秘密警察 FILE:01 -Escape-/石沢克宜(原作/ぷりる)
物語の舞台は現実(いま)ではない、どこかの世界の、どこかの島国。その国の警察庁の中に"資料室"と呼ばれる謎の一団がいた――。
人事異動によって"資料室"に配属された、レン巡査の運命や如何に!?
先日人から借りたんですが、長いこと読めなかった作品です。
ようやく読めました。
ご存じの方もいるかもしれませんが、これはボカロ曲のノベライズです。
元の曲は
こちらですね。
私自身は曲は数度聞いたことあるかな?といった程度です。
「朝から晩までオマエを監視る!」のフレーズこそ覚えてましたが、ストーリー性だとかはさっぱり覚えてませんでした。
今回この感想書くのにあたってYoutubeで聞きましたけど、PVなしの一枚絵だったんですね。
よくもまあ3分少々の曲からここまで話を膨らませたな、と。
プロってすごいです。
物語自体は正直はちゃめちゃと言った印象が強いです。
とある事件をきっかけに主人公である青年・レンは交番勤務から警視庁内の資料室へと異動することになります。
ぶっちゃけ、資料室のイメージは
相棒の特命係です(笑)
人材の墓場でしたっけ?何かやらかした人が送られてくる感じ。
資料室にいたのは室長のカイトと、どうにも酒癖が悪いらしいメイコ。そして決してマスクをはずさないミク。
レンは配属早々・U王国の王女であるリンの警護任務につくこととなります。
(他に部署こそ違いますがルカも登場してます)
まあ警護といってもパレードや凱旋の時に道路端にたってる警察官といえばわかるでしょうか。
ああいう仕事で、人数あわせの意味合いが強いものだったんですね。
しかし、リン王女がいなくなってしまったからさあ大変、リン王女を連れ去ろうとしている奴らもいて――と言った感じでしょうか。
まあ、物語自体はさらりと読めました。
可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
シリアスな場面でもなんだかなーと思う部分もありましたが、まあそこまで気になりはしませんでした。
まあどうあがいてもハッピーエンドにしかならないだろう雰囲気だったので、ぶっちゃけハラハラドキドキとかはなかったです。
どちらかというと、この張り巡らせっぱなしの伏線たちはどうなるのだろう?ってことの方が気になっていました。
ミクのマスクの理由、レンに見える文字(カイトには数字が見えるらしいのでそちらも)あたりでしょうか。
他に、物語最後でルカに命じられた「秘密警察」の人員選定も気になりますが。
どうやら
続編も発売されているようです。
ですが、知り合いは2巻は購入してないらしいので、そっちを読むことはなさそうです。
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