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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】田中 芳樹」の記事一覧

薬師寺涼子の怪奇事件簿 水妖日にご用心

薬師寺涼子の怪奇事件簿 水妖日にご用心/田中芳樹
南アジア某国の王子様が来日した。ハンサムでスポーツマン、資産はじつに三兆ドル! 日本中の女性が大さわぎする中、マンガしか読まない外務大臣の頼みで、巨大テーマパークの貸し切り権を王子に譲った薬師寺涼子警視。そこで惨劇は起こった。人気キャラクター半魚姫に扮した美女に王子様がおそわれたのだ。テロリストの動機は王位をめぐる暗闘か、膨大な地下資源にからむ争いか、それとも復讐か? 雷鳴とどろき、豪雨が東京を水没させる中、警視庁の破壊美神・涼子が忠臣・泉だ準一郎を従えて暗殺者を追う!


そういや、最近田中芳樹さんの作品読んでないな、と思って引っ張り出しました。
薬師時涼子シリーズを前回紹介したのは1年以上前のことですから道理ですね。


今回の舞台はテーマパークと、警視庁です。
警視庁であれだけ暴れまわるってある意味すごいなぁと思いました。


私、田中芳樹さんの作品ってそう多く読んでるわけじゃない――思っていたんですけど改めて思い返すと結構読んでるなぁ。創竜伝、お涼シリーズ、春の魔術シリーズ、岳飛伝なんかも前読んだっけ。他にも単品のいくつか読んでるはずだし。
閑話休題。

この方ディズニー嫌いですよね。

作中に登場する『ザナドゥ・ランド』なるテーマパークが登場するんですけど、そこ明らかにディズニーがモデルなんですよ。
千葉にあるのに東京の名を冠している、創始者がグリム童話など先人の創作物をアニメーションにしたなどなど。
シ“ソ”デレラや白“雲”姫、“半”魚姫と、登場するキャラクター名からしてもそれがうかがえます。


今回の敵はゴユダ。簡単にいうと人の形をした喰人ワニってことらしいです。
そのゴユダが、はじめ半魚人に扮して襲ってくるわけです。
読み終わって驚いたんですが、今回お涼が敵に止めを刺してないんです。

半魚姫ことサリー・ユリカ・トルシガンが今までの敵と一線を画しているからでしょうか?
今までの敵ってたいてい、「化け物」と「化け物を操る人間」がいるという形だったと思うんですよ。
で、化け物サイドはともかく、人間サイドは化け物サイドに殺されることはあれど、お涼が止めをさしたってことなかったような気がするんですよね。
そう考えるとサリーは化け物的な力を持っているとはいえ、人間に近いような印象を受けたのでそういう倫理観的な問題なのかなぁとか思ってみたりしてました。
正直、好敵手になりえるようなキャラ設定なのでまた登場するのかもしれませんね。


カドガ殿下の幻想。
「(略)いったい日本には、ヤマトナデシーコとかタオヤーメとかいう女たちはおらんのか」
「いません」(p171)
一言で撃ちくだいた泉田さんに笑ってしまいました。

というか、カドガ殿下があまりにぶっ飛びすぎていてびっくりしてしまいました。
「究極のムダヅカイ」には普通にびっくりしてしまいました。
王水が登場するだけならともかく、その黄金を溶かした王水とかもうどんだけですか。


今回もまた泉田さんとお涼の関係は進まない。
うーん、私このシリーズここまでしか持ってないし、続編も買う気ないんですけどいったいどうなるんでしょう。
最終巻にならない限り、どうにもならないような気もしますけどね(笑)

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創竜伝 12 竜王風雲録

創竜伝(12) 竜王風雲録 (講談社文庫)創竜伝 12 竜王風雲録/田中芳樹
時空の隙間に落ちた長兄・青竜王を追い、三男・白竜王は千年前の中国を旅する。大国・遼の侵攻激しく、内政不安定な宋代初期、天界への門が開閉するタイム・リミットまでに兄弟は再会を果たせるか? 古都に巣くう残忍極まる邪神どもとの人智を超えた激闘の行方は? 歴史の針を正すため、竜王が天駆ける!


