絶対可憐チルドレン 7/椎名高志
超能力者(エスパー)の存在が、国家および世界の勢力図を一変させる時代に登場した最強の美少女超能力者“ザ・チルドレン”!!
念力で物体を動かせるサイコキノ(念動能力者)・明石薫る、空間を瞬時に移動できるテレポーター(瞬間移動能力者)・野上葵、触れた相手の情報を読めるサイコメトラー(接触感応能力者)・三宮紫穂。
そんな3人組と最凶の超能力者・兵部京介が、ついに全面抗争へ――――
2ヶ月ぶりくらいなら大したことないと思うことにしました。そういう作品が多すぎる。
半年とか開いたら久しぶりと思うことにします。
【1st sense いつか王子様が(3)】
前巻の続き。変身した末摘さんと皆本さんが一緒にいるところにチルドレンがやってきて――という話。
末摘さんが蕾管理官の命令でチルドレンの10年後の姿に変身するんですが、それぞれ自分の10年後に対する評価が低い。
というか辛辣。きっと同族嫌悪なんだろうなぁ。
管理官の「チルドレンと皆本をくっつけちゃおう作戦」は皆本さんの理性もさることながら、チルドレンがお子さますぎてまだ成功しなさそうですね。
これがナオミちゃんくらい大人なら話は変わってくるんでしょうけど。
【2nd sense 葵まつり・京都ぶらりテレポート(1)】【3rd sense 葵まつり・京都ぶらりテレポート(2)】【4th sense 葵まつり・京都ぶらりテレポート(3)】【5th sense 葵まつり・京都ぶらりテレポート(4)】
葵ちゃんとケンと皆本さんの3人で京都に行く話。
そういや、外人って差別用語か何かになるんだよなーと。
「黙っとれガイ○ン!!」と伏せ字にされてて思い出しました。
本当は「外国人」っていわなきゃまずいらしいですよ。
今回は世界遺産をあらす自称アーティストのコメリカ人エスパーを捕まえます。
なんというか、ケンが邪魔。
ケンがいない方が任務的にもうまく行ったんじゃないのかな、と思いました。
【6th sense タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(1)】【7th sense タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2)】【8th sense タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(3)】
「葵まつり・京都ぶらりテレポート」の東京サイド。東京に残った薫と紫穂、賢木先生の話。
メインは2人のサイコメトラーですね。
賢木先生はレベル6、紫穂はレベル7。高レベルのサイコメトラーって立場から見ると今回のタイトルはすごく意味深です。
賢木先生は大人げないなぁ、と思う反面、自分の轍を踏んでほしくはないと思っているのでしょうね。
そして、皆本さんみたいな「良き理解者」に子供のころに出会えたってことを羨んでみたりとかしてるんだろうなぁ。
賢木先生の性格がああだからわかりにくいですが、いろいろ考えてるんだろうな。
賢木先生と紫穂で教授を救うわけですが、そこはとくに触れなくてもいいかな。
この2人のタッグはなかなか強力だと思いますよ。
で、やっぱり疑問に思うこと。
賢木先生はいつ能力に目覚めたんでしょう?
今回の背景に使われているカットは小学生だってことがわかりますが、その「ぐだぐだ」が超能力に関するものなのか明言されてないんですよね。
もしそれが超能力に関するものだとして、レベル6である賢木先生が特務エスパーとして働いていなかったことにすごく疑問があるのですが。
だって、チルドレンが生まれてある程度成長するまで実質国内最高レベルだったわけでしょう?
当時そこまでレベルが高くなくて(それこそレベル2くらい)成長とともにレベルがあがったとか?もしくは親が反対したとかでしょうか?
うーん、よくわからん。
【9th sense パンドラからの挑戦状(1)】【10th sense パンドラからの挑戦状(2)】
パンドラの電波ジャックを防ごうと奮闘する話。
冒頭で薫が東野くんとちさとちゃんをからかうんですが、読んでてにやけてしまうくらいかわいい。
いやーいいですね。幼なじみカップル。
なんだかんだ言ったって東野くんはちさとちゃんのこと好きですからねー。
電波ジャックの犯人はパンドラのエスパーで電磁波義兄弟ことエレキ・照とマグ・熱人。
もう名前だけで能力がわかりますね。さすが使い捨てキャラ。
電磁波義兄弟はチルドレンたちの映像を凶悪そうに加工して流すわけですが、それにチルドレンたちがキレて――ってところで次巻へ。
管理官と皆本さんに何か考えがあるようですね。
おまけマンガにはふきました。
紫穂ちゃんの性格がもうすごいですね。
本当にイイ性格してます。
次巻は今年中に紹介できればいいかな?
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