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隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】岩代 俊明」の記事一覧
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みえるひと 3

みえるひと 3 (ジャンプコミックス)みえるひと 3 人間願望(アニマ)/岩代俊明
東京の地下。迷路のような下水道に住む地蟲という陽魂たち。彼らは「人間願望(アニマ)」と呼ばれる陰魄たちの狩りの対象にされていた。助けを求めて案内屋を地下に呼び 寄せようとした地蟲たちだが、ちょっとした手違いで…!?


かなり久しぶりのみえるひとです。
3冊目なので、カテゴリ作りますね。
この辺の話ふつうに好きなんですが、最後まで読んでしまうとパラノイドサーカス編はいらなかったよなぁって思ってしまうんですよね。


【第十七譚 守るもの】【第十八譚 突破口】
【第十九譚 狩り】【第二十譚 決着】【第二十一譚 帰還】

VSハセ。

明神の口から先代明神のことが語られ、ハセとの因縁が明らかにされたところで終わっていたんでしたか。
エージが話に聞いていた「最強の案内屋」は先代のことで。

先代の仇であるハセに完膚なきまでに叩きのめされて、自身のふがいなさにへこんでた明神。
そこにガクが喧嘩をふっかけられたり、ひめのんに叱られたりして吹っ切ります。

そして、ハセの待つ因縁の地に向かいます。
ハセは、先代明神の魂を取り込んだことで案内屋の術の陰魄バージョンを使うため、すでに連戦でボロボロな明神は苦戦を強いられます。
明神はうたかた荘の面々の応援(ガクは応援してないですね笑)などから力を得て、ハセへ最後の攻撃を仕掛けます。

が、術の発動中に術を補助する黄布がやぶれ、術が途中で霧散してしまいそうになるんです。
しかし、中途半端にハセも分解出来たことにより、取り込まれていた先代明神の魂も解放されて。

先代明神は明神に空の梵痕(サン=スティグマ)施し、ハセを倒すのを見届けて去っていきました。

ちょっと泣きそうになりました。
私が岩代さんのデビュー作であり、先代明神が活躍する「みえるひと」から好きで思いいれがあったからなんだと思います。


【第二十二譚 下水道の地蟲達】【第二十三譚 人間願望(アニマ)】
【第二十四譚 アンダーワールド】【第二十五譚 開戦】

VS人間願望、開幕。

日常に戻ったと思ったものの本当に束の間ですね。
わずか一週間で平和は遠のきます。

通学途中でマンホールから下水道に落ちてしまった姫乃。
マンホールが外れていたとかじゃなくて、地蟲という陽魂の術によるもの。

ひめのんが明神から貰った黄布のせいでちょっと抜けた地蟲が姫乃を案内屋と勘違いしてしまったんです。

一緒にエージがいたのが良かったのか悪かったのか……。
いや良かったんだろうなぁ。
どちらにしろ、マンホールを開ける術「鉄奇開々」は1日1回出来ないらしいので他の地蟲のもとに行かなくてはいけなかったわけですし。
姫乃って強い子だけど、寂しがりだしね。


地蟲たちが案内屋を探していた理由。
それは人間願望という陰魄の集団に襲われていたから案内屋に助けを求めようとしていたってことなんですね。
はじめは40匹いた地蟲たちも今ではわずか6匹になってしまったんだとか。

長老っぽいのから話を聞いているときに人間願望のバオとホルトが襲ってきて。
逃げるうちに他の地蟲たちとバラバラになってしまった姫乃たち。
エージは明神を呼びに地上へ戻りますが、入れ違いに明神は地下へやってきていて。


さらには、人間願望たちもハセの魂から姫乃の存在を知り、姫乃を捕まえるゲームを開始するんです。
ハセと人間願望のコモンは同じ顔をしているんですが、これはハセがコモンのマネをしたんだったかな?
その辺の理由だとかは後々語られていたはず。


地蟲たちを襲ったときに姫乃の存在を確認していたホルトは、すぐさま姫乃のもとに向かいます。
ホルトが姫乃の中に何かを見つけたようなんですが、これってアレかな?姫乃のお母さんから受け継いだアレ。

