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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】田中 芳樹」の記事一覧

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創竜伝 5 蜃気楼都市

創竜伝(5)蜃気楼都市 (講談社文庫)創竜伝 5 蜃気楼都市(ミラージュ・シティ)/田中芳樹
日本海に臨む海東市にある白楊学院の日高院長は竜堂兄弟の亡き祖父の友人だった。その院長からある日、SOS信号を受けた四兄弟は、二学期の始まりから学園を救うため出撃した。謎の転校生・終と余は巨悪たちの集う仮面パーティに潜り込み、大暴れ。怒りの四兄弟がそろってドラゴンに変身するのはいつか!?

昨日いっていたあらすじ部分の編集は今日の日中に終らせました。
なんだかんだで1時間以上かかりました。
やっぱり思ったより記事数が多かったです。

田中芳樹さんの作品もこれで3つ目なのでカテゴリを作りました。

創竜伝シリーズ初の番外編です。表紙を見る限り冬の話っぽいんですが、実際は9月頭1週間くらいの話。


四兄弟の祖父・司の友人のもとに向かうところから始まります。
海東市。そこの支配者・名雲とそこに本拠地をかまえる宗教団体の教主を相手に戦います。


竜堂兄弟が祖父の友人に遠慮しているせいなのか、かなり大人しいです。
建物も壊してませんし、銃弾やらミサイルやらそういう危ないものがとんでいた訳でもなく。

一応、竜化するものの、ただ火事を消化しただけ。
……あ、茉莉ちゃんを助けてましたね。青ってことは始さんか。
さすが始さん(笑)

茉莉ちゃんも登場するものの、ただご飯作って服を調達しただけな印象でした。


今回は読み終えて「おもしろかった」とは思うもののあんまり印象に残ってません。
うーん、なんでだろ。


巻末に作者田中芳樹さんと小野不由美さんの対談が収録されているのですが、類は友を呼ぶとでもいうのか。
どちらも人気シリーズを絶賛放置中。
創竜伝もそうですが、十二国記シリーズも続きでないですよね。
どちらもおもしろいだけにもったいない。


あとノベルス版の座談会に東遊記、南遊記、北遊記があるって話が出てましたけど、何年も前にサンデーで東遊記なる漫画ありませんでしたっけ?
確か三蔵の孫か何か主人公で東まわりで天竺を目指すみたいな話。
地味に立ち読みしていたんですが、途中で立ち読みを止めてしまったのでどうなったのかまったくわかりません。
そんなに長続きしてはいないと思うんですがどうなったんだろう……。

ちょっと気になるので今度古本屋に行ったら探してみようと思います。

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創竜伝 4 四兄弟脱出行

創竜伝(4)四兄弟脱出行 (講談社文庫)創竜伝 4 四兄弟(ドラゴン)脱出行/田中芳樹
ドラゴン・ブラザーズの超人的能力を目の当たりにした闇の世界の支配者は、ついに長兄・始の謀殺指令を下す。火と化した続、風を呼んだ終、水を奔らせた余に続いて、長兄・始がドラゴンに変身するときが迫る。世界を牛耳るフォー・シスターズさえもひれ伏す悪の帝王の陰謀は今、人類の最終戦争を誘発する!


これもまた久しぶりの創竜伝です。
前回は5月21日なので3ヶ月ちょっとぶりの続きです。

13巻発売からもう何年もたつのにまだ14巻が出ないことを考えるとこれくらいのペースで読んでもなんら問題ないと思いますけど。


今回変身するのは始です。
下から順に竜身になっていたのですが、これでとうとう4人全員が竜身になりましたね。


初っ端からいきなり神話と歴史の世界(正確にいうと余が見せられた夢)なので、あれ?ってなりました。
この巻ってだいぶ神話色が強いので、過去竜堂兄弟が竜王であったころの出来事が多く描かれています。