かなり久しぶりの創竜伝です。
前巻を紹介したのが昨年8月ですから1年以上あいてしまいましたね。


今回はあらすじにあるとおり、竜王たちの話です。
つながりからすると9巻の続きになります。
ほぼ全編・前世の話で、現代の話は最後にほんの少し登場するだけなので、番外編めいてますね。


白竜王(終)が青竜王(始)を探しているんですが、そのお供たち・五仙と白竜王のやりとりがかわいかったです。

白竜王と五仙たちでは位があまりにも違いすぎるんですが、それを感じさせないというか(笑)
前世と今世は性格だとかがほぼ同一なので、やっぱり終だなぁ、と。
部下(?)たちに心配されるようじゃダメですよね。


正直な話、この巻はがっつり中国歴史物なので読むの厳しかったです。
このブログ見てもわかって貰えると思うのですが、私自身時代物だとかを読むことに抵抗はありません。
ですが、歴史物となると話は別というか。

正直、素地となる知識が全くといっていいほどないので読んでも頭に入ってこないというか。
無理矢理頭に入れても、整理が出来ないんですよね。
作中で「三国志で有名な」「歴史上有名な」などと書かれていることがあったんですが、それを知らないから「そういわれても……」ってなってしまうのですね。

もう何年も前の話ですが、座談会でも宣伝されている岳飛伝も読んだことありますが、やっぱりあんまり楽しめなかった覚えがあります。
三国志はいつか読んでみたいです。


竜身となり、月へ戻ったってところで竜王たちサイドの話はおわり。
話は現代へと戻りますが、前述の通り本当に少しだけなので話は全くといっていいほど進んでいません。

小早川奈津子の出現のフラグとか、新たな牛種の動きだとかが仄めかされています。
次巻はきちんと本編が進むんでしたっけ?
でも、それ以降がまったく出ていないんですよね。いったいいつになったら14巻が出るんでしょうね。

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霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿

霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿/田中芳樹
 米国(アメリカ)の美人富豪のパーティーに招待された警視庁一の傍若無人女王・薬師寺涼子警視、休暇を取って部下・泉田と軽井沢へ。ところが泉田拉致を皮切りにホテル焼失、富豪令嬢自殺、女装軍団集結と事件続発、軽井沢は大混乱(パニック)に! 真相を探るべくお涼はお得意の攻撃と破壊の強引捜査を開始するが、行く手を身勝手富豪・マイラが阻む。ついに始まる日米"傍若無人"頂上決戦!!


結構久しぶりの薬師寺涼子シリーズです。
最近、最新刊魔境の女王陛下が発売されましたが、創竜伝の方も発売されることを願っています。


今回の舞台は軽井沢。
なんとなく、お涼の暴れっぷりが足りない気がします。
まあ、今回は相手が相手でしたからね。仕方がないのかもしれませんが。


このシリーズって事件が起こり、お涼が首を突っ込んでひっかき回してことを大きくして自身に利のあるように解決に導くのが基本じゃないですか。
作中でもお涼が話題にしてましたけど、今回1番最初に事件に巻き込まれるのは泉田さんなんです。

ちょっと珍しいですよね。
泉田さんが富豪令嬢の運転する車にひかれてしまうんです。正確には衝突されるといった方がいいのかな?
あれが単なる事故だったのか、故意だったのかは言及されていませんでしたけど。
まあ、お涼は故意だと思ってるようだったんで、きっと故意なんでしょうけど。


いつものごとく、室町警視と岸本も登場しています。
が、今回はあまり活躍している印象がありません。
どちらかというと今回はジャッキー若林の方が活躍してますね。
ジャッキーのキャラが濃いから余計そう感じるんだと思います。うん。
とりあえずみなさんの真実の名前とそれを把握している方々がすごい(笑)


今回登場する化け物に名前はありません。
それというのも厳密にいうとあれは怪物でも神話の世界の生き物でもなんでもないただの人間のなれの果てでしかないから。

最後のあれはお涼にしてはけっこう優しいんじゃないかと思ったんですが、あれは同じ男を好いたからなのかなーと。
この作品って泉田さんの視点で進むから、そういう恋愛面に関してはほとんどわかんないんですよね。
だからこそあのカタカナでのお涼の信条吐露なんだと思うのですが。
泉田さんももういい年なんだからもうちょっとそういう感情に敏感になっても……と思わなくもないんですが、今の泉田さんはお涼についていくのでいっぱいいっぱいでしょうからそこまで求めるのは酷かもしれませんね。


私がもってるこのシリーズはあと1冊かな?
新刊を買おうとは思っていないんで、図書館で買ってくれにかなと思ってます。
お涼も図書館にあるにはあるんですが、中抜けしてるんで今回はどうかな?
あまり期待せずに待ちたいと思います。まあその前にあと1冊読んでしまわないとだめですね。

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