間一髪ってところで、姫乃を助けにガク、エージ、ツキタケがやってきます。
このときに3人のフルネームが明らかになっているんですよ(漢字は次巻かな?)。
犬塚ガクに眞白エージ、そして雉ノ葉ツキタケ。
ジャンプ掲載当時から桃太郎?と。アズミちゃんは木備野だからきびだんごだろうし。
なのでずっと明神の本名には桃がつくんだと信じています(笑)
閑話休題。


ホルトVSガク、エージ、ツキタケとキヌマVS明神の戦いに火蓋が切って落とされます。
ホルトのスピードに対応できなかったツキタケがすぐにやられてしまうのですが、そのことでガクが切れて。
ツキタケ曰く、「スイッチどころか、ブレーカーあげやがった」とのこと。

直前まで対応出来なかったホルトのスピードに対応出来たってところで次巻へ。
ブレーカーがあがったのは大事にしているツキタケに怪我を負わされたからのようですね。

毎回いってますが、次巻は今回よりは時間をあけずに紹介したいです。

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みえるひと 2

みえるひと 2 (ジャンプコミックス)みえるひと 2 道導/岩代俊明
うたかた荘に来訪した謎の男。ハセと名乗るその男を見た明神は、突如我を忘れてその男に襲いかかる!! その理由とは一体!? そして明かされる案内屋明神の過去。ヒメノが見つけた1枚の写真が物語る意外な真実とは…!?


1巻を紹介したのが、2月のことですからずいぶん間が開いてしまいました。
ずいぶんとかわいらしい色使いの表紙ですが、発売当時はちょっとびっくりした覚えがあります。なんとなく白黒というか、結界師みたいなあんなカラーリングの表紙になると思っていたので。


【第八譚 無視される悲しみ】【第九譚 疑われる悲しみ】【第十譚 結婚しようと思ってた】
ガク&ツキタケ登場、廃寺の陰魄退治。

ガク&ツキタケが登場します。
連載当時、ガク好きでしたよ(というかうたかた荘の住人みんな好きだった)。でも2巻までだとただの面倒な幽霊ですね。
ちょっと挨拶を返しただけで、「俺に惚れてる?」とか「前世で恋人だった気がする」とかある意味すごいです。

ツキタケがエイジにちょっかいをかけまくってるんですが、本当は仲良くしたいんだよなぁ。
この二人はもうちょっとしたら仲良くなるので、それが楽しみです。

十味さんが持ちこんだ事件。
それとガクの武器であるハンマーの形状が似ていたこと、いきなり明神とバトルをはじめたことなどから姫乃はガクを素直に信じられなくて(笑)

その疑いを晴らすためにも明神と一緒に陰魄退治に赴きます。
陰魄自体は比較的簡単に退治できるので、この話はあくまでガクとツキタケの紹介回だったんだろうなぁ。


【第十一譚 破壊の来訪者】【第十二譚 ハセ】【第十三譚 半人前】【第十四譚 オレにさわんな】【第十五譚 成長】【第十六譚 道標】
陰魄・ハセの来襲と明神の過去話。

一見、普通の人に見える陰魄・ハセ。
ハセの攻撃にエイジでは手も足も出ず、明神もやられてしまいます。
精神的に不安定だったからなのかな?

明神が2人いるので、書き分けさせてください。
主人公・白髪明神 → 明神冬悟
先代で師匠・黒髪明神 → 先代明神

ハセは明神冬悟にとって、師匠である先代明神の仇なんですよ。
幼い頃から霊を見ることが出来て、それらから逃れるために力をつけていた明神冬悟。
この辺はちょっと夏目友人帳の夏目を思いだしてしまいました。
陰魄にケンカを売って危機に陥ったところで黒髪の先代明神に助けられ、指南を受けていくことになるんです。

2人でお金をためてうたかた荘を購入したり、陰魄退治にせいをだしたり……。
でも、そんな比較的平和な日々も、ハセに殺されそうになった明神冬悟をかばって先代明神が致命傷を負ってしまうんです。

