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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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3冊

学園ベビーシッターズ 8/時計野はり
千年の雪 3/葉鳥ビスコ
会長はメイド様! 17/藤原ヒロ

3冊購入してきました。
本当は昨日購入したかったんですが、東北の大雨の影響で入荷が遅れていたようです。

学ベビと千年の雪、どっちから読もうか悩みます(笑)
学ベビは毎回楽しみにしている作品だし、千年に関してはもう何年も待っていたものだし。
うーん、どうしようかな。

欲をいえば明日両方紹介したいくらい。
難しいかな?

会長は帯を見る限りだとそろそろ終わりそうな雰囲気。
1冊も紹介してないんですが、全部終わってから一気に紹介でもいい気がしてきたなぁ。
17、8巻くらいなら頑張れば1日で読めるし。


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七つの封印 8 マンドラゴラの恐怖

七つの封印 8 マンドラゴラの恐怖/カイ・マイヤー(訳/山崎恒裕)
ハロウィンパーティーが終わり、ニールスはモンスターマスクを回収しなくてはならない。
会場はあやしげな旧校舎。
キラたち四人は、夜の幽霊屋敷にのりこんだ。
そこで彼らを待ちうけていたのは、とうの昔に死んだはずの校長の悪霊であった。
その魔力にかかり、リーザが姿を消す。
三人の胸をよぎる不吉な予感……。
謎の植物マンドラゴラとは?
校長はいかにしてよみがえったのか?
リーザはどこへいってしまったのか……?


図書館で借りてきました。
このシリーズもあと2巻くらいかな?終わりが見えてきたはずなのに、まだ全然そんな感じがしないです(笑)


今回は、キラたちの通う学校の旧校舎が舞台です。
日本でも旧校舎というと「いかにも」な心霊スポットなんですが、さすが海外。
古さが何十年レベルじゃない(笑)
新しく建てられた部分で100年以上経過していて元々の部分は300年とかすごいです。
そりゃ悪霊の1体や2体ぐらいいるよ、って感じ(笑)


私、ずっとキラたちの年齢は小学校高学年くらいだと思っていたんです。
ですが、

「ギーベルシュタインでは四年間の小学校を終えて、その先五年間の中学校へすすむと、まず最初に上級生から聞かされるのがこの話であった。」(p52)

とあったのでキラたちは少なくとも中2、リーザが中1であることがわかってちょっとびっくりしてしまいました。
ちょっと調べてみたら、ドイツの就学年齢は6歳からとのことなのでやっぱり11歳12歳くらいってことですね。
なのやっぱりで日本でいうところの小5、小6にあたるようなんですが、「わたしたちもう中学生なんだから」みたいなセリフがあるとちょっと違和感を覚えてしまいますね。


タイトルにもなっている「マンドラゴラ」。
訳者あとがきでも触れられていましたが、マンドラゴラって、根が人型をしている植物です。
引き抜かれたときにすごい悲鳴をあげ、その声を聞いたものを死に至らしめるというのが有名じゃないですか。
なので作中で普通に引っこ抜いたことにびっくりしてしまいました。
悲鳴をあげないタイプのマンドラゴラなんてあるんですね。


あらすじにもあるとおり、今回リーザだけ別行動を取るんです。
そのときに色々あってクラスメイトの男の子・トビーと一緒に行動するんです。 リーザってクリスに気があると何度も書かれていたんですけど、トビーにちょっと揺らいでいます。
すっごく吊り橋効果っぽいんですけど(笑)

一方、キラたちは魔女に憧れる少女・マーラと行動します。
マーラの行動が今回の出来事の発端なんですが、彼女もまた被害者というか。
魔女たちの罠にひっかかってしまったんですね……。


訳者あとがきによると次の9巻ではキラは死んだはずのママと再会するんだとか。
というか外伝である千年のかなたの主人公・デーアが再登場するのも9巻って言われてましたよね。
やっぱりデーア=キラのママってことなんでしょう。
これはちょっと楽しみです。

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百千さん家のあやかし王子 1

百千さん家のあやかし王子 1/硝音あや
天涯孤独な百千ひまりは、16歳の誕生日に送られてきた遺言状によって"百千家"を相続することになった。
しかしそこには葵と名乗る少年と、紫、伊勢という先住民(!?)が!!
どうやらその百千家は、この世とあの世の挟間に建っている、ちょっとあやしい家らしい…
そして百千家の中心人物・葵にも何か秘密があるらしく――。
あやかし系和風ファンタジー開幕!!


