忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

れでぃ×ばと! 5

れでぃ×ばと!〈5〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 5/上月司
 やんきー面の日野秋晴。彼が元超お嬢様学校の白麗陵学院に編入し、はやくも二学期を迎えました。秋も深まる二学期のイベントといえば、何といっても体育祭! そう、体育祭を舞台に、「秋晴と一緒に遊園地を行く権」を賭けて、朋美とセルニアの血で血を洗う戦いの火蓋が切って落とされたのでございまして……っ!?
 そのほか、秋晴の上に突如魔女っ娘が落下してきたり、中華眼鏡っ娘・鳳水蘭の意外な正体が発覚したり、人肌恋しい秋の白麗陵はドッキドキ☆のイベント盛りだくさん♪
 シリーズ第五弾の登場ですっ!!


今回の表紙は合法ロリータ・みみなですね。
わたし、ロリっ気はありませんが、みみなは結構好きです。

今回もまた3話とおまけとしてキャラクターファイルが収録されています。

まず第11話。新キャラが登場します。

ピナ=スフォルムクラン=エストー。
北欧の島国スフォル王国の王女さまで、日本のオタク文化が大好きな銀髪ツインテールにティアラを乗っけた少女です。
この子は秋晴たちの1こ下で中等部の生徒なのですが、その立場と言動により、浮いていたようです。

あとがきでも触れられていましたが名前だけは1話でも登場していましたね。

ピナがコスプレまでしていたアニメ『マジカルディーバ』ですが、スケットダンスで度々登場する『リアリティ☆マジ』を思い出しました。
どちらも魔法少女なんですが、ディーバはDV(ドメスティックバイオレンス)、リアリティ☆マジは話術やペテンを用いるとか……。
明らかに子供向けのアニメじゃない。

ピナのいう「今更小娘なんぞに語られなくても百年以上前からある芸術作品の評価などとうに出尽くしていてる」っていうのには納得しました。
みみなが語るのならまた変わってくるのでしょうがね。
そういうわけじゃないし。

ピナのお友達第1号として、理事長こと楓があてがわれたわけですが、いいのかな?
確かに楓はそういうゲームとかアニメとか大好きなようですけど、腐ってますよ?
ピナも影響されてしまうんじゃないのかなーと。
まあ、ため込むよりはいいか。


次に第12話。轟に退学の危機がやってきます。

というのも月1ぐらいのペースで行われる従育科試験。
その言動が影響して、轟は今まで三回行われた試験に一度も参加できていません。
そして、試験は成績に影響します。

つまり、試験不参加が響いて成績が悪くなる=学業不振で退学もありえますよ、ってこと。

それに泣きつかれて秋晴は仲介役をこなすことになります。
譲渡不可能なパートナーカードをすでに朋美からもらっていたために、一番パートナー役として無難である朋美は無理。
「秋晴が仲介できて、轟のセクハラに耐えられる人物」ということで選ばれたのはセルニアだったんです。

そして、セルニアと轟を二人っきりさせるわけにもいかないからと秋晴も鳳とペアを組んで試験に参加することになります。

今まで、「セルニアの友人」という立ち位置でまともに秋晴と絡むことがなかった鳳ですが、背景はけっこうすごいらしいですよ。
ぼかされていましたけど、チャイニーズマフィアとかそういうのなんだろうなぁ。

というか轟が大地の次くらいにすごいってことに本当にびっくりしました。
「使用人が男しかいない男色家の友人に紹介してやろうか」と考えていたセルニアには笑ってしまいました。

セルニアといい、秋晴といい自覚こそしていないものの、感情は育ってきたようですね。


最後、第13話
体育祭で朋美とセルニアが対決する話。

原因というかきっかけは秋晴がピナから貰ったアミューズメントパークの特別招待券を貰ったこと。
5枚あったので秋晴、大地、轟、三毛の従育科男子は確定として残り1枚をどうするかってところから話が膨らんでしまって。

渡りに船とばかりに催されることが決まった体育祭で、勝負することになります。
セルニアのやる気に触発されて、赤組の先輩方もやる気を出したところで次巻へ。

ちなみにセルニアと秋晴、四季鏡妹は赤組。br朋美は黒組なのですが、大地やマーダー侍女ことヘディエなど規格外なやつらも黒組。
ぶっちゃけセルニアに勝ち目は薄い気がするのですが……。

続きが気になるので早いうちに読んでしまいたいと思います。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[0回]

学園ベビーシッターズ 4

学園ベビーシッターズ 4 (花とゆめCOMICS)学園ベビーシッターズ 4/ 時計野はり
引き取られて初めて虎太郎抜きで友達と出掛けることになった竜一。留守番をする虎太郎と犀川さんの2人きりでの過ごし方とは…? 一方、馬連他鈴の学園内。ベビーシッタ ー部にイケメン入部希望者がやって来るも、そこに猪又さんが現れて…!? 気になるチョコ事情も♥


