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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】椎名 橙」の記事一覧

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それでも世界は美しい 8

それでも世界は美しい 8/椎名橙
ルナの婚約者・フォルティス公の、真の思惑が明かされる茶会。
彼は敵か味方か、それとも…?
小さな少女の運命が廻りだす、湖(うみ)の王国編クライマックス!
アニメ化にあたり描きおろした前日譚も収録。


先日購入してきたそれセカ最新巻です。
アニメは終わったんですが、見事にアニメの影響を受けていて逆に驚いてしまいました。


【第38話 毒婦の純情】
【第39話 聖となるか、邪となるか】
【第40話 大国の日々】
【第41話 Golden time】
【第42話 邂逅】
【#0 晴れの大国~Side Nike~】

が収録されています。
内容としては前巻の続きである湖の王国編アラストと大国編序章ですね。


前巻は、フォルティス公の思惑は如何にってところで終わっていたんでしたか。
フォルティス公がルナとの婚約の話に乗ってきたのは、湖の王国の王家直属の船から麻薬が見つかったからなんだとか。

フォルティス公は麻薬を積み込んだのは王家の人間であるとにらんで王家に近づくためにこの婚約を利用したってことらしいです。
ですが、実際に調べてみると麻薬を積み込んだ犯人は大臣であり、王族は関係なかったわけですね。
よかったことなんだろうけど、湖の王国の楽観ぶりは確かにちょっといきすぎていた面もあったからつけ込まれたのも仕方ないのかなぁなんて思ってしまいました。

相変わらず、ルナが幼女と思えないくらいかっこいいんですが、ラストを持っていったのはルナの兄・テーベでした。
ルナと性別を逆の方が……といわれるくらい静かで内向的な少年であったテーベの成長は目を見張るものがありましたね。
この兄妹は、両親に変わり国をもり立てていくのでしょうね。

結局、フォルティス公の目的は達せられたので、ルナとの婚約は解消されることになります。
が、ルナは今回、実際にフォルティス公の人柄に触れ、あんなにも願っていた婚約解消を望まなくなってしまうんですね。
けれど、フォルティス公からするとルナを好ましくも思いつつも自身との年の差、ルナの未来を思って身を引こうとするわけです。
でも、あのルナですよ?
ニケと度胸試しに馬を走らせるような姫君がそう簡単にあきらめるわけありません。
リビとニケに背中を押される形で、ルナとフォルティス公の婚約は続行されめでたしめでたし。

が、それだけでは終わらなさそうでもあります。
ルナの兄でありオタク気質(というか研究者)のメンフィスが登場したり
、 ニケと出会う前、荒れに荒れていたリビが行ったことについてフォルティス公が指摘したりなど、

いろいろと荒れそうな要素が盛りだくさんです。
(私の中でメンフィスはなんとなくエニグマの数奇っぽいイメージです)


で、次は大国編。
まあ、アニメからの逆輸入設定がめちゃくちゃ生きてますね(爆)
今までこの作品って登場キャラがメインキャラとゲストキャラ以外ほとんどいなかったんですよ。
なのに、今回出るわ出るわ。

コックやメイド三人組とかアニメの準レギュラーたちが名もなきモブたちとして登場してます。
ヴィオレタや小説版に登場した画家くん(レイレオナルド)なんかも出てますね。
小説版の時も書きましたが、、深夜アニメって結構みれない地域多いから、わからない人も一定数出てくると思うのでこういうネタってあんまり好きじゃないんですけどねー。
まあいいや。

前半は、リビの誕生日を本当に親しい人たちで祝うというなんともほのぼのしたものです。
が、それだけじゃないですよねー

後半はリビの暗殺計画が持ち上がって計画が進行していく様が描かれています。
しかもその中の主要人物であるらしい人物とニケが出会ってしまって……ってところで本編は終了。

ぶっちゃけ大国編終了=連載終了?とか思ってしまいました。
フォルティス公が指摘していた「可憐の花の裏側」に関わることのようです。
うーん、どうなることやら。


ラストにエピソード0的な話が収録されています。
アニメ1話の元となった話というだけあって大筋は同じですね。
港にたどり着いたニケは荷物を盗まれ無一文に。親切な家族に助けられるもののその家族にも小悪党たちが害をなし、ニケが成敗。
その小悪党たちを足にして王都へ向かうことになる、といった感じ。

アニメにはあったニケ(というか雨の公国公女)を狙う存在とかはありませんし、家族の設定も結構違います。
これはこれでありだけど、これ単品で見たらアニメの方がおもしろかった、かな。


次巻は来年初頭発売とのこと。
つまりは1月頭に発売ってことですね。

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それでも世界は美しい 7

それでも世界は美しい 7/椎名橙
ルナの婚約をめぐり、湖の王国は大騒ぎ!
大事な友人のため、ニケは男装で婚約破談の計画に協力することに。
怪しいヒゲの婚約相手・フォルティス公を陥れようと無人島に誘い出して…!?
小さな少女の心が惑う、湖の王国編。



