保健室の死神 4 サロン・ユグドラシル/藍本松
突然、姿を消してしまった藤…。藤の兄・山蔵と共に行方を追うハデス先生たちは、謎の空間へと続く入口を発見する。しかし、そこで出会ったのほ、ぐっすり眠る藤と、幼い頃の藤によく似た少年だった…!?
ジャンプ本誌でけっこうすごいことになっているほけがみです。
アシタバくんは確かに地味メンですが、かっこいいです。
【第26診 怠惰の庭】【第27診 七つの感情】【第28診 無駄な努力】【第29診 春眠、暁を覚えず】
藤くんが病魔にかかり、感情を自分の中から追い出してしまう話。
怠惰の庭に放たれた7つの感情は、歓喜、憤怒、慈愛、渇望、勤勉、憂い、節制。
アシタバたちはとりあえず7つの感情を探します。
仄めかされつづけていた藤くんの家の事情が明らかになります。
そりゃ、藤くんが嫌がるのもわかりますね。
ちょっと気になったこと。
お兄さんが家を継ぐために18歳で決められた相手と結婚するっていうのはまだわかります。
でも、次男である藤くんが家を継ぐために……、ってのはすごい違和感を覚えました。
怠惰(レイジー)…藤麓介
【第30診 山と麓】
みのりちゃんとハデス先生のデート?話。
藤くん編の後日弾が冒頭で語られています。
この回のタイトルにふられていたルビでようやく藤兄弟の名前の意味がわかりました。
ヤマとフモトなんですよね。
音が3と6だったのでそちらにばかり気をとられていて気づけませんでした。なんか悔しい。
みのりちゃんがハデス先生を食事に誘いお礼を言おうとするものの、エロリスト安田のせいで台無しになってしまいます。
シンヤが怖いよ。
そして安田と三途川先生のコンビが実はそうとうおもしろいことになるんじゃないかな、と思いました。
誰か常識人つけないと大変なことになりそうですけど。
【第31診 ハデス先生の受難な日】【第32診 サロン・ユグドラシル】【第33診 僕らと先生とあの人の気持ち】
ハデス先生の力の秘密と、三人の友人のうち2人が登場する話。
序盤は日常のちょっと笑える話なのかとおもいきや、実はそうとう大事な話です。
アシタバがハデス先生の異常に気づき、無理矢理ついていきます。
実はアシタバって行動力はありますよね。
このとき貰った鈍さんの名刺がまさかあんなことになるとは、って感じです。
これはすごい上手いな、と思いました。
経一さんは、まあめんどくさい人だけど結構好きです。
いい人ではあるんですよね。
悪食(バグ)…(常中?)生徒→派出須逸人
【第34診 spring has come】
空間影響型の病魔が蔓延する話。
安田が大暴れです。
ええ笑いましたとも。
藤くんはムッツリというか、中学生男子の建前というかそんな感じなのかな、と。
あれは安田くんがオープンすぎるだけで、実は普通なんじゃないかと思います。
ついでに美っちゃんは男前です。
というか、本好くんってなんでこんなに安田のこと嫌いなんだろう?
本好くんと美っちゃんと安田くんって本当に小さいころから一緒みたいなんですけど。
あれかな、カッコいい美っちゃんを変な道に引きずり込もうとしているからかな?
この2人のやりとりって結構好きです。
春酔(ヌーディズム)…伊賦夜経一、妹尾雀、鏑木真哉、藤麓介、蜂谷蜜味、花巻美玖、美作蓮太郎他多数生徒
ジャンプ本誌は本当にすごいことになってますが、ほけがみって話の構成上手ですよね。
そのうちまた続きを紹介したいと思います。
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