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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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3冊

銀魂 帰ってきた3年Z組銀八先生フォーエバー さらば、愛しき3Zたちよ/大崎知仁(原作/空知英秋)
八潮と三雲 6/草川為
僕の柩で晩餐を/草川為

3冊購入してきました。
これでマクロミルで交換した図書カード3000円分使いきってしまいました(´・ω・`)
やっぱり、3000円くらいじゃ全然ダメですね。ないよりマシ程度。
1000円を毎月交換するのと、5000円くらい貯めて一気に交換するのとどっちがいいかなぁ。


今回はこの間買い忘れていた銀魂と草川さんの作品2冊です。
草川さんのは近いうちに紹介したいんですが、どっちから読もうかな。

というか、実は草川さんって吸血鬼ネタはじめてかな?
単行本は全部持ってるんですが、龍の花わずらいと十二秘色はここ最近読んでないのでちょっと確信持てないです。
楽しみです。

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大江戸妖怪かわら版 3 封印の娘

大江戸妖怪かわら版 3 封印の娘/香月日輪
魔都大江戸で年を越したかわら版屋の少年記者・雀。新春早々、仕事仲間の桜丸やポーと連れ立って歌舞伎見物へ出かける。日吉座の花形役者・蘭秋の艶やかな魅力ととも に、物語ぬ惹かれた雀は、脚本が書いたのが雪消(ゆきげ)という白鬼の娘であることに驚く。美しく若い女の姿をした雪消は、ある理由で座敷牢の中にいた。


色々とトラブった大江戸、ようやく読めました!
読み始めると結構すらすらいけるんですけど、やっぱり癖あるので読み始めるまで時間かかっちゃうんですよね。


今回は雀の2度目の年越しが描かれます。
1度目は大江戸に『落ちて』きてしばらくして気が抜けたのか熱を出してしまい年越しを楽しむ余裕などなかったってことのようです。

大江戸と江戸が別物だといいつつも、きっと旧暦でしょうから、年越しは現代より2ヶ月ほどずれていると思ったほうがいいのでしょう。
梅の花が咲くとかあったので3月くらいかな、と。桜より早いですよね確か。
正直、北海道生まれの北海道育ちだと花の時期が一般と違うのでよくわかんなくなるんですよね。
桜は5月だし、一般的には紫陽花は梅雨時期のイメージだけど北海道では夏に咲いて今でも見れる花なので。
閑話休題。


今回、雀が出会うのはサブタイトルになっている『封印の娘』。
日吉座の脚本家である雪消。あらすじにあるとおり、雪消は座敷牢の中にいたんです。しかも、たくさんの札で封印されて。

雪消が封印されている理由。それは白鬼だから。
白鬼は、食人鬼なんです。まあ、大江戸に純粋な人は雀しかいないんで食人鬼というのはなんかちょっと違うんですけどね。
そしてその白鬼としての本能をなくすために一生を座敷牢の中で過ごしていくことを納得していた、と。

そんなこんなで、雀と雪消は仲良くなっていきます。
そこに雪消を力を手に入れるためだけに嫁にしたいと無茶いってくる人物がいるんです。

それが栄之進。栄之進は上級武士の三男坊で石潰しがひょんなことから家を継ぐことになるんです。
今まで自分を馬鹿にしてきたやつらを見返してやると、力ある白鬼の雪消との間に子どもを作ろうとしていたわけですね。
しかし、そんなこと雪消サイドも、栄之進の家サイドも許すわけがなく。

立ち消えるかと思った話でしたが、栄之進が暴走して雪消を封印の外に連れ出してしまうんです。
その場に雀がいたもんだからいけないんですよね。
雀は連れ去られた雪消のあとを追ってしまうわけですが、封印がとかれて白鬼の本性丸出しの雪消からしたら雀は「前から食べてみたかった存在」でしかないわけで。

間一髪、鬼火の旦那に助けられるわけですが、これトラウマもんですよね。
目の前で自分の親のような存在が、自分を助けて貫かれて。血が自分にも飛び散っているような状況で錯乱するなというほうが無理でしょう。
鬼火の旦那や桜丸が雀が気絶中の出来事をいろいろ秘密にしてるんですが、懸命ですね。

