涼宮ハルヒの動揺/谷川流
幻にしておきたかった自主映画だとか突然のヒトメボレ告白、雪山で上演された古泉渾身の推理劇や朝比奈さんとの秘密デート。SOS団を巻き込んで起こる面白イベントを気持ちいいくらい楽しんでいる涼宮ハルヒが動揺なぞしている姿は想像できないだろうが、文化祭のハプニングであいつが心を揺らめかせていたのは確かなことで、それは俺だけが知っているハルヒの顔だったのかもな――。お待ちかね「涼宮ハルヒ」シリーズ第6弾!
本当なら今日は桜蘭高校ホスト部を1巻から最終巻18巻まで一気読みしてそれの感想を書く予定だったのです。
以前、
鋼の錬金術師(全27巻)を午後から読み始めて7時ごろには読みきったってことがあったんです。
なので、18巻くらいなら軽いよなぁ、と思っていたのですが無理でしたorz
改めて考えてみればわかるんですが、ハガレンはストーリー重視とはいえバトル漫画なんですよね。華美でセリフ(というか書き込み)の多い桜ホスと比べたら読むのに時間がかかるのはあたりまえ。
12巻くらいまで読んだところで「感想書く時間までに読みきれない」と気づいて、数日前に途中まで読んでいたハルヒに持ち替えました。
もっと早く気付くべきだったなぁ。
【ライブアライブ】
ハルヒが文化祭のライブステージにたつ話。
ハルヒが他人に感謝されてなんだかむずがゆくなってしまう話です。
そうなんですよね。ハルヒって今までむちゃくちゃばっかりやっているから他人に感謝されるようなことってないんですよ。
ハルヒはそれをなんとも思っていなかったわけですけどね。
長門といい、ハルヒといい少しずつ変わってきていますが、いい傾向なんじゃないでしょうか。
【朝比奈ミクルの冒険 Episode00】
文化祭のためにとった映画の話。
溜息で描かれていたのが、撮影風景でしたけど今回はその撮影されて放映されたものが説明されています。
もうなんというか酷かった。
あれです、カオス。
アニメもかなりわけわからんと思ってみてましたが、原作の方がすごかったです。
うん、さすが原作。
映画撮影してる高校生というとどうしてもいちご100%を思い出してしまいますが、あれはハーレムラブコメではありましたが映画撮影に関してはマジメにやってたからなぁ。
【ヒトメボレLOVER】
長門が告白される話。
長門関連は予測しても仕方ないというか予想できるほど簡単じゃないので、普通に物語を楽しんでました。
長門に告白した中河くんはアメフト部だったのですが、彼のポジションはタイトエンド。
一瞬「タイトエンド」ってどれだっけ?と考えてしまいました。
私のアメフト知識は
アイシールド21で得たものオンリー。
アイシールドの作中でタイトエンドってあんまり目立たないんですよね。
泥門だと瀧がやってるとこだよな、と思いつつも自信なかったのでファンブックひっぱりだして確認してしまいました。
作者はアメフト好きみたいですが、サッカーや野球と違ってアメフトって比較的マイナーなスポーツです。
ファーストダウンがどうのとか、第三クォーターがどうのとかって説明わからない人多かったと思います。
私だってアイシールドを読んでいたからわかるのであって、読んでなかったら「?」を浮かべてなんとなく読み進めていたと思います。
それでも作品の展開としてはそこまで問題ありませんが、ちょっと不親切だったのではないかなーと思いました。
【猫はどこに行った?】
古泉主催・推理劇。雪の山荘編。
前巻の感想の際に「どんなものが披露されたのか知りたい」とか書いてたのですが、この話で披露されてます。
文字にするとややこしいですが、タイムテーブルを書いたら解りやすいんだろうな。
というか、ゲームマスターが犯人ってありか。……ありですね。
なかなか楽しめました。
【朝比奈みくるの憂鬱】
朝比奈さんとキョンがデートする話。
実際デートというには問題のある代物だったわけですが。
朝比奈さんは上の人に命じられるがままに行動し、キョンは1人の少年を救います。
この少年を助けるという行為。
作中でも触れられていましたが、この少年を亡き者にしたいと考えている何者かがいるってことは、この少年はこれから先物語に大きく関わってくることになるんだろうなぁ。
ハルヒの知り合いらしいことはわかりましたが、少年がどのように関わってくるのか楽しみです。
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