素直になれなかった明神冬悟がすごく悲しい。

ジャンプ本誌掲載時、11話の明神2人の写真にすごいテンションあがった覚えがあります。

みえるひとの読切って2つかな? 複数あるんですけど、
そのうち岩代さんのデビュー作である姫乃が江戸っ子の方のみえるひとだと案内屋はこの先代明神なんですよ。
そして十味さんはまだ現役刑事だったはず。
だから、連載版で主人公が違ったことは疑問だったので、ここで先代明神との関係性が明かされるのか、と。

思っていたよりも悲しい話に今読んでもちょっとへこんでしまいますね。
この先代明神の死が語られたところで今巻は終了。
めちゃくちゃ重い。

続きが普通に気になるので、次巻は早いうちに紹介したいと思います。


そういや、明神冬悟が警察から出てきたところでガクとすれ違っているんですが、どちらも制服着てるから2人の年齢ってそう離れているわけではないんですね。

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みえるひと 1

みえるひと 1 (ジャンプコミックス)みえるひと 1 イルカはしゃべらない/岩代俊明
この世には霊が存在する。彼らは生者には見えず、触れられない。その男明神は、霊と交渉し、時に排除する「案内屋」兼アパート「うたかた荘」の管理人。怖がり少女、ヒメノと出会い…!?衝撃のサスペンス&アクションが今、幕を開ける!!


最近までジャンプで連載していたPSYRENの岩代さんの作品です。
「みえるひと」というか岩代さんは本当にデビュー作から全部読んでます。
黒髪明神さんと江戸っ子ひめのん、そして十味さんが刑事だったころの話も狗童も知ってます。というかそれが載ってる増刊とかまだ持ってます(笑)


【第一譚 イルカはしゃべらない】
ひめのんが上京してきてうたかた荘に住む話。

ひめのんこと桶川姫乃が連れて来てしまった流仙蟲を案内屋明神さんが分解する話。

1話なだけあって説明多いです。まあそればっかりは仕方ない。
ひめのんのお母さんのセリフが意味深。
ストーリーを知っている今なら、そういうことか、と納得できるんですけど。


【第二譚 うたかた荘初めての夜】【第三譚 バットとパジャマとサングラス】
エージ登場編。

うたかた荘の説明なんかもされてます。
「ウチに住みついてる奴らは“比較的”安全」と明神さんが言っているんですが、比較的が強調されているのはガクがいるからなんだろうなぁ。
アズミちゃん、エージ、ツキタケあたりは確かに安全でしょう。
アズミちゃんが飛びついてくるのは生者に触れられないっていう制約がありますから、明神さん以外被害をこうむることはありませんし。

エージって金髪でしたっけ?
カンテラ法師がエージのことを「金髪のサル」って言ってるのに、違和感を覚えてしまいました。
というのもエージの髪にトーンが貼られてるんですよね。
金髪って白黒だと真っ白なイメージが強くって。まあ、ひめのんが真っ黒、明神が真っ白ですから、トーン頭にしたくなる気持ちも分からなくもないんですが。

意地はるエージが可愛かったです。


【第四譚 キリンとエントツ】【第五譚 玉の湯の戦い】【第六譚 もう少し】
アズミちゃんとお母さんの話。

十味さんが登場します。本誌掲載時やたらテンションあがった記憶があります。
「赤口」とか「仏滅」とか読み切り時にもありましたねー。まあこの話以降出てきた覚えないですけど。

アズミちゃんがお母さんと再会を果たし、もう少しだけ現世に留まることになります。
ひめのんの服装もそうなんですが、アズミちゃんのお母さんの服装にはツッコミをいれたいと思いました。

もう少しどうにかならなかったのかなーとか思ってみたり。


【第七譚 ヒメノ入学】
ひめのんの高校入学式の話。

校長がおもしろい。
というか、ひめのんの学校の話ってほとんど登場しなかったですよね。
入学式で隣に座っている女の子がうたかた荘に遊びに来てたような気がしましたが、それくらい?

ひめのんの家族の話が仄めかされています。
お母さん、雪乃さんでしたっけ?はともかくお父さんについてはこれ以降まったく触れられていなかったような……。
私が覚えていないだけかな?
確認しつつ読んでいきたいと思います。

あらすじは覚えているのですが、いろいろ忘れているもんです。

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