雪消と雀はこれからも良き友として付き合っていくのでしょう。
殺しかけた殺されかけた云々がなかったとしてもそこから恋愛感情に発展するということはない、と。

作中でも触れられていたんですが、雀が「恋」できるような状況じゃないってところでしょうか。
親に甘えるということをしなかった、否、出来なかった雀が鬼火の旦那に「甘えられる」ようになり、ようやく子どもらしさを手に入れて。
それを卒業してからじゃないと恋するようにはならないだろうってことなんですね。

だから、妖アパでも夕士にそういうフラグがなかったのかなぁとか思って読んでました。
両親を亡くし、親戚の家で気を張っていた夕士。
長谷は両手をひろげて甘えてくれることを待っていたんでしょうけど、夕士は長谷には甘えようとはしなかったんですよ。
家に遊びに行かなくなったとか、アパートにうつってからおごってもらうことを躊躇わなくなった様子なんかを見るとよくわかるかと。
それが寿荘に住むようになって住人たちに甘えられるようになって、ゆっくり育っていく様が描かれたわけですから、普通だったら田代ちゃんあたりとたつであろうフラグが微塵もたたなかったってことなんでしょうね。
納得しました。


おもしろかったです。
というか『第4回香月日輪まつり』の応募どうしよう。
10日(火)消印有効なんですが、この間の香月まつり当たったし、当たると思えないんですよね。
その前にまず特性サンクスカードってなんなんだろ?

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アンティークFUGA 3 キマイラの王

アンティークFUGA 3 キマイラの王/あんびるやすこ
風雅と紗那と唯は、両親をさがすうち、一九世紀の宝飾家ルネ・ラリックの作ったジュエリーに宿るつくも神たちと出会う。
彼らは美しくも妖しいキマイラの姿をして現れた。彼らの望みとは?


図書館で借りてきました。
このシリーズも3冊目なのでカテゴリ作りましたが、カテゴリ移動させるだけでかなり大変でした……。
忍者ブログはカテゴリの移動方法ちょっと考えてくれないかなぁ。


突然消えた両親を精霊の紗那ことシャナイアと、唯ことユイマールの3人で探しつつ、生活のために骨董屋「アンティークFUGA」を営む少年・風雅が主人公。
今回はあらすじにもあるとおり、ラリックのジュエリーがメインに据えられています。


前巻は両親のもとにいたはずの唯の持つ情報が明かされる、ってところで終わっていたんでしたか。
ちょっと気になるところで終わっていたので、さっさと借りてしまいたかったのですが長期貸し出しされていてこんなに間があいてしまいました。

唯の話によると、風雅の両親はラリックのガラスアクセサリーの中に封印されているんだとか。
2匹のトカゲレリーフの青いペンダントヘッドだというそれは、あからさまなニセモノでつくも神たちが宿ることなどありえない品なんだとか。
それを探すために、ラリックのアクセサリーの買取強化することで情報を集めるんです。

が、そう簡単にいくわけもなく。
つくも神の宿るラリックのアクセサリーがおこすトラブルに巻き込まれていきます。


今回登場した女性・加奈さんはいろいろあって、ジュエリーデザイン対決に勝利しなくてはいけなくなったんです。
しかしながら、加奈さんはアイディアをデザインとして起こすことを不得手としていました。
そのため、「キマイラの王」こと『ツバメのネックレス』のつくも神・スワロウが"コーチ"として指導に当たるんですよ。
なんだかすごくシュールでした(笑)

はじめ、なんだかめんどくさそうなキャラだなぁ、と思ってみていたのですが実際そこまでじゃなかったです。
どちらかというといい子だったんでしょう。

今回、テーマとしてあったのは『芸術的実用品』。
「どんなに高い価値を持っていたとしても女性を飾るために作られたアクセサリーであることはかわらない」というもの。
正直、どこかで見たことあるような主張なんですが、それが描かれる過程が結構好きでした。


紗那によって「つくも神は宿らない」と言われていた大量生産されたガラスアクセサリーがあったんです。
それに加奈さんと風雅の言葉によって誕生したつくも神が重要な情報を握っていました。
風雅の両親の宿るペンダントヘッドを見かけたという言葉を聞き、3人はロンドンへ向かうようです。


これ借りてくるときに確認したんですが、どうやら入れ違いで4巻が長期貸し出しされたようで……。
続きは来年の春くらいにならないと読めないかなぁ。
内容を忘れないうちに読めたらいいな。

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