絶対可憐チルドレン 1/椎名高志
そう遠くない未来、超能力者(エスパー)の存在が当たり前のものになり、しかし、普通人(ノーマル)との軋轢が完全になくなったわけではない世界。若き天才科学者・皆本光一は、最強の超度(レベル)7を持つ三人の少女、薫、葵、紫穂のお目付け役に就任する。
だが、この三人、カワイイが性格には少々難があって…
巨匠・椎名高志がおくる超能力少女育成コメディー、堂々始動!!
クリスマスイヴですね。まあ、クリスマスイヴだろうがなんだろうが普通に仕事で、残業までしてきましたけど。
忙しい時期だから仕方ないんですけどね。
さて今日は絶チルの1巻です。
つい先日、最新刊が発売されたんですけど、それと比べて絵が変わりすぎていてびっくりしました。
瞳のきらきらはいつなくなったんだろう。
正直、これない方が好きなんでいいんですけど。
1巻に収録されてるのはすべてプロトタイプのもの。
短気集中連載されたものと、本当の読切とのこと。
【1st sense. あたしたちは天使じゃない】
チルドレンの紹介話。
皆本さんとチルドレンが若いというか、幼い!
びっくりしました。
皆本さんの考え方が変わっていなくてなんか嬉しく思いました。
「なんにでもなれる」っていうやつ。
まあここがぶれちゃったら皆本さんじゃないですけどね。
【2nd sense. あしたのチルドレン】
トンネル崩落現場に借り出される話。
「まだ子どもなんだ」って話です。
これアニメだと兵部がこっそり手助けしている……みたいな状況じゃありませんでしたっけ?
アニメは兵部の出番がかなり多いですからね。
アニメを見てから原作をそろえはじめたのですが、最近はともかく初期の兵部さん(パンドラ)の出番があまり少なくて逆にびっくりしたものです。
【3rd sense. 未来は踊る(前編)】【4th sense. 未来は踊る(後編)】
「破壊の女王」の予知を皆本が知る話。
最新刊で予知についての話があって、思わず見比べてしまいました。
確かにこのときは両方にありました。
これからどう変わっていくのかなぁ。
イ号中尉が皆本にあの予知を知らせる話。
そして反エスパー団体『普通の人々』が登場します。
今回のモチーフは「渡る世間は鬼ばかり」の幸楽。よく見ると辛楽になってるんですよね。
こういうの結構好きだなぁ。
普通、とか言ってますが絶対普通じゃないなぁ、と。
でも「どこにでもいる」ってことは脅威ですよね。
イ号はこれ以降登場しませんが、無事でいてほしいものです。
【読切版 絶対可憐チルドレン】
皆本さんが「水元」さんな読切。
細部は違うものはだいたいは同じです。
連載版と違うのは水元さんが「アンチアンチエスパー」だってこと。
皆本さんはあくまでもノーマルであってエスパーを導いていく存在のう方がいいってことでノーマルになったんだとか。
「無効化能力」を持っている主人公ってのはなかなかおもしろいんですけどね。
普段は守られているけど、いざというときは……って設定は好きなんですけど、皆本さんがチルドレンと同年代ならそれもありかと思いますが、そうじゃありませんからね。
今の状態にしたのは良かったと思います。
それにいくら無効化の無効化という、限定的かつ特殊な能力とはいえ、自身の超能力に気づかないとは考えにくいですからね。
今回の普通の人々はサザエさん風。
こんなサザエさんはいやだな。
なかなかおもしろかったです。
明日はクリスマスですが、普通に午後まで仕事。
疲れきってそうです。
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