作者さんの名前読めなくて「しょうね?でいいのかな」とか思っていたんですが、「しょうおと」と読むようです。
一見じゃわからないけど、結構そのままですね。


【其の一 百千さん家のあやしい人々】
【其の二 ひまり、家主になる。】
【其の三 桜吹雪は恋の嵐!?】

が収録されています。

あらすじにもあるとおり、主人公の少女・ひまりが屋敷を手に入れます。
そこには既に3人の少年が住んでおり、ひまりは3人を追い出そうとするものの逆に追い出されそうになります。
それというのもこの屋敷は、あの世とこの世の挟間に建つ家で妖たちが大量に住んでいたんです。

さらに少年たちもただの人ではなくて。
葵は家を守るために鵺"オマモリ様"に変身してしまう変わった人、紫が水蛇(みずち)、伊勢が猩々なんだとか。
私てっきり妖狐だと思っていたんですよね。
でも実際は「耳は猫、背からは鳥の羽、そして狐の尾を持つ異形の妖」という紹介なんです。
一般的によくある鵺とは違うのでちょっと首を傾げてしまったんですが、Wikipediaを見るとそういうパターンもありっぽいですね。

そうして4人は生活を共にしていく中で少しずつ歩み寄っていく、と。


うーん、やっぱり書籍封入のちらし(?)を見ての購入はあたりはずれがありますね。
自分の知らない本の情報もあるので結構見るの好きなんですよ。
で、今回はそれを見て「絵綺麗だし、設定好きだし、何これ面白そう」で購入したんです。

そこまでじゃなかったかなぁ、ってのが正直な感想です。
まあ、まだ本当にさわりだけなので続けば面白くなりそうな素地はあるんで、少なくてももう2、3巻は買いますけど。
3話だけでいくつも疑問がありますからね。

・「百千の血」とは何なのか。
家を守るために必要なものであり、妖怪に狙われるものでもあるよう。
百千の血と鵺化の妖力に親和性があるとかありそう。
「百千」のものでない葵に妖力が注がれているから、体にあわなくて具合が悪くなるとか?
 
・遺言状を送ってきたのは誰なのか。
天涯孤独で赤ん坊のころから施設で育ったらしいひまり。
そんなひまりに遺言状を送ってきたのは誰なのか、また誰から相続したものなのか。

・なぜ葵は「オマモリ様」に選ばれたのか。
屋敷が「百千家」ということもあり、本来であれば、ひまりが「オマモリ様」についていたと考えるのが妥当。
しかし偶然なのかなんなのか現状は何故か葵が「オマモリ様」の地位についている。
「オマモリ様」であるがゆえに「そちら側に戻れない」んだと考えると、ひまりに「オマモリ様」のお役目を譲ったら戻れるのか?
というかまずどういう場合に「オマモリ様」は変わるのか。

などなどちょっと考えただけで結構出てきますね。
一読しただけでこれなのでもうちょっとちゃんと読めばもっといろいろありそうです。


あとキャラに感情移入出来なかったのがちょっと辛かったです。
ひまりに感情移入すべきなんでしょうけど、できなくて。
すごい自分勝手に見えてしまったんですよ。
これでひまりが家を出て行かない理由が「意地でも居座ってやる!」じゃなくて「ここから追い出されたら困る!」みたいな設定だったらまた話は違ったかもしれないな、と思いました。


最後の引きで「僕はこの家から出られないんだ」とあるんですが、予想通りというかなんというか。
特に驚かなかったです。ええ。

次巻発売は今秋10月26日らしいです。
地元で取り扱ってくれるといいな。

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