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隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】あきづき 空太」の記事一覧
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赤髪の白雪姫 3

赤髪の白雪姫 3/あきづき空太
クラリネス王国・王城ウィスタル――。第一王子イザナの帰還によって穏やかな日々はその流れを変えた…。第二王子ゼンと宮廷薬剤師の白雪、二人の関係を快く思わないイ ザナは白雪が国を出る原因にもなったタンバルン国のラジ王子を城に招待することに…!? 波乱の第3巻!


今日も少女漫画です。
これであきづきさんの作品3作目なのでカテゴリ作りますね。


【第9話】から【第12話】までが収録されています。


9話10話はラジ王子がクラリネスにやってくる話。
ラジは以前、髪色を珍しがって白雪を手に入れようとしていたんです。
その時に、ゼンが王子だと知らずに毒をもってしまった。外交問題ですよねw

「白雪に関わらないよう」釘をさされているんですが、イザナには逆らえず……といったところです。

今巻ではまだ「うつけ」の印象が強いラジ。
彼は白雪と関わったことでいい方向に変わっていく訳ですが、今はまだきっかけでしかないですね。


11話は、白雪の元にオビがつく話。
ラジの空気読んだのか読んでないんだかよくわからない発言のせいで、白雪に取り入る価値があるかを調べる輩が現れたりするんです。

それの対策という意味を込めて、オビが白雪のもとにやってくるわけですね。
『クラリネス第二王子付伝令役』。
そんな身分のオビを白雪につけるということは、白雪の身に起きた出来事はゼンに筒抜けになる、という牽制なわけですね。

オビと白雪のコンビが大好きな私としてはすごくうれしいです。
出会いが出会いですし、白雪はオビをまだ信頼しきっていないというか、若干距離のあるんです。なんか初々しくて可愛い。

白雪の笑顔に思わず手が伸びてしまうオビにニヤニヤしてしまいます。


12話は、友達である鳥・ポポとその仲間たちを守りたい娘・キハルが登場する話。

鳥が青と緑の綺麗な羽根を持つことから、領主たちはそれを狩って楽しんだり高値で売ったりしているわけです。
虫唾が走るような話で個人としてはキハルの味方をしたいゼンですが、王子としての立場では動けません。

そんなどうしようもない状況を変えたのはたまたまキハルと知り合った白雪でした。
鳥にも、鳥を操る笛・胡桃石にも価値はない。
ならば、鳥を操る技術には?

オビを通して、ゼンへと伝わったそれは、キハルに希望を見出すものでした。
馬で往復40分かかる見張り台へ25分以内で行って帰ってくることが出来るかどうかのテストを行うことになるんです。

出発前にミツヒデと話しているザクラ殿が気になります。
冷静に物事を見て判断しているらしいザクラ殿。再登場してる覚えがないんですが、また出ないかな。


見張り台でポポを待つ白雪でしたが、領主によって鈴を湖に落とされ室内へと閉じ込められてしまいます。
領主からするとここで鳥に価値が見出されてしまうと、それをただ売りさばいていた自分は大馬鹿者であると宣言するようなものだから、と。
知るか、って感じです。

しかし、白雪はただそこで嘆くだけの娘ではありません。
窓から湖に向けて飛び出した、ってところで今巻は終了。

どうなるかはわかってますが、面白いし続きが読みたくなってしまいました。
近いうちに紹介できたらな、と思います。

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赤髪の白雪姫 2

赤髪の白雪姫 2 (花とゆめCOMICS)赤髪の白雪姫2/あきづき空太
ここはクラリネス王国。生まれつき赤い髪を持った白雪は、宮廷薬剤師を志し見事試験に合格。宮廷で様々な人々と出会い学び、第二王子・ゼンとの絆を深めていく。ある日、ゼンの管轄領で北にあるラクスドの砦で、兵達が次々に身体の不調を訴え倒れる異変が起こり――!?


