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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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もやしもん 7

もやしもん 7/石川雅之


今週、全然小説読めてないですね。
それの埋め合わせという訳じゃないですけど土日に多めに読めたらいいな。


【75 菌と法律と及川】
【76 発酵蔵始動】
【77 リニューアルしました】
【78 もやしども起つ】
【79 邂逅――米とこうじども もしくは優と蛍】
【80 秋の夜長の秘め事】
【81 及川怒る】
【82 及川、よそおう】
【83 チーム及川】
【84 金城、困惑する】
【85 沢木 告白する】
【86 共有される秘密】
【おまけ】

が収録されています。

内容的には、発酵蔵が本格的に動き出し、蛍の「日吉酒店改革計画」もベールを脱ぎます。
元々、説明がかなり多い作品なんですが、今回は特に多い気がしました。
まあ、醤油に味噌、日本酒、酢、みりんと触れてる発酵食品が多いので仕方ないのかもしれませんね。


タイトルでもわかるとおり、金城さん(沖縄の蛍そっくりさん)なんかも登場してます。
金城さんに挨拶するため、かなり久しぶりにゴスロリ姿じゃない蛍が登場してるんですよ。
いつの間にかゴスロリが普通になってしまっていたことに驚きました(笑)


あ、あと沢木が及川に自分の秘密――菌が見えることを告げています。

でも、信じてもらえませんでした(笑)
まあ「オレ菌が肉眼で見えるんだ」って実際言われたとして「頭大丈夫?」ってなるでしょうから、仕方ない(笑)
むしろ今まですぐ信じていた他の登場人物たちがおかしいんだろうなぁ。
「自分を慰めるために下手な冗談を言ってくれたんだ」って考えになった及川はいい子なんだろうけど、苦笑いしかでてきませんね。


今回、チーム及川によって確かめられようとした地下道。
樹先生たちは何かをしようとしているんでしょう。
そしてそれは地下で行われていて、七不思議だとかとも関わってくる、という推理は間違っていないんです。
でも樹先生たちは何枚も上手だった。
問題のない秘密を教えることで、他の場所への突撃を防いだんですね。
ここで地下の麹室を存在を教えなければ、壁に穴開けてでも地下へ向かったでしょうから。

樹先生、金城さん、日吉のじいちゃんと老人たちは一体何を隠しているのでしょうか。
いつか明かされるのを楽しみにしています。

いつものごとく、嘘予告で今巻は終了。
検査入院編って何www

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千年の雪 1、2

千年の雪 1/葉鳥ビスコ
生まれつきの心臓病で余命いくばくもない千雪はある夜、血が嫌いな吸血鬼トウヤと出逢う。一生その血を吸う人間=パートナー無しで、一人で生きていくと言うトウヤ。彼の真意とは…!? そして千雪の決意は――!! 幼なじみの中の別人格との恋を描く「一瞬間のロマンス」も収録。
千年の雪 2/葉鳥ビスコ
血を吸わない吸血鬼トウヤによって、心臓病で死にかけた命を救われた千雪。千年の恋を予感し、トウヤと2人で生きていく決意をしている。そんな2人に千雪に惚れた狼男・砂月が加わり、3人は何と欧州(ヨーロッパ)スキー旅行(ツアー)へ!! だが早速、雪山で遭難し、謎の洋館へ避難する事に…!?


来月、3巻が発売されるので、復習がてら引っ張り出しました。
これで葉鳥さんの作品紹介記事3つ目ですね。カテゴリ作ります。


桜ホスの葉鳥さんの作品なんですが、実はこの作品かなり長い間放置されていた作品でした。
2巻発売後、桜ホスの人気が出て作者さんがそちらにかかりっきりになってしまったんですね。
千年の雪の2巻でも「おかげでもう少し続きます」とありましたし、何巻だったか忘れましたが桜ホスでも「いつか続きは描く」と書かれていて。
単純に好きな作品だということもあり、あまり期待せず売ることもなく待ち続けていたんです。

桜ホスが少女漫画としてはかなりの長期連載作品となったこと、桜ホス終了後にでたらめ妄想オペラが発売されたこともあり、「千年の雪の続編に関しては言葉だけだったんだなー」とちょっとがっかりしていたんです。

が、いつだったかな?雑誌掲載の話を知り、今回の単行本化です。
2巻発売が2002年8月。3巻発売が2013年8月ですから丸11年ぶりです。本当にすごいです。


物語は、病弱だった少女・千雪が吸血鬼・トウヤによって命を救われ、狼男・砂月と知り合い、3人でワイワイ交流していく話です。
時々、桜ホスなんかと比べるとシリアス要素が多めですが、面白いです。

