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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】ひびき 遊」の記事一覧

天華無敵! 6

天華無敵!(6) (富士見ファンタジア文庫)天華無敵! 6/ひびき遊
[PROTE>>>TENKA YGGDRASILL-NET]
プロテからお姉さまへ。お父さまのココンさんが、浮遊都市にやってきました!
………………………………………
 バカンス中の天華のもとに届いた一通のメール。それは、一年半会っていない父・虎近の消息を伝えるものだった。
 豊富な知識量から『完璧なる記憶人』と呼ばれる超一流の遺跡探求者(ロスト・リサーチャー)・虎近。父を超えたいと願う天華は、彼が大切にしていたデータ・ディスクを盗み出す。プロテクトを解除し「円筒遺跡」の情報を見つけた天華は、この遺跡を攻略することを決意。目指すは、精脈の流れを断絶する高度一万メートルの断崖絶壁の地「孤高の大地」! 遺跡には、父の重大な秘密が隠されていて……!
 双子冒険ファンタジー、堂々完結!!


借り物だから早く読みたいとか言っていた結構間があいてしまいましたね。

前回までの精書編に比べるとけっこう穏やかな感じです。
いや、お父さんの告白だとか、お母さんの行動の裏に隠されたことだとかを鑑みるにけっこう重たい内容もあるんですけど、いきなり出てきたお父さんへの感情移入はなかなか難しいものがありましたね。


前巻の最後で白華をつれて、神殿を飛び出した天華。
天華のもとにプロテからのメールが届いたところから物語ははじまります。

天華と白華の父・ココンが残していたデータを発見し、天華たちは「円筒遺跡」に挑戦します。


そこで父に突き放されて、へこんでアルにメールして、Gや白華と会話してまた元通りになって……と天華の感情の揺れ幅が大きめ。
「父を超える」それが天華の目標であったがために、それだけへこむってことなんだでしょうね。


天華が錬精オンチである理由も明らかになります。
それはココンが作られた人間だから。

旧精紀の人間たちが生き返るために自身の遺伝情報を残していたんだとか。
世界がマシになるのに時間がかかりすぎて、遺伝情報に欠落が生じてしまったがために、誰一人として生き返ることが出来なかった。

ならばと機械が考えたのは大勢のデータをごちゃ混ぜにして欠けた部分を補うことで新たなる人間を作れるのではないかということ。
その行為の末作られたのがココン。

長い時間をかけて精霊術を使えるように進化してきた人々の中にポツンと現れた旧精紀の人間であるココン。
その血を濃くひいた天華もまた錬精術が使えないってことなんですね。納得。


いつものごとく、扱いの悪いアル。
でも最後の最後でちょっといい目を見たんじゃないでしょうか。

10年後で8歳の子どもがいるってことは、けっこうすぐちゃんと結婚できたってことですもんね。

前巻で予想していた通り、ユイファは初代精霊巫女だったよう。
1000年の間にかなり血が薄まっているとはいえ、Gの前身であったグランと天華は遠縁ってことになるらしいですよ。

精書編に比べるとちょっと大人しい印象でしたが、シリーズの終わりとしてはよかったのではないでしょうか。

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天華無敵! 5

天華無敵! 5 (富士見ファンタジア文庫)天華無敵! 5/ひびき遊
(力が欲しい。
 白華を救えるだけの力がっ!)
 天華の声がGに届く。
 Gは彼女の意思に従う。
「俺にお前の力をよこせ。そうすれば俺はお前に力を与える」
 天華の裸の腕をそっと取り、その精命力を吸収するG。急激な消耗が少女を蝕み、そして……。
 白華が“白い”Gに連れ去られてから2週間が経過した。だが。帝國は白華救出に動こうとしない。一方、天華は幽閉されていた。絶望の中、天華は悟る。帝國に必要なのは、姫の“血”であることを。この瞬間、天華は、「いらない姫」ではなくなっていた――。
 少女は進む。光と闇の中を。双子冒険ファンタジー、白熱の第5弾!!


いつまでもあの暖かそうなテンプレートなのはどうだろう?と思ったので変えてみました。
だいぶ雰囲気が変わった気がします。

さて、今日は天華無敵の5巻です。
前巻を読んだときにさっさと読んでしまいたい~とか言っていたのですが、すっかり忘れてました。
4巻の終わりは白華が、白いGに連れ去られて、Mのメッセージを聞いて――ってところでしたか。

なんでさっさと続きを読まなかったのだろう、というくらい気になる終り方でしたね。


あらすじにもある通り、白華を探しにいきたい天華ですが、幽閉されて自由を奪われてしまいます。
「いらない姫」として自由奔放に過ごしていた天華ですが、それでも姫ですからね。

白華と双子であるということは先代巫女の血をひいているってことで、天華自身に巫女としての能力がなくても、その子どもに能力があればいいってことなんですよね。
この作品の世界観における結婚適齢期はよくわかりませんが、16歳ってことは子どもは産めるでしょうしね。

その相手としてアルが選ばれたのは、作中でも語られてましたが予定調和だったんですよね。
男子禁制の神殿において、天華や白華の幼なじみとして登場したアルにはちょっと違和感ありましたからね。
アルが神殿に出入りするようになったのが、剣聖になった後だというのならともかく、剣聖になる前ですから。
でも結局は当人同士の意思は無視するんだから、婿候補と接触させる必要は特にないんじゃないのかなーとか思ってみたり。
まあいいんですけどね。

