学園ベビーシッターズ 3/時計野はり
学園の保育室でベビーシッターをする竜一と幼い弟の虎太郎は仲良し兄弟。大好きな兄にお弁当を届けるため、初めてのおつかいをすることになった虎太郎。小さな体で学園内を大冒険!! さらに海水浴では、兄のために恐い波にもたちむかう……!? キュートベビーズ、成長感じる第3巻♥
先日購入した学ベビ3巻です。今回の表紙は狼谷兄弟。周囲にあるおもちゃがすごく鷹くんっぽいですね。
これで時計野はりさんの作品が3つ目なのでカテゴリ作りました。
あいかわらず可愛いです。
【第11話】
みどりちゃんのお母さんのことが好きな先輩が登場する話。
第一印象はかなり悪い犬井先輩ですが、悪い人じゃないんですよね。
というか、言動こそ微妙ですが、思いは真っ直ぐでいい子。
で、前巻の予告で竜ちゃんの恋がどうの、ってのはこれだったんですね。
クラスメイトの牛丸さんがどきどきしちゃってますが、竜ちゃんに恋はまだ早いみたいですね。
【第12話】
みんなで海に行く話。
猪又さんのスク水にはびっくりです。
ていうか、プールの授業があるのかー、って感じ。
竜ちゃんと虎太郎はお互いがお互いを大好きなのは知ってますが、これって一人立ちするのが大変そうです。
狼谷くんと竜ちゃんのやりとりが微笑ましかったです。
思わず「お前」とか言っちゃうくらい痛かったのか、ってのと、普段はちゃんと手加減してるんですね。
竜ちゃんにとって狼谷くんみたいな友達がいるってのは大事なんだろうな。
最後の竜ちゃんの笑顔が可愛かったです。
【第13話】
狼谷くんがぶちぎれる話。
鷹くんがお兄ちゃんにかまってほしくて、宝物にイタズラしちゃうんです。
サインボールに落書きはまずいよなぁ。
話を聞きにいったはずが、自分の話をして思わず泣いちゃう竜ちゃんが可愛い。
なんでトイレに携帯持っていったんだろうな虎太郎は。
おばあさんに諭されて、自分のやったことの悪さを理解する鷹くんはちょっと成長したな、と。
【第14話】
虎太郎くんがはじめてのおつかいをする話。
竜ちゃんが保育ルームに忘れていったお弁当を届けにいきます。
犬井先輩が写真に釣られて、虎太郎を影から見守ることに。
こういう子好きだなぁ。
虎太郎がある程度喋れていてそれに驚きました。
いつも喋らないのは竜ちゃんや鷹くん、キリンちゃんあたりが代弁してしまうからなのかなーとか思いながら見てました。
虎太郎に癒された、というか勇気を貰った3年生たちに笑いました。どんだけ疲れてたんだろうなぁ。
クラス内でのやりとりにも笑いました。
そうか、牛丸さんはクラスのアイドルで、彼女が気になっているのは竜ちゃん。
可愛いなぁ。
クラスメイトの女の子も言ってましたが、竜ちゃんの頭の中はベビーズ(というか虎太郎)でいっぱいだから、思いに気づいてもらうことすら大変だろうなぁ。
【第15話】
鷹くんとキリンちゃんが喧嘩する話。
喧嘩の内容は「ヒーロー(&魔女)は本当にいるもん!」という主張から生じた微笑ましいもの、のはずなんですけどね。
鷹くんがデパートか何かのヒーローショーで写真とって貰っているのですが、魔女にはそれがない。
だから、キリンちゃんが「ほうきで空を飛んでみせる!」とがんばるわけですが、子どもは目を離すと本当に危ないなぁ、と思ってしまいました。
最後のおばあさんとキリンちゃんのやりとりはすごいな、と思いました。
子どものゆめを壊すことなく、丸く治めてしまいましたからね。
猪又さんが頑張って空回りするわけですが、猪又さんが竜ちゃんの想像通りのことをいわなかったんです。
子供たちと触れ合うことで、考え方とか変わってきたってことなのかな?とか思ってたのですが、そういうわけじゃなかったっぽいですね。
どこかで猪又さんも魔女とか信じていた模様。ほうきにまたがってるところを竜ちゃんに見られちゃった猪又さんですが、相当恥ずかしかったんだろうなぁ(笑)
【特別編】
シンデレラパロディ。
シンデレラが6人もいることにも、誰一人として“シンデレラ”っていえてないことにも笑いました。
虎太郎が落ち込みさまを見て、罪悪感を覚えたのかどうにかしようとするベビーズが可愛くて仕方なかったです。
最後の「ベビーシッターとなり」ってのはわけわかんなかったですが、こういうパロディは嫌いじゃないです。
【巻末おまけまんが 狸塚さん家のとある日】
双子のとある日のできごと。
喧嘩しちゃって、泣いちゃって仲直りするってだけの話なんですが、非常に微笑ましい。
というか、狸塚先生ってちょっとSっ気ありますよね?
恒介さんがすぐ泣いちゃうからってこともあるんでしょうけど。
見ていてちょっと不憫です(笑)
次巻は秋発売。
バレンタインの話とかやるっぽいんですが、この作品の季節感がよくわかりませんね。
雑誌掲載時の季節に合わせているのかそうじゃないのかすら……。
まあそんなこと気にせず楽しみに待ちたいと思います。
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