相変わらずかわいらしい学ベビです。
今回の帯に「ささいな日常がドラマになる!!」とあるのですが、ドラマだけすごく大きくて。
遠目で見たときに「え、嘘ドラマ化!? いやいやいくらなんでもないだろ。せいぜいドラマCD、いやでも子供たちの仕草がないと伝わりにくいよな……」とか無駄に考えてしまいました。ちょっと恥 ずかしいです。


【第16話】
竜ちゃんが友達と遊びに行ったために、虎太郎が犀川さんと一緒にすごす話。

犀川さんがわからん。
この人ってきっと優秀な秘書(兼執事?)なんでしょうが、どこか抜けてるというかなんというか。
遊ぶってのが子供と、というのではなく犬猫との遊び方だもんなぁ。

猫じゃらし持ち出してきたときは、ほんとどうなることやらって感じでしたが、以外とどうにかなりましたね。

映画見てるときに上の空の竜ちゃんはともかく、狼谷くんが平然としているのですが、彼に怖いものはないのかな?


【第17話】
バレンタインと入部希望者の話。

バレンタインの話なんですが、校内でのチョコのやりとりは禁止されているため、あまりチョコはでてこないです。

新キャラが登場します。
入部希望のさわやかイケメン山羊朋也くんとその友達で学年2位の根津中吉くん。
ちなみに学年主席は猪又さんだそうです。

山羊くんは一瞬、人気取りのためにベビーシッター部に入ろうとしたかに思えましたが、正体は変態というか……。
そういう意味で子供が大好きな残念なイケメンでした(笑)

ぶっちゃけ、山羊くんより根津くんが気になるなぁ。
というか、この動物名多様されてる作品で根津くんって聞くとMr.FULL SWINGの子津くんを思い出してしまいました。

融通の聞かない、まじめすぎるといってもいい、猪又さん。
とても可愛らしかったです。
もう竜ちゃんの天然たらしっぷりがすごい。


【第18話】
雪山でのスキー教室の話。

雪国育ちとして思わずつっこみたくなってしまいましたが、スキー場でこういう小さな子供がうろうろしてることは非常に危険です。
子供用のそりスペースなどでちゃんと注意しつつ遊ばせるのならともかく、止まることすら危ういような初心者と一緒のスペースで遊ばせちゃまずいです。
二次元だからあり得る描写ですね。

今回ちょっとホラーめいてます。

竜ちゃんの後ろにもう一人子供がいて、それは実は……という話。
 なんかラストの兎田さんの表情がいいなと思いました。
正直、兎田さんが見える人で「何してくるってわけでもないし」と放置してても驚かないです。


【第19話】
お雛さまの話。

きりんちゃんのお雛さまを見て、虎太郎が気に入るんです。
目がすごいきらきらしててわかりやすかったです(笑)

そんな虎太郎を見て、理事長が自分の雛人形を出して飾ってくれるんです。

幼いころのおばあさん、すごくかわいらしかったです。いかにもお転婆そうでしたよ。
そして、そのころから天の邪鬼だったらしいです。

虎太郎がお雛さまを気に入った理由。
それはきりんちゃんがお内裏さまとお雛さまを父母にたとえたから。
いなくなってしまった両親と保育ルームのみんなと、理事長に犀川さん。そして、竜ちゃんとみんな一緒ってところにひかれたみたい。

ちなみに三人官女が猪又さん、きりんちゃん、美鳥ちゃん。
左大臣と右大臣がおばあさんと犀川さん。
五人囃子が兎田さん、狼谷くん、数馬くん、拓馬くん、鷹くん。
その下の三歌人(?)が竜ちゃん、虎太郎、そしてひよこのぴーちゃんらしいです(笑)

犀川さんも思わず咳払いでごまかすほどの決定的瞬間はすごくほほえましかったです。


【第20話】
数馬くんが風邪をひく話。

そのため拓馬くんだけが保育ルームに預けられるのです。
普段通りにすごしていたのだけれど、やっぱり寂しくなっちゃった、という話です。

鷹くんが可愛かったです。
虎太郎をとられてしまったかのように思ったけれど、それに理由があることをしったから、一緒に励まそうとするとか。
本当にみんないい子すぎて可愛くて仕方ないです。

ひよこのときの猫も登場してますが、この猫実は外見に似合わず優しい子なんじゃないのかなーと思いました。
そして狸塚先生はやっぱりSっ気あると思いますよ。


第21話】
女の子から見た竜ちゃんたちの話。

竜ちゃんのクラスメイトにしてアイドル的存在のウッシーこと牛丸さんの気持ちは周りの女子にばればれのようです(笑)

竜ちゃんが癒し系なのは同意。
そして、優先順位が虎太郎が一番ってのにも同意します。
虎太郎がある程度大きくなるまではこのままなんだろうなぁ。……下手したらあと15年くらい竜ちゃんの優先順位第一位は虎太郎ってこともありえそうですね。

