絶対可憐チルドレン 14/椎名高志
いつでもどこでも大の仲良し、最強特務エスパー"ザ・チルドレン"
14巻は、3人娘(チルドレン)と皆本とのファースト・コンタクトを描いた"出会い"編が完結!
禁断のエピソード…"その通りになるのです帳"で爆笑!!
薫が澪に寝込みを襲われる…"ファントム・メナス"でドキドキ!!
昨日、何故か怖くない幽霊の話(=感動系)を読んでいるうちにいつの間にか怖い話にシフトしてて、続きが気になって気になって。
丑三つ時まで起きてました(笑) 起床6時なので超眠いです。
【1st sense. そのエスパー、凶暴につき(4)】【2nd sense. そのエスパー、凶暴につき(5)】
【3rd sense. そのエスパー、凶暴につき(6)】【4th sense. そのエスパー、凶暴につき(7)】
チルドレンと皆本さんの出会い話後半です。
この当時のチルドレンのすさみっぷりが半端ない。
まあ、動物のように(というかそれより酷いかも)管理され、痛みでさからうことを許されず、すさむなという方がおかしいんですよ。
予知にもとづいて火災現場に向かったチルドレン。そこで爆発に巻き込まれて須磨主任のもとから逃げ出します。
しかし、そう簡単には脱走できません。
というのも須磨主任、ジャケットにも電気ショックを搭載していたんですね。紫穂あたりが気づいてもいい気がしますが、まあいいや。
一方、皆本さんも桐壺局長に引っ張られて現場入り。
九具津さんもちらっと登場してますが、相変わらずモガちゃん好きですね。
でも初音ミクや綾波レイのフィギュアもあるんで、美少女モノならなんでもいいのかもしれないなぁ。
閑話休題。
暴走する薫でしたが、皆本さんにほだされてどうにか事故現場が鎮火させることに成功します。
皆本さんにとってはそれが普通なんだろうけど、薫からすると優しくされることに慣れなくて本当に猫みたいです。
紫穂と葵からしてみると、薫がほだされた時点で皆本さんは警戒する対象じゃなくなるんだろうな。
ちょっと気になったこと。
ダブルフェイスや賢木先生はヘリでチルドレンのもとに向かっているんですが、賢木先生はそこに皆本さんがいたこと気づいてるんだろうか。
普段の賢木先生ならなんか一言二言ありそうな気がするんですが。
まあ、いっか。
そうして、2度目の「はじめまして」をしたチルドレンと皆本さん。
こういうのいいです。
【5th sense. その通りになるのです帳(1)】【6th sense. その通りになるのです帳(2)】
【7th sense. その通りになるのです帳(3)】
DEATH NOTEパロ。
その名も「その通りになるのです帳」。
書いたことがその通りになるんですが、能力的にはかなりしょぼくて。
「巨万の富を手に入れる」で「1000円発見」ですからその程度がわかるかと思います(笑)
チルドレンたちはお互いの目をかいくぐっていかにして「皆本さんをひとりじめにする」と書き込むかを試行錯誤しています。
怖いけど、可愛いですね。
その裏で、兵部は皆本さんに化けてBABELに潜り込みます。
狙いは自身のデータを書き換えることだったわけなんですが、最初管理官にキスするのかと思いましたよ。
実際全然違いましたけど(笑)
この2人は姉弟みたいなもんだからだと今ならわかるんですけどね。
【8th sense. ファントム・メナス(1)】【9th sense. ファントム・メナス(2)】
【10th sense. ファントム・メナス(3)】
薫とパンドラのメンバーが黒い幽霊(ブラック・ファントム)のエスパーに対抗する話。
任務の最中にケガをして安静を言い渡された薫は1人留守番してました。
そこに澪がやってきて連れ出されるわけですが、その理由はなんとも物騒なものでした。
小型ジェットを爆発させて黒い幽霊のエスパーをいぶりだし、倒そうというもの。
他の乗客の安全なんて考えていないあたり、パンドラとBABELでは考え方が違うんだなぁ、と考えさせられてしまいました。
そんなこと、皆本さんのもとで育てられている薫が許せるわけなく。まずは乗客の救出から始めたようですが、本当に爆発させた意味ないなぁ。
カズラとカガリの2人がちゃんと登場するのは今回が初かな?
カズラはテレポートペースの合成能力者。体を触手に変化させて敵を拘束したりすることが出来るわけですね。触手はサイコメトリーも使えるとのこと。
カガリは複合能力者。念能力(サイコキネシス)、火炎発火能力(パイロキネシス)、ついでに予知能力(プレコグ)と結構もりだくさん。
ついでに紅葉姉さんの能力も説明されています。テレポートペースの合成能力者で空間固定が出来るとのこと。
怪力はその応用らしいんですが、いまいちよくわかりません。
黒い幽霊のエスパーはあのパティです。そういや、最初敵だったんですよね。
すっかり忘れてました。
戦いがはじまる、というところで今巻は終了。
テレポーターばかりのこの戦いですが、どうなるかはなんとなくしか覚えていないので次巻が楽しみです。
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