吸血鬼といいながらも、トウヤは血を飲んだことがないという変り種。
血を飲む相手というのは、吸血鬼のパートナーとして1000年とも言われる吸血鬼の長い生をともにする人物ってことなんですね。
トウヤはオレ様だけど、優しすぎるんです。
だから、パートナーがいつか長すぎる生に絶望してしまうことを憂いているんですね。
そのため、随時血が足りてなくて貧血気味。
この手の現代版吸血鬼ネタだとよくある「輸血パック」とか「吸血鬼たちが作った栄養剤」みたいなものがこの作品には登場してないんですよ。
それでもトウヤの貧血は解消できると思うんですが、その辺どうなんだろう?と今回読み返して気になりました。

砂月くんは、おばあちゃん思いのイケメンワンコ。
自分が異質な存在であることを受け入れているから「普通」であろうとしていました。
この辺はワイルドハーフの田中くんと近いものがありますね。普通の方向性はだいぶ違いますが。
自分を叱咤し受け入れてくれた千雪に惚れるわけですが、この子が報われることはないんだろうなぁ。
送り狼的な意味では一番危ない(笑)

それに対抗するためというか、千雪の絶対的な味方としての闇丸なんでしょうね。
トウヤの従者のコウモリなんですが、変身出来るので、普段はマスコットとして、小バージョンで慰め、大バージョンで救うと見事な役割分担をしてくれるわけですね(笑)

個人的には桜ホスよりも好きだったりしたので、今回の3巻発売は本当に嬉しい。
3巻で完結せず、もう数巻続いてほしいのですが、難しいですかね?

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たまちぇん!!

たまちぇん!!/師走ゆき
私の顔したアイツが…可愛すぎる♥
クラスの仕切り屋・姫野こまちが唯一仕切り難い男子。それは、凶悪フェイスと怪力で誰もが恐れる鬼瓦望美! 恐る恐る彼を整美委員に指名した帰り道、こまちの後を望美が追いかけて来 た! 必死で逃げるこまちは、医師団から転落!! 目覚めると、望美と人格が入れ替わっていた!? 戸惑うこまちだが、望美の本性は意外にも…??


昨日買ってきた作品、早速読みました。
これで師走さんの作品、3つ目なのでカテゴリ作りますね。


全話「たまちぇん!!」です。
4話まで収録されています。

どうやら8月発売の花ゆめからこれの続きが連載されるようです。
花ゆめで集中連載だから2話か3話かな?
まだ単行本の話が出るような段階じゃないから、この巻には1巻の表記はないんですね。


内容的にはよくある、精神入れ替わりネタ。
タイトルは「魂がチェンジ」から「たまちぇん」。
びっくりマークはそれぞれこまちと望美が驚いている、ってことらしいです。

黙っていれば美少女な仕切り屋・こまちと超コワモテ男子・望美の精神が階段から落ちてしまった際に入れ替わってしまうんです。
望美は実はかなり女子力の高い優しい青年でした。
ただ顔が怖いのと、力が強いことから周りから誤解されていたんです。
こまちは入れ替わってしまったのを気に、望美の良さを周りにわかってもらおうと頑張る、という話です。


おもしろくない訳じゃないんだけど、どうしてもどこかで読んだことがあるような……となってしまうんですよね。
前作Unknownの魔導書の際も思ったことなんですけど、この既視感がなければもっと楽しめるのに、と思ってしまいました。
ラブコメ要素もあるっちゃあるんですが、感情移入がうまく出来なかったこともあり正直あまり楽しめませんでした。
のんちゃん(望美inこまち)はかなり可愛かったですが(笑)

個人的に師走さんの作品だと、コメディ要素多めの方が好きです。
というか、師走さんの作品で恋愛要素あるのって実は初?
でも、作者コメントに「ラブコメの続き物は本作が初めて」とあるのでコミック未収録の読み切りとかで扱ってそうですね。


あと思ったこと、望美の兄ちゃん、なんなの。
すごいオレ様で、性格的な問題もあるんでしょうが、望美が従順すぎるんだろうなぁ。
だから、こき使うのが当たり前みたいな。
うーん、この兄貴どうにかしてほしいですね。

前述の通り、続編が連載されるようですからそこでどうにかしてほしいです。

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