隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。
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視界の端に銀の閃光。少年は叫んだ。
「うおっ!?」
ウエイトレスの持つ円盤が、少年に振り下ろされる。身をよじり一撃をかわす。研ぎ澄まされた刃が、机に食い込む。訓練された動きは、プロのものだった。
乾紅太郎、17歳。人を超越する強大な力を持つ彼は、幼少期から秘密組織に属していた。八百万機関――またの名をEME。怪異を闇に葬る独立機関だ。
任務あけ喫茶店で休む紅を、突如謎の暗殺者集団が襲う。しかし、それは不殺の信念を貫く紅と必殺を掲げる巨大暗殺組織“アシュラハンド”との激しい闘いの序章にすぎなかった……。
『EME』の書き下ろしストーリー――紅、蒼、茜が大活躍するハイ・エッジ・アクション――BLUEの第一弾!
「海を見たい」
少女は言った。生まれてから一度も海を見たことがないからと。
少年は彼女の表情(かお)に見とれた。広く青い海原への憧れを映した、澄んだ瞳に。
「……ここから出たら、いくらでも見られるよ、海なんて……」
しかし、少年――乾紅太郎は知っていた。この怪物の蠢く暗闇の迷宮から脱出することが、いかに困難かということを。
池袋から新宿に広がる巨大な地下街(ジオフロント)。そこに突如発生し、人々を襲い始めた多数の怪物――現象生物(フェノメノン・クリーチャー)たち。原因不明の事件に立ち向かえるのは、怪異を闇に葬る秘密組織・八百万機関(エイト・ミリオン・エンジン)のGA紅とその先輩・黒部だけであった。はたして紅は少女を護り地上へと脱出できるのか?
ハイ・エッジ・アクション第一弾!
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