紅無威おとめ組 かるわざ小蝶/米村圭伍
知恵と色気と膂力を武器に三人娘が挙悪に挑む。
大江戸チャーリーエンジェル、誕生!
サスペンス、アクション、ラブアフェア……活劇の面白さがすべて詰まった「姫君小説」の最高傑作。
時は寛政。老中・松平定信が緊縮財政に躍起の時代。ひょんなことから義賊の一味に加わった小蝶は、頭領の幻之介に率いられ、萩乃、桔梗とともに田沼一族の隠し金強奪計画を決行する。
忍び込む先は……エッ、松平定信の下屋敷!?
隠し金はなぜ定家の手元にある? 幻乃介の真のねらいは?
三人娘誕生の鍵をにぎる「チャーリー」は誰?
息もつかせる展開とどんでん返しの連続興奮100%のネオ時代小説。
図書館で借りてきました。
しゃばけシリーズでおなじみの柴田ゆうさんのイラストに惹かれてしまいました。
物語は三人娘が巨悪をくじく、とでもいえばいいのでしょうか。
チャーリーズ・エンジェルあんまりよく知らないんで判断しかねるんですが、そんな感じらしいです。
小説としてはちょっとめずらしい気がしたんですが、この小説はですます調で進んでいきます。
はじめは若干違和感があったんですが、読み進めていくうちに気にならなくなりました。
どちらかというと地の文に作者が登場する方が気になってしまいましたね。
時代小説としてはかなり読みやすいです。
目標こそ二転三転しているものの、内容的には小難しいわけじゃないので、とっつきやすくはあります。
ただ、初っぱなから「幻之介怪しすぎる!」ってなってしまったのでもうちょっとどうにかならなかったのかなぁと。
だってねえ?タイトルが「紅無威おとめ組」なのに、幻之介が頭領をつとめるのは「闇夜党」。
絶対何かあるのわかるじゃないですか。行動怪しかったし。
まあ、作者も隠す気なかったんでしょうけど。
小蝶がちょっとかわいそうだなと思いました。
仇討ちせんと意気込んでいるのにも関わらず、それは意味をなさないものだし、それ以上に定家は紅無威おとめ組にとっても重要人物である訳ですから。
まあ、小蝶はそれを知らない訳ですから仕方ないんですけどね。
物語としては若干今後が気になるかなーと言った具合です。
あからさまに続編がほのめかされていますし、実際続編が出ています。
図書館にももう
1冊あったので今度暇な時にでも読もうかな、と思います。
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