かなり久しぶりの赤髪の白雪姫です。前巻を読んだのは昨年3月ですから本当に久しぶりです。
赤い本が続きましたが特に意味はないです。


【第5話】
白雪が宮廷薬剤師見習いとなる話。

試験に見事合格した白雪は、宣言どおり「自分の力で門をくぐる」ことが出来るようになるわけですね。
白雪の上司となる人物が登場しています。

薬室長のガラクさんと室長のおもりをしているらしい八房さん。
そして白雪の直属の上司となる少年・リュウ。

天才少年であるリュウは、周囲の反応のせいで人付き合いが若干苦手っぽいんです。
12歳という年齢、子どもとは思えない知能と表情が得たいが知れない、と。
白雪が起こるのもわかります。
リュウ自身はいい子なんです。それなのに、兵士たちの理解が足りないせいで……。
可哀相でした。

でも、白雪やゼンと関わっていくうちにどんどん変わっていくんだろうなぁ。
ゼンはリュウがまだ子どもだからと助言してあげたりしているんですが、それに後悔する日が来ると面白いのにと思ってしまいました(笑)
まあ、リュウの性格からしてそれはないか。

白雪はゼンの毒の投与記録なんかも見てるわけですが、王子だから仕方ないことなのかもしれませんが、これもきっついなぁ。


【第6話】【第7話】
ラクスド砦で兵士達が原因不明の体調不良を訴える話。

ようやくオビの名前が出ましたよ!
オビ好きなんですよー、私。白雪とゼンに対する複雑な感情とかいいですよね。
手をだしちゃいけないとわかっているのに、ふとした瞬間、手を伸ばそうとしてしまうオビに悶えます(笑)

さて、本編に戻って。ラクスド砦では見習い君1人だけが症状が軽いものの雪道の移動に耐えられるものではなく。
そのために連絡がとれなくなってしまったんだとか。

体調不良の原因は、薪。
旅団を装った盗賊一味が砦の兵士たちを行動不能にし、その隙に武器やら何やら強奪するために薪を砦内に運び入れたってことらしいです。

盗賊たちを倒し、白雪の処方で砦の兵士たちは快方に向かいます。
どことなく運動部と女子マネージャーっぽいノリです。
雪かきする当番を決める脈拍はかるくだりとかまさにそんな感じ。すごい楽しそう。

白雪がちょっと無理をして体調を崩してしまうんですが、白雪がすごいマジメすぎるな、と。
自分の体調が悪いことは自覚してるんですから、自分の分も出しました、とやってしまえばいいのに、と。

無理をしないってことはないんでしょう。それでもこれから先は無理はしてもゼンたちに無理をしていることをいうくらいはするんだろうな。


【第8話】
クラリネスの第一王子であり、ゼンの兄でもあるイザナ殿下が登場する話。

若い男である白雪の同僚を若干警戒するゼンに笑っていられるのも最初だけなんですよね。
イザナ殿下が動き出すと、なんというか不穏な雰囲気というか。
このお兄さん、怖いです。

この人はゼンと白雪をどうしたいのでしょう。
白雪を客人の前に出したのは、ゼンの評価を下げるためっぽいのですが、うーん。

さらには、白雪を愛妾にしようとしたタンバルンのラジ王子を呼び寄せることを画策して……。
ってところで今巻の赤髪は終了。

続きが気になります。


【僕らをつないで】
死んでしまった主人公・敏哉くんが幼なじみたちの様子を見に行く話。

デビュー後1作目の読みきりなんだとか。
絵柄は結構違いますが、ストーリーが好きです。

このえちゃんと大地くんと3人で仲良くしていて。
いつも真ん中にいた敏哉くんが死んでしまったから、不自然な空間が開いてしまっていたわけなんです。
その空間についての話っていっていいかも。

ちょっと泣きそうになってしまいました。
なんというか、この手の話ってハッピーエンドっていいにくい終わり方が多い気がするんですが、これはちゃんとハッピーエンドになってます。