そして猪又さんのところにはきりんちゃんと虎太郎がやってきます。
バレンタインでの竜ちゃんのやりとりがあって以来、意識しちゃって保育ルームに行っていなかったのだとか。
それを寂しく思いきりんちゃんが行動するわけですね。

猪又さんが押し負けてきりんちゃんにつきあってあげるところはほほえましかったです。
というか、子供の無邪気さってある意味こわいなーと思わされました。

だって、あの衆人環視状態で告白みたいなことしなきゃいけないわけですからねー。山羊くんみたいな子ならさらりと流せそうですけどね。
でも猪又さんじゃ無理。誰が見てもわかるあの状況でも気づけない竜ちゃんは本当い超鈍感で超天然なんだろうなぁ。


【巻末おまけまんが 鶴の恩返し】
竜ちゃんと虎太郎と犀川さんで鶴の恩返しのパロディ。

「犀川さんに払うお金が……」
「お金の心配はいりません。私が布を織って」

にすごく突っ込みたくなりましたけどね。
ツッコミは自粛します。



次巻は来年新春――つまり1月発売。
夏祭りの話が収録されるっぽいです。
双子が表紙に来るんでしょうが、お相手は誰かなー?
美鳥ちゃんなら兎田さんなんでしょうけど。
楽しみです。

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[2回]

世界平和は一家団欒のあとに 2

世界平和は一家団欒のあとに〈2〉拝啓、悪の大首領さま (電撃文庫)世界平和は一家団欒のあとに 2 拝啓、悪の大首領さま/橋本和也
 家族全員、特殊な力を持ち、なぜか世界を危機から救う役割を押しつけられる星弓一家。
 長男の軋人は、かつて自分が倒した悪の組織の首領一家と再会する。その一家、鶴見家の父の修平は無職でしょぼくれ、長女の銀子は父を見限り失踪、末っ子の正志はそんな中すっかり意気消沈していた。
 長男の啓吾に頼まれ、なんとなく後ろめたさも感じた軋人は、柚島や妹の美智乃とともに彼らの絆を取り戻す手助けをすることになるが――。
 悪の組織の“その後”と正義の味方のアフターケアを描く物語。


ツイッターでもちらりとつぶやいたのですが、今猛烈に蔵書一覧が欲しいです。
シリーズものが多いとはいえ、かなり冊数があるので(たぶん小説と漫画をあわせたら4桁いく)面倒で……。
エクセルで管理したいなぁと思うのですが、それだとパソコンないとどうしようもないですからね。
何かと不便です。


さて本編の感想を。

今回はあらすじにもある通り、アフターケアの話です。
前巻で刻人の敵として登場していた「究極の存在」こと桐島啓吾。
そして、自爆で軋人を瀕死に追いやった悪の組織「クリムゾンデスロード」。

実は桐島くんは「クリムゾンデスロード」の首領の息子だったのです。
世間は狭いというかなんというか……。

「クリムゾンデスロード」は昭和の悪役とでもいえばいいのかな?
やたら露出度の高い女幹部(デスウィップ将軍=桐島母・優子さん)とか、セリフ回しが大仰な首領(桐島父)だとか、巨大ロボ(ルクガイン)とか。
そんな感じの悪の組織です。
星弓一家が「世界を救う」役割を担っているのなら桐島家は「世界を危機に陥れる」役割を担っていたらしいです。


今まで様々な作品でたくさんの悪の組織が壊滅していく様を見てきました。
日曜朝の戦隊モノなんてその最たるものですよね。

でも今まで悪の組織のその後なんてほとんど考えたことなかったのでちょっと新鮮な気がしました。
元首領がカップ酒片手にブランコにゆられていたときなんてすごいいたたまれなかったです。
そうですよね、悪の組織として生計立てていたんなら組織壊滅=無職ってことですもんね……。


今回もまた家族について語られてしまっていて、軋人と柚島ちゃんの関係は進展があったのかないのか微妙。
まあゆっくり進んでいってくれてもいいんですけど。


すべてが終わってからの桐島くんと軋人のやりとりがすごく好きです。
あのセリフ、この作品の根幹に関わってくるようなものなのでは?と深読みしたくなってしまいました。

銀子については、七姉とはれるほどの能力の持ち主ですから確かに強いんでしょう。
でも、バカそうだしなぁ(失礼)。
桐島くんがブレーンにならないことを願います。タッグを組んだら大変強敵になりそうです。

まあ一番の強敵は七姉でしょうけどね。
あの人がいるからこその裏世界での星弓家の知名度の高さに繋がるわけですが、七姉が敵に回ったら誰も止められないんだろうなぁ。


次巻はどんな展開になるのでしょうか。楽しみです。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[0回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR