、とか思ってます。
まあ、予定は未定なんですけどね(笑)
さて、本編の感想をば。
今巻の舞台は精霊都市の神殿。
精霊巫女の役割だとか、そういうものが明かされます。
あらすじにある「母の部屋に閉じこめられていた」って、『誘拐されて警備が強化されたから』ではなく、『精書が復活したから』なんでしょうね。
読み終わったあとならわかりますね。
今巻は読んでいてすごく痛かったです。
精神的にも肉体的にもみんなもうボロボロです。
前巻で登場した精書はMとS。
Sはアルの元で簡易封印が施され、Mはかなりのダメージを負わせたものの逃げられていました。
Gの話では、Mのダメージは2週間やそこらで治るものではないとのことだったのですが、Gの予想は外れてしまいます。
Gは1000年近く封印されていた上に、核を記憶(記録?)を失っていているためにいろいろと誤算が多いのですね。
今回はあんまり天華が活躍していないような気がします。
仕方ないのかな、とも思いますが。
だって今回の舞台は遺跡じゃないですし。VS剣聖なんて天華が手出しできるものではありません。
まあ相手がアルだったら話は別ですけどね。アルは天華に本気なんて出せないでしょうし。
最後、生死不明となった白華。
結局は守られていたのですが、白華は白いGに連れ去られてしまいます。
Mに作られたとありましたが、Mには【MAKE】とかがあるからかな。
【精書図書館】なるものの存在が仄めかされて今巻は終了。
めちゃくちゃすごい気になるところで終ってしまってます。
続きは来月かもとか上で書いてますが、もしかしたら今月中に読んでしまうかもしれません。
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