夏目友人帳 5/緑川ゆき
祖母・レイコの遺品である「友人帳」は多くの妖怪達を統べる契約書。受け継いで名を返す日々を送る夏目少年はある日、空き地で少女・多軌と出会う。彼女は己に呪いをかけた妖を探す為に地面に陣を描いていた。協力することにした夏目だが、自身を呪いを受けてしまい…!?
アニメ3期が楽しみで仕方ない夏目です。
まあ、地元じゃ見れないだろうし、レンタルショップでは入荷しないのでYoutubeで見るしかないんですけどね。
【第十六話 不老の想い】
北本・西村と宿題合宿に行く話。
宿泊先の民宿のおばあさん・千津さんと人魚の話。
夏目にしては珍しい、メジャーな妖怪ですね。
この作品って他の妖怪モノと違って種類がまともに明かされていないんですよね。
東洋の人魚となるとまず思い浮かぶのは不老不死。
西洋だと歌声とかそっちなんですけどね。
千津さんと笹舟の交流がまた復活してくれたらいいな、と思いました。
【第十七・十八話 呼んではならぬ】
多軌と呪いの話。
ようやくメインヒロイン登場です。
まあ、レイコさんとかなんだかんだで登場率高いし、夏目自身も麗しい(特に名を返すとき)し、あまり気になりませんでしたが。
それでもアニメでは女子生徒が全くといっていいほど出ないのは問題だったのか、原作だと転校してしまった笹田が出張ってましたね。
いろいろと夏目の秘密に迫ろうとしてましたが、田沼くんや多軌ちゃんたちに上手く誤魔化されていたしほぼオリジナルながらもあまり気になりませんでしたね。
そういうところをトリコのティナに見習って欲しいなぁ。
多軌ちゃんの能力がおもしろい。
陣の中に入った妖の姿をとらえることが出来るとのことなので、田沼くんと協力すれば夏目がいなくてもそれなりにどうにかなりそう。
人を呪いに巻き込みたくないからと1年間他人との接触を避けてきた多軌ちゃん。
今回の出来事で呪いが解けたから、これから先は普通に生活できるんですね。
早く夏目と多軌ちゃんと田沼くんの3人でワイワイやるようにならないかな。
【第十九話 仮家】
滋さんの昔話と家にやってきた妖を退治する話。
レイコさんが昔住んでいた地域は現在夏目が住む場所と重なっています。
だからこそ、友人帳を知る妖が多いのでしょうが。
滋さんとレイコさんが過去に出会っていて、滋さんの家にやってきた妖を追っ払っていた、ってことなのですが、レイコさんにとって滋さんと一緒にいるのは楽しいことだったんだろうな。
だからこそ、カリメを退治してあげたのでしょう。
「陰陽師のようなことをしていた」という多軌の先祖。レイコさんが、多軌のおじいちゃんと交流があってもおもしろいかも、とか思いました。
「妖怪が見たい」と願う多軌おじいちゃんに「妖怪を見えたって何もいいことないわよ」とか言ってそう。
いつかそういうことやってくれないかな。
【特別編 同じ風景】
田沼くん視点の話。
ニャンコ先生の不注意により田沼くんにニャンコ先生の正体がばれます。
夏目は田沼くんとは妖怪話抜きで友人関係を築きたかったよう。
まあ、田沼くんの体質を考えれば妖を連れた状態で会いにはいけないだろうなぁ。
自分のせいで友人の具合が悪くなってしまうなんてことは夏目も嫌でしょうからね。
でも、田沼くんにとってそれはちょっと水臭いというか。せめて話だけでもして欲しいのだろうな。
そういう意味では、少しずつでも歩み寄っていく様は見ていて非常に微笑ましいです。
夏目は押しび弱いっぽいので、秘密を知るものとして少しずつ押していってほしいな。
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