ようやく敵の正体が明らかになってきました。
表立って竜堂兄弟に接触してきていたレディLの親玉の親玉。
竜と同じく神話の登場人物ですね。

レディLの最期は……。うーんちょっと嫌でしたね。
田母沢の死は全く問題なく受け入れられたんですけどね。


前にも書いたような気がするんですけど、三人の大人たちが好きです。
終におじさん呼ばわりされてますけど、29歳なんですよね。
終にそういわれるのはちょっと可哀想とか思いましたけど、余から見たら29歳はおじさんなんだろうな、とか思ったり。


今回もまたいろいろ考えさせられました。
古い作品なので、多分今とはだいぶ違うところもあるんじゃないかな?と思いつつも読んでました。
そういや地球温暖化とは言いますが、温室効果ガスがどうとかって話、最近聞かなくなりましたね。


茉莉ちゃんの正体がそろそろ明らかになりそうです。
というか、巻末座談会で言っちゃってるんですけどいいんですかね。
文庫から入る人ってのもけっこういると思うんですけど。


大人3人+1匹&茉莉ちゃん。
竜堂四兄弟。

ばらばらになってしまった8人と1匹ですが、広いアメリカでどう再会するのか、全く覚えてないので、楽しみです。

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創竜伝3 逆襲の四兄弟(ドラゴン)

創竜伝(3)逆襲の四兄弟 (講談社文庫)創竜伝3 逆襲の四兄弟(ドラ ゴン)/田中芳樹
アメリカ四大財閥フォーシスターズが送り込んできた美しきアマゾネス・レディLはドラゴン・ブラザーズから受けた耐えがたい屈辱を晴らさんと、再び邪悪きわまなりない陰謀を巡らす。
大衆煽動を繰り返し、竜堂兄弟の母校共和学院に火を放った敵に対し、西海白竜王・竜堂終がついに怒りの竜と化して逆襲する!


すごい中途半端な巻数なんですが、このブログを始める前に1巻2巻は読んでしまったので、仕方ないです。

水地さんがいい性格してますよねぇ。
ああいう人好きです(笑)
上官との漫才には思わず笑ってしまいました。

ついでに花井さん(旦那)も好きですね。知らず知らずに真実を口にしている、って思わずクスリとしてしまうんですよ。

今回は三男坊が変身します。
末っ子、次男ときて今回三男なので、次は長男でしたっけ?
随分前に読んで以来なので細かなところはけっこう忘れてます。
松永くんとかこんなに早く出てたことに驚きました。

けどまあ、小早川奈津子ほどインパクトのある人物は中々忘れませんけどね。
というか、あの人は忘れられないってのが正確でしょうか。


創竜伝や、同作者の薬師寺涼子シリーズなんかを読むとすごい考えさせられます。
今回作中で出てきた『ヴラド計画』なんか確かにな、と思ってしまいました。

この小説がノベルスとして発表された当時。私は生まれてもいませんでした。
20年以上も前の古い小説だというのに、現代にも通じるものがあるというのは本当にすごいです。


私が持ってるものって確かバザーか何かで手に入れたんだったと思ったのですが、今見て驚きました。
初版でした。通りで文字が小さいわけです。
最近のものと見比べてみると本当に小さいのが分かります。


そして、本編終了後、次のページによく見る注意書きがありました。
『この物語はあくまでフィクションであり、現実の事件・団体・個人などとは無関係であることを、とくにお断りしておきます』と。
“とくに”と書いてあるのは初めて見た気がします。そう書かないといけないってことは、現実と物語の区別のつけられない、それこそ花井夫人のような人がいるってことなんでしょうね。
なんか嫌ですね、そういうの。


この小説って20年以上前からある作品にも関わらず、いまだに完結してないんですよね。
ここ数年、新作は出されず、文庫がノベルスに追いついて、YA!ENTERTAINMENTで新装版が出されてます。
いったいいつになったら完結するんでしょうね。完結とまではいかなくてもせめて新刊をお願いしたいものです。

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