まあ、ぶっちゃけ雨咲さんの存在意義がよくわかりませんでした。
別にいなくてもよかったんじゃないかなーと思ってしまいました。


【おまけ頁】
白雪の寝顔を見てしまって困惑するリュウとその話を聞いて驚愕するゼンの話。

なんというか、「12歳だから」で全部すんでるけどいいのかそれで、と言いたくなりました。
リュウにとって、白雪が初恋の人になってもおかしくない気がするのですが。
てか、このままだとなりますよね。淡い恋心程度で終わりそうではありますが。


楽しかったです。
次巻は8話の引きの通り、ラジ王子がクラリネスにやってくるよう。
なんとなく話は覚えていますが楽しみです。次巻は今回ほど時間をあけずに紹介できたらいいな。

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赤髪の白雪姫 1

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)赤髪の白雪姫 1/あきづき空太
生まれつき赤い林檎の様な髪を持つ白雪。珍しい髪色を悪名高いラジ王子に気に入られ困った白雪は生まれ育ったタンバルン国を出ることに。隣国の森に辿り着きそこで出会い力をかしてくれたのはクラリネス王国の王子ゼンだった!! 運命切り拓くファンタジーロマン登場――★


少女漫画が読みたいなーと思って引っ張り出しました。
はじめ夏目友人帳を読もうかとも思ったのですが、妖怪率高すぎるのでちょっと自粛しました。
自分でも思うのですが、本当そういう妖怪とか超能力とか大好きだなぁ、と。


この本を初めて読んだのは古本屋。
そのときの印象は「なんか川瀬夏菜さんの知らない国の物語 ラピスラズリの王冠 っぽい」だったんですが、赤髪の方が私は好きです。

【第1話】
白雪とゼンが出会う話。

ラジ王子の申し出を受けたくないがゆえに、国外逃亡を図ります。
白雪の行動力はすごいですね。そしてラジは本当におバカ。

でもラジ王子がいなければ白雪がタンバルン脱出をはかることはなくゼンと出会うこともなかったってことだからなぁ……。
そこは感謝すべきかな。

ラジ王子の従者が気になります。
従者が主を敬語なのにバカにしてるってのが実は好きです。
太臓もて王サーガの悠とかそういうの。


【第2話】
白雪が捕まりそうになる話。

「タンバルンのバカ王子が手に入れ損ねた赤髪の娘」ということで噂が広まってしまったがために、悪い意味で白雪に価値が見出されます。
巳早は確か再登場してたと思うのですが、こういう人ってけっこう嫌いになれませんね。
でも正直な話、若干オビとキャラが被っている気もしないでもない。

捕まってもただ助けを待つだけじゃないってのがとても白雪らしいな、と。
白雪って自分の進むべき道を自分で決めて切り開いていくイメージなので、ここでただ助けを待つだけだったらすごい違和感があったと思います。

あのタイミングで助けにくるゼンはまさに王子ですね(笑)


【第3話】
白雪とゼンが引き離されそうになる話。

最新刊で再登場したハルカ侯爵とオビ登場回。
まあまだオビの名前明らかになってませんけどね(爆)

ハルカ侯爵の考えは白雪と実際に接してみたら絶対に湧かないでしょう。
でも、白雪の存在が傍から見たら「王子に近づく街娘」なのも事実なんですよね。

なので白雪が「自分の力で門をくぐってゼンの味方になりにくる」と宣言します。
門をくぐる方法については次話で。


【第4話】
白雪が宮廷薬剤師の試験を受ける話。

「自分の力で門をくぐる」。そのために白雪は試験を受けます。
まあ1話で薬剤師をしていると言ってましたしね。

白雪が兵士たちの中で大人気ですね。
まあ、目立つ上に可愛いし性格いいしなぁ。

ハプニングがあったもののどうにか試験を終え後は結果を待つだけ。
結果は次巻でだったかな?


【八月の四季彩】
夏休み田舎の海で出会った少年少女の話。

デビュー2作目の作品だとか。ストーリーが好きです。
オチを言ってしまうと未読の人の楽しみを奪ってしまいそうなので言いませんが、このオチは好きだなぁ。

四季彩というタイトルは読み終えるとなるほどと思わされます。


おまけ頁のラジ王子の話は笑いました。
明日はそろそろ何か小説読もうかな。

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