天華を引っ張って帝國を飛び出していくアルは無駄にかっこよかったです。
たくさん努力して剣聖になったというのに、アルは白華を、天華を助けるために剣聖の地位を捨てる覚悟で脱出を試みます。

でも、ガドさんに持ってかれた気がしないでもないですね(笑)
前巻で補佐官アカネを助けたかっただけなのに、結局はMの手先として働くことになっていた火の剣聖・ガド。あ、元か。
今巻では動くこともままならないほどの怪我を負ったままで登場します。
で、この人は相談にやってきたアルを突き放したりしているんですが、それでも3人の剣聖に囲まれて逃げあぐねていたアルと天華を助けに現れ、全力で戦ったあとには全ての罪を引っ被って逝くのですからね。
最期の様は本当に剣聖だな、と思いました。


Gの、精書のなりたちが明らかになります。
精書は傲慢な人間たちの手によって作られた何とも惨たらしい、酷いものでした。

精書のなりたちがわかった今ではMが最後まで世界を壊すことにこだわり続けた理由もわからなくないです。
MがMとなる前の姿――ミストがなんとも無邪気な少年で「13番目」を指折り数えて、MであったことにびっくりするぐらいMとの落差がひどくて……。

Mの前身の少年・ミストラルが実験の内容を知り狂っていくのですが、それにちょっと疑問が。
MとGが融合した際にGと繋がっていた天華も巻き込まれてしまったから、天華は1000年前の実験の内容を知り、グランや静香、ミストと接触することが出来たってことらしいんです。
でもあくまでも天華の存在はイレギュラーであり、虚構の世界では過去にあったことを変えることは出来ないから、グランがGとなるのを止めることは出来ない――ってことなんですよね?

なら天華の存在しえなかった1000年前の実験のときは一体誰がMに実験内容を知らせる役目をになったのでしょう?
ちょっと気になりました。

GがDを殺した場所であり、Gが精命核をなくした場所が現在の帝國のある位置であったからGはあの場所に封印されていたんでしょうね。
明記されてませんが、初代巫女――天華や白華の先祖ってユイファなのかな?とか思ってみたり。
兄の近くにいたいとか思って、巫女となることを了承していてもおかしくない気がするんですよ。
あ、でも龍眼がないか。じゃあ違うんですねきっと。


最後、Gが捨て身というか、自身を含む精書全てを破壊するつもりで、残っていた精機竜を起動させるのです。
Gの顛末は予想できました。力を使い切ったGは精書として認識されなくてただ1冊生き残るわけです。
まあ、6巻出てますしね。Gを失った状態で続編は出せないでしょう。


おもしろかったです。
次巻は初期から名前だけは出ていた天華たちの父親の話みたいです。
次巻は完璧に初読なので本当に楽しみ。

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天華無敵! 4

天華無敵!(4) (富士見ファンタジア文庫)天華無敵! 4/ひびき遊
「まったく、天華姫とたら! 父上の虎近殿を真似るのも、いい加減にしていただきたいですな!」
 精霊神殿に帰還した、家出姫・天華。彼女を待っていたのは上級神官たちの小言。そして、精霊巫女で妹の白華だった。誘拐事件以降、白華は、亡くなった母の部屋に閉じこめられていた。天華は、白華、Gとともに、放浪中の父の隠し部屋――かつてGが封印されていた場所――に入り込む。精書Mの襲撃に備え、「精書」について調べるために。一方、鋼の剣聖アルバルドは、憧れの人、火の剣聖ガドと再会して……。
 少女と果てなき世界の物語。明日へと向かう第4弾!!


今月中にある程度読んでしまいたいとか言ってたんですが、気づけばもう20日も過ぎてしまいました。
来月にでも読み終えられるかな?
GWに読もうと思えば読めなくもないですが、長期休みは平日に読めないような分厚い本――霧舎巧さんとか日明恩さんとか篠田真由美さんとかそういうのか、
ナルトとか巻数が多すぎてちょっと、っていうのを一気読みできたらなぁ、とか思ってます。

まあ、予定は未定なんですけどね(笑)


さて、本編の感想をば。

今巻の舞台は精霊都市の神殿。
精霊巫女の役割だとか、そういうものが明かされます。

あらすじにある「母の部屋に閉じこめられていた」って、『誘拐されて警備が強化されたから』ではなく、『精書が復活したから』なんでしょうね。
読み終わったあとならわかりますね。


今巻は読んでいてすごく痛かったです。
精神的にも肉体的にもみんなもうボロボロです。

前巻で登場した精書はMとS。
Sはアルの元で簡易封印が施され、Mはかなりのダメージを負わせたものの逃げられていました。
Gの話では、Mのダメージは2週間やそこらで治るものではないとのことだったのですが、Gの予想は外れてしまいます。

Gは1000年近く封印されていた上に、核を記憶(記録?)を失っていているためにいろいろと誤算が多いのですね。


今回はあんまり天華が活躍していないような気がします。
仕方ないのかな、とも思いますが。

だって今回の舞台は遺跡じゃないですし。VS剣聖なんて天華が手出しできるものではありません。
まあ相手がアルだったら話は別ですけどね。アルは天華に本気なんて出せないでしょうし。


最後、生死不明となった白華。
結局は守られていたのですが、白華は白いGに連れ去られてしまいます。
Mに作られたとありましたが、Mには【MAKE】とかがあるからかな。
【精書図書館】なるものの存在が仄めかされて今巻は終了。

めちゃくちゃすごい気になるところで終ってしまってます。
続きは来月かもとか上で書いてますが、もしかしたら今月中に読んでしまうかもしれません。

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