現在アニメ放送中の作品の最新刊です。
放送日の関係でまだ1話しか見れてませんが、オリジナル色が強くてびっくりしました。


【第32話 踊る宮廷】
【第33話 湖畔にて】
【第34話 呉越同舟】
【第35話 高歌放吟】
【第36話 カナリスとして】
【第37話 My eyes on you】

が収録されています。
今回はおまけの現代パロはなしです。あえていうなら、36話の扉絵がそれかな。

前巻に引き続き、湖の王国編です。

リビとルナが表紙なんですが、正直ニケとリビが隣り合っているより自然ですよね。
うーん、やっぱり年齢差って大きいなぁ。
まあ、それ以上にフォルティス公とルナには年齢差があるわけですが。

図らずも無人島漂流生活が実現してしまいます。
フォルティス公は、カナリス=女性であることがわかった上でルナの芝居にのってあげていたようです。

無人島での一幕はリビの役立たずっぷりが明かされてますが、まあそれは仕方ないと思うんですよ。
リビの過去の境遇はあまりいいものではありません。ですが、腐っても王宮内の出来事です。
食事は用意されるものであり、サバイバルとは縁遠い生活をしていたでしょうからね。
そういう意味ではニケが本当にたくましい(笑)

そして、ニケのために危険なところまで薬草を取りにいったルナは本当にかっこいい。
怖くて怖くて泣いてしまいたいほどなのに、フォルティス公の前では絶対泣かないってのもすごいなぁ、と。
王女としての矜持であり、敵に弱みを見せないってことなんでしょうが、これはニケにはないものです。
こういう強さは本当にかっこいい。


フォルティス公の従者・リウによると、フォルティス公につきまとう噂の真相は全然違うものだったし、何かしら目的があって湖の王国に関わってきたことは確かなよう。
でもそれが終わればルナとの婚約は元々解消する予定であった、と。
だから、今回のルナが起こした騒動は無駄骨になるところだったよう。

フォルティス公の計画だけを見れば、今回ニケたちが計画に加担したの正直無駄だったってことになってしまいます。
ですが今回はすべてが無駄で終わるわけではなさそう。
この無人島漂流生活がなければ、ルナがフォルティス公を毛嫌いしたままですから、歩み寄るだとか、別の感情が芽生えるといったことはなかったでしょうから。

というか、ニールとリウのカードバトルのシーンは必要だったのか(笑)
無駄に引き分けてますけど、合計300戦はやりすぎだと思うんですが。


ちょっと気になったんですが、フォルティス公の中でのアメフラシの認識が「霧の少々思いようなもの」というものだったんです。
つまりは雨を見たことがない、と取るのが自然です。
砂の皇国の人々が雨に対しての知識がないのはともかく、他の国(あるいは地域)ではどうなっているのかな、と。
フォルティス公は自治領の領主で海の男なわけです。
で、天候が荒れる云々って話はあるので、自然の雨が降らないのなら、荒れるってどういう天気を指すのかな?って気になりました。
閑話休題。


フォルティス公の計画については次巻に持越しです。
こういう収録の仕方するから続き買っちゃうんだよなぁ……。
次巻は、今年の秋発売です。

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それでも世界は美しい 6

それでも世界は美しい 6/椎名橙
砂の皇国でニケが目にした、水不足にあえぐ人々、皇国の歴史、そして皇太子・イラーダのかなしみ。
すべてを胸に、ニケはふたたび歌い、雨を呼ぶ。
この雨が伝えるものは…。
砂の皇国編、心震えるクライマックス。


昨日のうちに読み終わっていたんですが、時間がなくて紹介できなかった1冊です。
やっと紹介できました。


【第27話 Never end 1】
【第28話 Never end 2】
【第29話 大国への路】
【第30話 再来】
【第31話 湖(ウミ)の王国】
【番外編】
【巻末おまけマンガ】

が収録されています。

前半は砂の皇国編、後半は以前{多分1巻?)登場したルナの国、湖の皇国編です。


作中でも触れられていましたが、ニケはもうちょっと人を疑うということを知るべきかと。
素直なのは美徳なんでしょうが、王妃としてはもうちょっと裏を読むということを覚えてほしいな、と。

一見真面目でいい人な太子ですが、あの人絶対むっつりだよ(笑)
というかそれ以前にああいう人は国のために必要だと判断したらなんでも出来る人だと思うんですね。

だから、最悪手籠めにされていてもおかしくはなかったんじゃないかな、と。
まあ、少女漫画ですからそういう展開になっても未遂で終わるでしょうけど。
(そういう意味ではジャンヌにはひどくドキドキした記憶があります(笑))

きっと、湖の王国編も似たようなことになるんでしょうね。
男装してカナリスと名乗ってルナを守ろうとするニケですが、これもまた空回りというか余計な騒動を巻き起こすことになるんだろうなぁ。


巻末予告によると次巻は春頃発売予定。
まあ、アニメの放送開始が4月とのことですからそれに合わせてくるのは目に見えてますね。

正直、この作品はアニメ化するような作品じゃないと思うんです。
ただニケのアメフラシだけはカラー(どうせなら動画)でみたいです。
ぶっちゃけそこ以外はどうでもいいんですけど、世間の評価はどうなんでしょう?

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