絶対可憐チルドレン 13/椎名高志
夏の暑さも冬の寒さにも負けない最強エスパー"ザ・チルドレン"♥
13巻は"爆笑! 恐怖のハエ男"編のほか、"ハウンドと新米指揮官"編&"さぷりめんとSP"を収録。
そして物語は、大注目の"出会い"編へ突入――!!
ちょっと間があきましたね。
こちらも、発売順からすると
ノベライズを先に紹介すべきでしたね。そのうち紹介したいと思います。
【1st sense. 蝿の王(1)】【2nd sense. 蝿の王(2)】
【3rd sense. 蝿の王(3)】
予知されたバイオハザードを防ぐため、チルドレンたちが頑張る話。
タイトルになっている「蝿の王」。悪魔的なあれかと思ったら全然違っていて。
まさに「蝿の王」の話でした。
というか、いくら操られているとはいえ、まさか皆本さんにスカトロ発言させるとは思いませんでした。
笑いましたけど。いろいろびっくりしてしまいました。
今回、兵部が陰ながら協力しているんです。まあ紫穂に脅迫されてってのが大きいんですが、見た目あんなんだけど兵部少佐って80オーバーでしょ?
もう枯れてもいい気がするんですが。ダメ?(笑)
最後の兵部のモノローグが気になりました。
「(額の)傷が消えるまでこの力はエスパーのためにしか使わない」。
それって、兵部の傷が身体的にも精神的にも癒えたら皆本さんたちノーマルと協力するのも吝かじゃないってことなんでしょうか。
深読みしすぎかな?
【4th sense. もののけ姫によろしく(1)】【5th sense. もののけ姫によろしく(2)】
【6th sense. もののけ姫によろしく(3)】
ザ・ハウンドの新指揮官を初音ちゃんに認めさせる話。
なんか久しぶりな気がするハウンドです。
この2人好きですよー。
明くんからしたら、皆本さんって憧れの大人なんだろうなと思って読んでいました。
頭良くて、仕事できて、見た目も良し。自分たちを導いてくれる力も持っている。
自分と同じようにチームのメンバーに振り回されていながらも指揮権は失っていない。
なんとなく女性の力が強い気がするBABELの中で、尊敬できる身近な存在だと思うんですよね。
閑話休題。
なんだかんだで、指揮官不在だったハウンドにちょっと頼りない女性新人指揮官・小鹿主任がつきます。
一生懸命なんだけど、空まわっているというか、明くんが小鹿主任のフォローに回ってしまうから悪循環に陥るというか。
そんな感じ。
ちょっと荒療治だったけれど、犬のしつけと同じように小鹿主任を自分より上位の存在であることを認めさせることで事なきを得ます。
今度は明くんがちょっと寂しそうでしたけど、まあどうにかなるでしょう(笑)
【non sense. [増補版]さぷりめんとスペシャル】
全編さぷりんめんとな話。
さぷりめんとってのは、話と話の間に収録されている4コマのこと(たまに4コマじゃないことあるけど)。
サンデー誌上ではどうなっているのかな?
さぷりめんとやるようになってからサンデーで絶チル読んでないのでちょっとわかんないのですが。
基本おまけめいた話なんですが、最近では本編の裏話というか「そのころ○○は」みたいな話もあるので、けっこう見逃せなかったりします。
今回は、チルドレン(大人ver)の3サイズだとか皆本さんと票部の身長体重なんかが明かされています。
そこまでいったら賢木先生も!って思ったのは私だけじゃないはず(笑)
【7th sense. そのエスパー、凶暴につき(1)】【8th sense. そのエスパー、凶暴につき(2)】
【9th sense. そのエスパー、凶暴につき(3)】
皆本さんとチルドレンの出会い編。
確かアニメでも出会い編やっていたような気がしましたが、それとはまた違う話。
大分前に1度見たっきりなのですっかり忘れてしまっていますが、アニメ版は確か地下鉄やマッスルが登場していたような気がします。
須磨なる主任にまるで動物のように管理されていたチルドレン。
逆らえば「首輪」から電気ショックを流されて。
しかも自分自身だけじゃなく紫穂や葵を傷つけるといわれて薫が逆らえるわけもなく。
リミッターの出力を上げるように言われてもそんな状況に皆本さんが従うはずもないですよね。
その様子を見ていたチルドレンは、皆本さんに電気ショック機能を解除させて……。
ってところで今巻は終わり。
そして過去編突入前の皆本さんと局長たちの会話が実は結構大事だったりします。
「予知に基づいて未来を変えると別の何かが必要になる」というもの。
トレーラーが事故を起こし死者20名を出す→ヘリコプターが墜落し軽症者3名を出す、とかってことですね。
さて、過去編の結末はなんとなく覚えていますが楽しみです。
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